□ 天誅忍凱旋 キャラクター紹介 □

■ 天誅忍凱旋 主人公紹介 ■

◆ 力丸 ◆


忍び名:力丸(りきまる)

25歳・男


18歳の時、師である東紫雲斎より東忍流に伝わる名刀、十六夜を授かり、
郷田家に仕える。
幼い頃から鍛え上げた肉体を武器に、いかなる困難な任務をも着実に遂行
してきた。
その功績から、紫雲斎の跡を継いで東忍流の頭目となる。
普段は仲間思いの冷静・温和な性格だが、一度火がつくと何人をも寄せ付
けぬほどの激情を爆発させる。

力がすべての忍の世界で常にエリートの道を歩んできた力丸。
主君の命令を、完璧に遂行することしか彼の頭の中にはない。
できなければ負けであり、死である。
主君にとって最高の忍者、それが力丸なのだ。


◆ 彩女 ◆


忍び名:彩女(あやめ)

21歳・女


見た目は普通の町娘だが、彩女の名の通り非常に派手好きで、奇抜な
格好を好む。
頭目の力丸と同じく親兄弟の顔も知らずに育ち、物心ついた頃には忍び
の修行を受けていた。
きまぐれで飽きっぽい性格だが、力丸とは対照的に天才肌で、情に流さ
れることのない冷徹な一面を持つ。
郷田松之信の愛娘、菊姫には妹のような親しみを抱く。

天賦の才に恵まれ、努力という言葉を知らずに今の地位
まで昇りつめた才女。
だがそれを鼻にかけることはなく、ただ淡々と任務をこなし、
敵に対する冷酷非情さは力丸も舌を巻くほど。
彩女が唯一本来の自分を出すのは、松之信の娘、菊姫と
遊んでいるときだけなのかもしれない。


■ 天誅忍凱旋 主要人物紹介 ■

郷田 松之信
(ごうだ まつのしん)

30歳・男、郷田家当主。 若くして郷田家の家督を継ぐ。
戦乱の世にありながら、才知に長けた治世で領内を平和に統治する領主。
領土欲や権勢欲はまったくなく、ひたすらに領民の平和と城下の発展に尽くす名君。 力丸らの東忍流は郷田家に代々仕える忍びの一門。
妻の死後、溺愛する菊姫を男手一つで育てた優しい父でもある。

関谷 直忠
(せきや なおただ)

57歳・男、郷田家老中。 関谷家は、古くから郷田家に仕え、代々家老職を預かる家中一の忠義の家柄。
この直忠は、先代・松之信の二代に仕え、幼少時の松之信の養育係も務めた人物。 真面目一本だが、そそっかしい面も持ち合わせた愉快な老人。
松之信と対照的と言える。

菊姫
(きくひめ)

12歳・女、松之信の娘。 郷田家当主、松之信が目の中に入れても痛くないほどかわいがっている一人娘。
若干わがままなところもあるが、それはお姫さまなので、ご愛嬌。 また、幼い頃に母を亡くしているため、思春期を迎える年頃ながら甘えが抜けない。
似たような境遇の彩女を、実の姉のように慕っている。

越後屋
(えちごや)

52歳・男。 織物を扱って一代で財を築いた商人。
金こそが力、と信じ込んでいる輩で、財産を種に高利貸しまで営むようになった。 法外な利息で庶民を苦しめ、雇った浪人を使って暴虐な取り立てを行う典型的な悪人。

佐々木半兵衛
(ささきはんべえ)

27歳・男、用心棒。 居合に天分があり、若い頃、既に流派の奥儀を極めた。
しかし増長するあまり強引な他流試合で多くの道場を潰し、 ついには自分の師匠までも斬り殺す。
やがて酒色に溺れて諸国を流浪するうちに、越後屋に拾われた。

鬼陰
(おにかげ)

男・鬼。 齢八百歳に迫ろうかという伝説の忍者。
松之信の領下で鬼面衆を率いて暗躍する。 武具を一切使わず、刃物をあしらった臑当てが武器で、その破壊力は名刀をもはるかに凌ぐ。

冥王
(めいおう)

男・魔王。 地獄の闇より来たる、冥界の魔王。
闇の城の地下深くから鬼陰を操り、松之信の暗殺を目論む。
鬼陰をも凌駕するその攻撃は、食らえば確実に地獄行き。


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