■ 倉庫枠対策

・ここでは現在50枠となっている倉庫を、いかに有効に使うかを考察しています。
・このゲームは生産や竹簡など非常に多くのアイテムが必要となり、 かつそれらを保管するための倉庫枠が50しかなく、うまくやりくりしないとすぐ倉庫が埋まってしまいます。
・倉庫は1キャラにつき1つ(50枠)与えられ、さらにアカウント共通の一族倉庫が10枠あります。
 つまり3キャラ作成すれば、3キャラ分それぞれの倉庫(150枠)に加えて一族倉庫(10枠)、 合計160枠を確保できます。
・人によっては2アカウントを習得し、この倍を確保することで倉庫を活用している人もいますが、 受け渡しなどを他の人に頼んだり、2台のPCを使用したりなど、面倒なことが多いため、 今回は割愛して考えます。
・今後、倉庫枠が50以上になったり、仲間内で共有できる倉庫が実装された場合は、この限りではなくなります。

● 基本対策

・育てる予定がなくても、まずはメインキャラ以外に2キャラを作成し、 倉庫枠160を確保できるようにするのがよい。
 倉庫専門キャラとなってしまうかもしれないが、 倉庫の確保を考えれば、キャラ枠を遊ばせておくのはもったいない。
・人によって倉庫の使用用途は様々で、主に生産するための素材や、 今は必要ない竹簡を預けておくことが大半である。
 メインキャラ1キャラだけを育て、別キャラで生産もしないのであれば160枠で十分事足りるが、 別キャラでも生産を行っている場合は、うまく考えなくてはならない。
・3キャラとも戦闘、生産を行う場合は、3キャラ全てで生産素材や竹簡の確保が求められるため、 非常にややこしい倉庫管理をしなくてはならない。
・どういう場合であれ倉庫欄が圧迫しているなら、 必要の無いものは捨てる等、取捨選択は必要となってくる。
 物を捨てられない性格の人ほど倉庫欄がいっぱいになることだろう。
・一族倉庫は別キャラ間での受け渡しにもっと最適な手段であるため、 基本的にある程度の枠を空けておいたほうがよい。
 入れるのなら、どのキャラでも入手する機会のあるものをとりあえず置いておくとよい。
 (3キャラ共で採集をよく行うのであれば欠けた竹簡。軍略を行うのであれば軍需品。など)

● いらないものを削る

・倉庫欄が増やせない以上、必要のないものを捨てるか売るかしないといけないのは当然である。
 ここではそのポイントを整理する。生産素材に関しては後述。

依頼関連アイテム
 あらかじめとっておいた依頼アイテムも、よほど達成が困難であるもの以外は全て破棄してもよい。
 依頼が終了した関連品は使い道がなく他の人に受け渡しができないものが大半で、倉庫に溜めておく理由がない。

珍品
 珍品の用途はコレクションとして保管するか、お店で売却するかくらいであるが、 はっきりいってよほど倉庫欄に空きがないとコレクションする余裕はない。
 基本的に珍品は即、売って問題ない。

依頼達成報酬アイテム
 これがかなり倉庫欄を圧迫する。装備品である場合は、 実用的で使う見込みのあるもの以外は全て売り払ってかまわない。
 問題は消耗品の方だが、まず自分もしくは味方が医食調合を持っている場合は、 効果が重複するアイテムから削るとよい。
 医食調合がなくても、基本的に依頼報酬の消費アイテムで残す価値のあるものは 勢力武将からの依頼達成品くらいで、それ以外はなくても困らない。
 消費アイテムの場合は売る以外に、狩りや軍略などで惜しみなく使ってもいい。

敵ドロップアイテム
 狩りをよくする人であれば、敵からしか入手できないアイテムがたまっていく。 しかしこれも残す価値のあるものは少ない。
 装備品であれば、装備する見込みのあるもの以外は即売ってかまわないし、 消費アイテムも医食調合及び霊符生産で入手できるものが多い。
 ただ、敵によってはかなり実用的なものを落とすことがあるので、 必要最低限のものだけを選び、残すとよい。

竹簡
 キャラクター育成方針によって、残すもの残さないものが決まるため、人それぞれである。
 特定の戦闘系統をメインにする人なら、基本的にその戦闘系統以外の竹簡は保管しなくてもよい。
 問題は複数の戦闘系統を極めたい人の場合だが、 その中でもメインとなる戦闘系統(合戦や部曲戦で使用する系統)に関しては、 最もベストな技能の組み合わせができる程度の竹簡は確保しておいたほうがよい。
 メイン以外の戦闘系統の場合、なくてもなんとかなる技能も多いので、 必要最低限の技能だけを残せば事足りる。
 竹簡の場合は倉庫欄だけでなく、技能欄のやりくりもしておいたほうがよい。
 (流血の矢・弐を手に入れたので、流血の矢・壱はすぐ処分する、など)
 多くの竹簡を残したい場合は、仲間内で竹簡管理担当を決め、 そのキャラにまとめて預けておくと無駄がない。が、引き受けてくれる人はあまりいない。

● いらないものを削る(生産編)

・1アカウント3キャラの内、生産をどのキャラで分担しているかによって選択は違ってくる。
・基本的に1つの生産、採集技能だけでは全ての生産ができないようになっているため、 他の生産で入手する素材も、倉庫欄に確保しておく必要が出てくる。
 (例えば金属鎧Lv35の「金剛鎖子甲」は、「黒漆」「絹生地」「濃縮ニカワ」は金属防具では生産できないため、倉庫に多少のストックをしておいたほうがよい。)
・2キャラ以上で生産している場合は、それぞれで生産できる素材はそれぞれの倉庫に入れておくとよい。
 (例えば医食調合と木工加工のキャラがいる場合、 甘露水を生産するのに必要な「浄化霊水」は木工加工キャラが作れるので、 医食調合のキャラの倉庫に「浄化霊水」を置いておくのではなく、 木工加工のキャラの倉庫にしまっておくのがよい、ということ)
・基本的に店売り素材(各水晶の塊、医食素材など)は倉庫にためておくのは枠がもったいない。必要なときに店で買うのがよい。
・何をよく生産するかによって、置いておく素材を決めるとよい。
 特に医食調合の場合は実用的な生産物が多く、よく生産するものの組み合わせは多様である。
 防具の場合はLv25、Lv35、Lv39の装備全般が生産機会が多いと思われる。
 武器の場合は全てに生産の機会があるため、絞るのは難しい。
・それでも絞れなければ、生産する機会がかなり低いもの(低レベル帯装備など)、 生産するのに苦労しない素材をいっそ処分してしまうのがよい。
 以下に各生産別に考察し、厳選一例を載せる。

金属武器加工金属防具加工
 低レベル装備を生産する機会がないなら、精錬錫、精錬銅、錫の延棒、銅の延棒、銅甲片あたりはすぐ作れるので処分してよい。 (銅鉱石、錫鉱石、金剛砂の3つをストックしておけば十分)
 延棒、甲片系は必要なときのみの生産に留めたほうが倉庫欄に余裕ができる。
 留め金もそうしたいところだが、中途半端に数が余ることが多く、 結局捨てきれず倉庫に残るケースがほとんど。
 作り貯めしておくとすれば鋼と銀の延棒で、砥石、白炭、砥石があれば百錬鋼と銀の留め金は作れ、 銀の延棒から銀箔もすぐ作れる。
 高レベル生産になるほど他の生産素材が必要になることが多いので、倉庫対策をしておかないとすぐ圧迫する。
 琥珀は他生産含めて需要があるので多めにストックしておいたほうがよい。

  厳選推奨素材:銅鉱石、錫鉱石、金剛砂、鉄の延棒、鋼、銀の延棒、金箔、白炭、百錬鋼、砥石、琥珀、金剛石の原石、黒炭

  金属防具の場合は、Lv39、Lv35、Lv25の防具を作れる素材もストックしておいたほうがよい。
  Lv25防具一式:木綿、くみ紐、ニカワ
  Lv35防具一式:黒漆、絹生地、濃縮ニカワ、羊脂白玉、生糸、羊脂白玉原石
  Lv39防具一式:加工高級毛皮、黒真珠、黒檀材、濃縮ニカワ、羊脂白玉、絹紐

木材加工
 霊符も生産している場合は、素材だけで倉庫をかなり圧迫する。
 しかし木工加工の場合は素材を作るのが楽で、竹材、樫材、透漆、樺材、 編白羽、桃材、コウゾ材、檀材、編蔓、蔓紐、黒檀材、白蝋棒、編黒羽は全て1つの素材から生産できるため、 これらは作り貯めしておかなくてもよい。(むしろ作りすぎると倉庫を圧迫する)
 真竹があれば竹材と紙がすぐ作れるし、藤蔓から編蔓、蔓紐の2つが選択でき、 樫の丸太は皮革に複数必要であり、桃の丸太、檀の丸太、コウゾは宝飾で使うので、素材のままで残す意味はある。
 黒漆はあらかじめストック推奨。しかし作り貯めておくのは黒漆くらいで、弦や強化弦もそれほど頻繁に使うのでなければ、無理に生産しなくてもよい。
 霊符をよく生産するなら、これらを削るのがよいだろう。
 医食に必要でなければ、杜仲、桂枝、黄柏はストックしていなくてもよい。

  厳選推奨素材:真竹、樫の丸太、生漆、樺の丸太、白羽、桃の丸太、コウゾ、檀の丸太、黒漆、藤蔓、黒檀、白蝋木、黒羽、楊梅皮

皮革加工
 低レベル装備を生産する機会がないなら、加工獣皮、革紐、革札はすぐ作れるので処分してよい。
 鞣皮液、鼈甲材あたりもすぐ作れるが、レベル上げ過程などでそこそこの数が有り余るので、 2枠以上(5000個)を超えなければ許容範囲だと思われる。
 皮革基礎・参の素材は、獣牙、獣角、鼈甲、上質獣皮、鞣皮液(樫の丸太)があれば全て作れる。
 皮革基礎・四の素材は岩塩と石膏をストックせず純塩を作り置き、上質毛皮もストックしておけば十分。
 他に削れるものが少ないので、他の生産素材をうまく別キャラに持たせられれば、倉庫に余裕はできる。

  厳選推奨素材:獣皮、獣骨、毛皮、獣牙、獣角、鼈甲、上質獣皮、鞣皮液、純塩、上質毛皮
  Lv25防具一式:銀箔、黒漆、くみ紐
  Lv35防具一式:黒檀材、絹生地、琥珀、絹紐、生糸
  Lv39防具一式:犀角、黒檀材、百錬鋼、黒真珠、黒漆、金剛石

布地加工
 全生産系統の中では最も倉庫に余裕があるため、枠空けにはそれほど苦労しない。
 薬草採集で集めるものは「清水」「麻」「綿花」「蚕繭」「黒真珠」だけで、 医食調合に使わないなら、それ以外の素材は処分してかまわない。
 ただランク4の素材であれば露店に出せば売れることがあるので、いくつか取って置くのもよい。
 余裕があるのなら、需要がある犀角あたりをストックしてもよい。
 容量20袋の遠征荷物袋をいつでも作れるよう、加工高級毛皮、編蔓、琥珀はストック推奨。

  厳選推奨素材:布地基礎で作れる素材全部
  Lv25防具一式:硬革紐、紅玉原石、銀箔
  Lv35防具一式:厚皮、編蔓、琥珀、黒漆
  Lv39防具一式:黒羽の紐、加工高級毛皮、金剛石の原石、黒羽、厚皮、黒漆
  遠征荷物袋:加工高級毛皮、編蔓、琥珀

宝飾加工
 意外と素材が多く、不必要なものを作りすぎると圧迫する。
 砥石と原石があれば黄玉、藍玉、翡翠、羊脂白玉、金剛石あたりはすぐ作れるが、 これらはレベル上げでお世話になるケースが多く、捨てられるほど少ない数ではないだろう。
 霊石結晶、霊石塊、黒羽の紐あたりは削りやすいと思いきや、 中途半端に数が余ることが多くこれも捨てにくい。 黒珊瑚に至っては店売り品から生産しているため、捨てること自体がもったいない。
 となると後は土台や帯をむやみに作り過ぎないことである。 獣牙、獣角、上質獣皮、上質毛皮、鋼、銀の延棒があれば 中レベル以降の土台と帯は作れるので、ここでうまく削りたい。
 幸い他と比べ、他生産素材は少なめなので、余計なものを作りすぎなければ倉庫は圧迫しない。

  厳選推奨素材:獣骨、白羽、獣皮、紅玉原石、霊石片、獣角、獣牙、上質獣皮、砥石、黄玉原石、藍玉原石、翡翠原石、羊脂白玉原石、金剛石の原石、鋼、黒羽

医食調合
 毎回生産するものが決まっているなら、それ以外の素材は置いておかなくてもよい。
 菜種油、小麦粉、醤油、調理油、調理塩、刻み生姜、豆腐は作ろうと思えばすぐ作れるので、 邪魔なら処分してもよい。
 ただし醤油は熟成醤油、刻み生姜は各調薬で必要になるので、 この場合は必要なときだけ大豆や生姜から生産する、という方法がよいだろう。
 また完成した消耗品を溜め込みすぎると倉庫を圧迫する、 特に染料系は生産したらすぐ使ってしまうとよい。
 簡易アイテムスロット枠が4つであることを考えると、 あまり複数の回復アイテムを持つ必要はないので、 むやみに色んなものを作り置きしない方がよい。

 残す素材は、生産するのに手間がかかるものを中心に、できるだけ枠を抑えられるように残せばよい。
 菜の花は菜種油、ナツメは乾燥ナツメか薬湯、山椒は粉末山椒にしか使い道がないので、 これらは素材に生産して保管し、残った端数は処分してもよい。
 甘草は還丹、蜂蜜は月餅、小麦は活力散、岩塩は活力丸の素材であるが、 これらを生産するつもりがなければ、全て生薬粉や小麦粉、調理塩にして、 余ったものを処分するとよい。
 薬湯が十分にストックがあるなら、滑石は残さなくてもよい。 混合生薬粉、熟成練薬、濃縮薬湯にも同じことが言えるが、これらは生産量が少なく、 よほど生産を繰り返さないと大量にはストックできない。
 杏仁は薬湯以外にも使うことがある上、若干採りにくい素材なのでストック推奨。 きのこも使う人は使う。
 清水は頻繁には使わないがないと困ることがあるので、ある程度ストックしておく。
 薄荷、川魚は生産できるものが微妙なので、必要なければストックしなくてよい。
 黄柏、杜仲、桂枝、楊梅皮は木材採集キャラがいればそちらで保管し、いなければ医食キャラでストックしておく。
 黒真珠、犀角は他生産でも使用するので、ある程度の数をストックしておくとよい。

  厳選推奨素材:生薬粉、練薬、薬湯、混合生薬粉、熟成練薬、濃縮薬湯、粉末山椒、熟成醤油
  余裕があれば:清水、大豆、黄柏、杜仲、桂枝、楊梅皮
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