キャラクター紹介
侍道2 キャラクター紹介


主人公
プレイヤー。 ある日ふらふらと天原に流れ着いた侍。 空腹でこの地に行き倒れたが、名無しっ子からおにぎりを恵んでもらい事なきを得、 数日間この地に滞在することとなる。 この侍の性格、容姿、剣の腕前はもとより、この天原にどのような影響をもたらすのか? それは全てプレイヤーの手に委ねられるだろう。

天原の町人たち
天風の名なしっ子
(あまかぜのななしっこ)
■言葉が不自由で自分からうまく話すことができず、読み書きもままならない少女。 身寄りもなく遊郭の「天風」で雑用係として働いており、 周囲の者からは「名なしっ子」と呼ばれている。 困っている者を放っておけない優しさを持っており、 犬や猫、行き倒れた主人公にまで自分の飯を差し出す。
◆たまに街中をうろうろしているが、 非道な侍(プレイヤー)によって残酷に斬られる運命を背負っている悲しき少女。 エンディング収集のために見殺しにされることもあり、悲運である。
舞風
(まいかぜ)
■遊郭「天風」の一番人気の花魁。 この時代のこの場所にあって誇り高く生きる女性。 名なしっ子に厳しくあたっているようだが、 それはこの世の中の厳しさを教えるためであるようで、 本当は名なしっ子の事をとても心配しているようだ。
◆ゲーム中ではイベントしか登場しないため存在感が薄い。 主人公が遊郭に遊びに行ってもいつも同じ会話が流れるだけなので、 彼女が天風一番人気の花魁だと認識しているプレイヤーは皆無。
団八
(だんぱち)
■遊郭「天風」を取り仕切る、派手な刺青をした男。 風貌に似合わず真人間で、情報通でよく気がつくらしい。
◆いろいろ頑張っている人物ではあるはずなのだが、 刀を求めるプレイヤーにより背後から切られたり、 ハメられて逮捕させられたりと大変な目にあっている。 真人間なのだが感情移入してくれるプレイヤーはほとんどいない。
奈美・ファンバステン
(なみ・ふぁんばすてん)
■遊郭「天風」の遊女。容姿を見るに純粋なこの国の血を継ぐ人間ではなさそうだ。 派手な服装と日本人ではない独特の色香で人気がある。 裏で権力者と内通しているという噂もある。
◆町人ルート以外でないと出現しない悪女キャラ。 専用武器を落としてくれるため、プレイヤー認知度は花魁の舞風より高い。
弦庵
(げんあん)
■天原一の医者。けが人や病人がいるとどこにでも赴き、 金のない患者であっても面倒を見るため、口が悪く外見も強面だが皆から慕われている。
◆街中に出現しないため、辻斬りしたくてもできなくて嘆いている侍が多い。 その口の悪さが災いして、もし街中を歩いていれば真っ先に斬られるであろう。
千代
(ちよ)
■弦庵の助手で、よく気のつく面倒見のいい女性。 何かと口の悪い弦庵をうまくフォローする。 天原の生まれではないらしい。
◆このキャラはともかく、裏の姿で苦戦した侍は多いだろう。 専用刀のおかげで軽装でありながら堂島並の硬さを身にまとった人。
紅屋角兵衛
(べにやかくべえ)
■天原に拠点を置く大店の商人。 かなりの財力を持ち、確かな人脈を持っているようだ。 わざわざ天原に進出したのには、何かわけがあるのだろうか?
◆エンディングだけしか出番がなく、そのために存在する人物。 プレイヤーが主要キャラを殺しまくってストーリーがガタガタになったら彼の出番だ。
薬売りの九三郎
(くすりうりのくさぶろう)
■天原へ流れ着いた薬売りの行商人。 誰にでも気さくで愛嬌があり、明るい性格をしている。 野次馬根性があるらしく、事件があると首を突っ込みたがるらしい。
◆彼も裏の姿で手こずったものは多いであろう。 空中に逃れようとも首を捻じ曲げられた侍は数知れない。
堂島
(どうじま)
■沼田町で鍛冶屋を構えている刀鍛冶。腕前がよく腕っ節も立つ。 夜になると町を歩いているが、これは治安維持がてらの散歩であるらしい。
◆刀だけでなく武器なら何でも鍛えてくれる便利屋だが、いつ行っても待つ人がいなくて空いている。 しかし刀を折られ逆ギレする侍によって斬られ続けるのは前作から逃れられない宿命。
黒生鉄生
(くろふてっしょう)
■鹿野町の天原道場の師範。 旅人であっても広く門戸を開き、日夜門弟達の育成に励んでいる。
◆このゲームを知らない人はビールと勘違いしてしまう名前である。 良質の刀を狙い幾度となく勝負を挑んだ侍も多いであろう。

奉行所の同心たち
黒羽三河守義隆
(くろはみかわのかみよしたか)
■天原奉行所の奉行。かつては公明正大で民衆からの信頼も厚かったが、 江戸幕府の目論見を知ってからは、幕府によるお取り潰しを警戒し、 圧制を布くようになってしまった。
◆刀が欲しいのに、やたらと抜突を多様して自ら刀を破壊してしまう困った人。 折れた刀で装備も変えず戦い続ける闘志あるお奉行。
武藤郷四郎
(むとうごうしろう)
■奉行である黒羽に心酔している同心。 お奉行のためにその刀を振るい、お奉行こそ大義と信じている。 黒羽が圧制を布くようになってからは、 些細な悪も見逃さない神経質で鋭い眼光を光らせている。
◆戦闘になると、刀をぶんぶん振り回してやたらとうっとうしい。 それなりに人気があるが、それなりに辻斬り対象にもされる人物。
中村宗助
(なかむらそうすけ)
■同心。外見も口調もオカマっぽく軟弱そうに見えるが、頭が切れ剣の腕もかなりのもの。 黒羽を信頼し仕事をこなしていたが、最近豹変した黒羽のあり方に疑問を持つようになる。 奉行所にはお奉行に心酔する同心が圧倒的に多い中、 このような考えを持てる珍しい存在といえる。
◆外見によらず意外と強敵で、返り討ちにあう侍が多い。 全キャラで唯一追い討ち攻撃を受けたあとの立ち直りが素早く、 こと戦闘において優遇されているキャラである。
保野暮右兵衛
(やすのくれえもん)
■天原奉行所を監視するため、幕府から派遣されてきたお目付け役。 しかし利己主義者であるため、その権力を悪用し町で好き放題している。 民衆から金を巻き上げることもあり、黒い噂が絶えない。
◆滑稽な格好の攻撃をしてくるので、食らうとかなりウザくむかつくキャラである。 もし自由に辻斬りできる設定であれば、多くの侍が毎プレイ斬り捨てることだろう。

青門組のヤクザ連中
高沼半左衛門
(たかぬまのはんざえもん)
■暴力と恐怖によって天原の支配を目論む野心家。性格は残忍で凶悪。 現在は奉行所との抗争に備え、腕の立つ用心棒を探している。
◆戦う機会が多い割に、リーチが長く高威力の技を連発してくる強敵。 初心者はまずこいつを倒せる術を持たないと、ロクにエンディングまでたどり着けない。
陰沼京次郎
(かげぬまきょうじろう)
■青門組の用心棒。血に飢えた残忍な人物で、その強さから狂犬と呼ばれることもある。 青門組に対して忠誠心はなく、ただ人を斬るためにここに留まっている。 男と間違われることもあるが、女である。(極度の女嫌いのため男装している)
◆人気投票でも常に上位にいる人気者。この性格この風貌で女であることが大きいだろう。 自分も紅大吟醸で腹に刀をぶっ刺されたいという侍が後を絶たない。
一吉・仁平・三太
(いちきち・にへい・さんた)
■青門組三人衆。つねに3人で行動している。 強い者には服従し、弱い者には強気な態度を取る子悪党。 ヤクザでありながら「任侠」の精神とは程遠く、青門組の変貌ぶりを象徴する存在であろう。
◆通称3バカ。そのキャラで以てオープニングを引き立ててくれる。 あとはとりあえず初心者の練習台以外、役柄を与えてもらえそうにないだろう。
天原のかすみ
(あまはらのかすみ)
■青門組の先代の忘れ形見。 彼女はヤクザではないが、父親と同じく「堅気には手を出さない」という信条を持ち、信義に厚い。 任侠を軽んじ非道集団と化してしまった青門組の現状を憂えている。
◆専用刀が取れないといろんなところで試し斬られたり、 粉末薬集めのためにいきなり襲われたりと、苦労が多い女性。 ストーリー上では重要な役柄なのだが、それ以外での扱いはどうもかわいそうである。

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