アメリカ西海岸旅行とメキシコ小旅行


●記念すべき初海外はアメリカ西海岸。ロサンゼルスとサンフランシスコ。
  言葉も空気も景観も違う異国体験は、この時から始まった。


ロサンゼルスの摩天楼 サンフランシスコの朝焼け

アメリカ西海岸旅行とメキシコ小旅行 目次

タイトル 旅行日時 国・地域 地名 旅行先・観光したもの メンバ
備考
アメリカ西海岸 2005/01/26
〜02/04
アメリカ ロサンゼルス グローマンズ・チャイニーズ・シアター
リトル東京
学生 初海外
カリフォルニア ディズニーランド
ヨセミテ国立公園
サンフランシスコ ゴールデンゲートブリッジ
フィッシャーマンズワーフ、アルカトラズ島
ラスベガス カジノ(MGMグランド)
サンディエゴ プチ散策
メキシコ ティフアナ プチ散策

1日目 ロサンゼルスへ出発

私の初・海外旅行は、学生時代の卒業旅行で行ったアメリカ西海岸でした。
訪問都市はロサンゼルス、サンフランシスコを拠点に、ラスベガス、カリフォルニア、サンディアゴ、ヨセミテ国立公園などです。
さらにメキシコ小旅行としてティフアナも行ってきました。

出発は関西空港から。
学生集団での団体旅行は経験したことがなく、しかも初海外だったということで、
出発ロビーからワクワクしっぱなしだったのを覚えています。

関西空港自体は馴染みがあったのですが、国際線出発ゲートをくぐったのは初めて。
当時はまだ旅行慣れしていないこともあって、セキュリティチェックをうけるのもドキドキものです。


飛行機がいよいよ離陸しようというとき、初めて飛行機に乗るメンバーからは歓喜の声が。
私は国内線で何度か乗ったことがありましたが、それでもそれほど多い回数ではありませんでしたので、似たようなものかも。

関空から飛行機で太平洋を越えて、ロサンゼルスへ。
フライト時間の長さも、これから向かう旅先への期待で苦になりません。
機内のゲームやら映画を見つつ、思い思いに過ごします。


やがて太平洋を越えてアメリカの大地が見えてきたとき、またもやざわつきが。
窓から下を見ると、何の建物もない荒野が広がっています。
うーん、これがアメリカか。

空港に近づくにつれ、眼下に町が広がります。
だんだんと町の中心部に近づいていってるような、そんな気がしてきました。


そして離陸態勢へ。
眼下に広がる建物が見る見る大きくなってきます。
空港の駐車場でしょうか、何やら車が沢山並んでいるのが見えました。


またもどよめきの中、離陸。
パイロットが一番神経を使うのが離陸の時なんですよね。
飛行機事故が最も起きやすいのも離陸の時。
しっかりとシートベルトを締めて、身を任せます。

離陸後、指定ポイントまで向かう飛行機。
窓の外からは何やら、少し大柄の黒人男性スタッフが飛行機を誘導しています。
日本人のようにキビキビと真面目にというよりは、ややフランクな、
アバウトな感じの動きをしているのが、やはりアメリカ人ということでしょうか。
「ボブ、やる気ねぇな」。そんな事を喋っている同期生もいました。

窓の外からも見えるのは英語表記ばかり。
ちょっと不安を覚えながらも、こちらも団体とばかりに、周りと同じ動きをしつつ飛行機を出ます。


空港は日本とは何か雰囲気が違うのを感じます。
建物の素材、匂い、周りにいる人たち、英語ばかりの表記。
ここは日本ではないんだという当たり前のことが、肌でも感じられます。

荷物を受け取り、同期生達と入り口へ。
空港を出てすぐのところで、やってきたツアーバスに乗り込みます。
荷物もバスの下に入れて身軽になり、バスの席についてようやく少し落ち着きました。
窓から見える景色は、都会なんだけどどこか日本と違うのを感じます。
ああ、やっぱり外国に来たんだなぁ。


バスはそのままロサンゼルスの市内観光へ。
外はちょっと雨が降っているようですが、このくらいなら敢行かな。
何やら港のような場所へ到着、船がいくつか浮かべられています。
「Fisherman's Village」「MARINA DEL REY,CA.」と書かれた看板が。


どうやらここは金持ち達が購入した船を停めて置く場所のようです。
船の停留所ということで景色は…まぁ悪くはないが良くもありませんね。
それ以外の見所があまりない広場、という感じでしょうか。


再びバスが走ります。次第にビル郡が見えてきました。
町の中心地に近づいているようです。
噴水があったりして、いよいよ街中に入ってきた感じがします。


高級ブランドの店が立ち並ぶ道を抜けて、到着したのはグローマンズ・チャイニーズ・シアター。
この前庭にあるセメントタイルには、およそ200人のハリウッド・スター達の手形、足型、サインが刻印されている、
ハリウッドの観光名所の1つです。


周りを見ると、アメリカ人の観光客もカメラを持っていました。
こちらがカメラを撮り終えるまで、立ち止まって進むのを待ってくれる人もいます。
ちゃんとこういうことをしてくれるのが、ありがたいですね。

敷地内にあった自動販売機で飲み物を買おうと、コインを入れたんですが、全く反応せず。
もう一度入れてみても、何も反応しません。どうやら壊れているようです。
叩いてみても何も変化なし。こういう自動販売機を放置するあたりも、やはりアメリカならでは、ということなのでしょうか。

しばらくの滞在の後、バスへ。
次に向かうのはアメリカ最大の日本人街とされている、リトル東京。
アメリカなんだけど、ちょっと日本っぽい場所、というところでしょうか。
店に入ってみると、確かに日本で見かけるものが売られていたりします。
しかしどうも、現地にいる日本人の数はそれほど多くない印象でした。


リトル東京の側の道路からは、ロサンゼルスの高層ビル群がよく見えました。
今いる辺りはダウンタウンですが、明確な仕切りがあるわけではないのに、
本当にビル郡地区と、それ以外の地区で分けられているという感じがします。


バスに乗っているときも、1つ通りを挟むと少し治安が悪そうな場所に出たり、
本当にどこで区切られているのか、エリアによってまるで雰囲気が違うの感じました。

さらにバス移動中、STAPLES CENTERの前を通り抜けます。


そしていよいよホテルへ。
ホテルの正面入り口の上には、なぜか各国の国旗が沢山。


ホテルに戻り、荷物を整理して、夕食をとることに。
なぜか夕食は各自で摂ることになっていたので、ホテル〜リトル東京の無料往復バスに乗りこみます。
あたりはもうすっかり真っ暗です。

リトル東京の周辺では日本語の看板もありました。
皆でウロウロしていると、上半身裸の黒人の男性が、自分の胸をペチペチ叩きながら、何かをつぶやいて徘徊しています。
意味不明な言動に、たじろぐ同期生たち。どうにかやり過ごします。
結局、彼らは簡単な食事で済ませるようです。

私は友人と改めてこのエリアを探索。
目に付いた「神戸ラーメン」の文字に誘われ、店の前まで来ると、
入り口からアジア系と見られる若い男性が出てきて、静かな物言いで客引きをしてきました。


するとそこへ、先ほどの上半身裸の黒人男性がやってきます。
我々が動揺していると、その店の男性は大人しそうな人なんですが、黒人男性に対して右手の掌を前に出しつつ、「No」の一言。
すると黒人は、何やら萎縮するように、静かにその場を去っていきます。
傍から見てる我々は何のことやら分かりませんが、黒人を追い払ってくれた男性を「すごい」と思いつつ、
せっかくなのでその店で夕食を取ることにしました。

後で考えると、あの男性はどうやら、俺の上半身をしっかり見せてやるから金をくれ、
というパフォーマンスと呼べるのかどうかわからない行動をしていたようです。

店に入ると、女性店員が笑顔で迎えてくれました。
店の雰囲気は屋台に近いんですが、ちょっとアメリカンナイズされた印象があります。
とりあえずその「神戸ラーメン」を頼むことに。

出てきた商品は、ラーメンに見えなくもないんですが、細切れの野菜やらよく分からない色のスープやら、
日本では到底ラーメンとは認識されないような、「混ぜ麺」のようなものでした。

味は…まぁ美味くも不味くもないんですが、女性店員が日本語で「美味しいでしょ?」と
聞いてきたので、私も「はい、デリシャス」と少し大げさに答えることにしました。

既に真っ暗な夜に高層ビル郡のライトが照らされる風景を見てパチリ。
こんな光景、日本にありそうでないかもしれませんね。


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2日目 1人でディズニーランド

翌日、ホテルにて朝食。
ドーナツのようなベーカリーのようなパンを、バイキング形式で頂きます。
滞在中はずっと同じメニューで、朝食以外を各自で済ませる、ということのようです。

この日はオプショナルツアーでディズニーランドへ。
しかし友人と日程がずれてしまったようで、なんと1人で回ることに。
(途中入り口で女の子に声かけたけど失敗)
本場アメリカのディズニーランドにまで来て、結局独りでうろうろすることになるとは。

入り口の受付を潜り、左手にある案内所で日本語のパンフレットをもらいました。
質問用の英語も考えていたのですが、受付の人が「何語だい?」と聞いてきたので、
「ジャパニーズ」と答えただけで貰うことができました。
さすがディズニーだけあって、外国人でも受け入れてくれる態勢が整っていますね。

乗り物はあまり数に乗ったわけでもなく、園内をぐるぐる回りながら写真をとりました。
独りだとすごく時間が経つのが遅い…。
一通り歩き回って感じるのですが、どうやらカリフォルニアのディズニーランドの規模は、
東京にあるディズニーランドよりはやや狭い感じがしました。
これならディズニーカリフォルニアアドベンチャーのほうがよかったかな。
といいつつ結局独りじゃ、同じなんですけどね。

以下、独りだったので特に感慨もなく、写真を並べていきます。

園内へはこの乗り物で入っていきます。


池には鳥も放されていました。


これビックサンダーマウンテン?


昼食はこれ。
レストランっぽいところに入って、何やら西部劇にでも登場しそうな楽器の生演奏を聞きながらの飲食。
これはこれで美味しいし、よかったです。
日本人1人が外人に紛れ込んでぽつんと座ってるというのが残念なことですが…。


城をバックに立つ銅像。


いたるところにこういった機械が置いてありました。


まず1セントコインを挟みこみ、50セントを投下して下の3つのボタンのどれかを押します。
すると1セントコインが機械によってプレスされて引き伸ばされ、
機械上部の写真のような楕円形+中央にイラストが刻印される形で出てきます。
1セントコインがそのまま記念メダルになるということですね。
日本だと硬貨を壊す行為が禁止されていますから、記念メダルだけが別に出てくる感じですが、
アメリカはそういうのがOKみたいですね。

夕食はこれ、ファーストフード全般はなかなかの美味しさです。


私のは安物ばかりなので、絶品というわけではありませんでしたが…。
これは売店で買って、屋台のテーブルに腰掛けて食べました。(ちょっと調味料の味が強め)
あたりはすっかり真っ暗。

城がライトアップされています。


入り口近くの土産屋エリアもライトアップ。


土産物屋に入って、ビックサイズのマグカップを購入。
レジに持って行くと土産物屋のご主人が登場。かなりのご年配でした。
するとその方、私の事を外国から来た子供だと思ったのか、
まるで「よく来たねぇ、独りで大丈夫だったかい?」とでも言わんばかりの、
満面の笑みで優しい対応をしてくれました。
会計の際も、私が差し出したドル紙幣を1枚1枚見せるように
やや大げさな動作で確認し、ゆっくりとお釣りを見せて差し出してくれました。
すごい子供っぽく見られている気がしましたが、こちらもまぁ1人でしたし、他に客もいなかったので、
のほほんとした空気で買い物をさせてもらいました。

ついその雰囲気に感化され、帰り際にそのご主人に子供っぽく「see you!」と挨拶。
するとご主人も「see you」とすぐさま返してくれました。

ちなみにここで買ったマグカップ。あげたかった人にもあげられず仕舞いで、今でも私の家でペン入れになってます。
そんなつもりではなかったんですが、今ではしょーもない思い出です。

結局この日は朝から晩まで独りでディズニーランド。
今でも思い出しますが、もうこんな寂しい思いはしたくないです。
独りなら独りでいっそ開き直って、もっと沢山アトラクションをやればよかったかもしれませんねぇ。
中には、男一人だけど十分楽しんでいる人もいたようですしね。
とはいえ独りでメリーゴーランド乗るのもなぁ…。


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3日目 刺激的な街・ラスベガスへ

翌日、今でも想い深い地、ラスベガスへ。
バスにてロサンゼルスからラスベガスへは、片道5時間近くかけてのハードなものでした。
おかげで朝出発、帰りは深夜ということに…。

ラスベガスは、楽しみにしていた場所の1つでした。
一度カジノというものを体験してみたく、しかもラスベガスといえば本場中の本場です。
今思えば私の世界各地のカジノを巡る旅も、ここが原点だと言って良いでしょう。
原点がラスベガスというのは、全くもって贅沢な話かもしれません。

行きのバスからの撮影。
広大なアメリカは、主要都市間の間を車で走ると、たいていこういった広々とした荒野を通ることになります。
バスであってもハイウェイを猛スピードでかっ飛ばせるなんて、日本ではありえないことですね。


貨物列車。かなり長蛇の列でした。


途中で立ち寄った休憩所では、建物内にマクドナルドが入っていました。
日本でも定番の朝マック、エッグマックマフィンとハッシュポテト。
味もサイズも日本とほとんど変わりません。
こちらの方が本場の空気もあってか、若干美味しく感じられました。


本当に何もない荒野。
ちょっと大きい水溜りっぽいところもありました。


バスでラスベガス入りなんてなかなかできない光景でしたが、
本当にバスで行けてよかったなと思うことが1つあります。

地平線が遠くに見えるような荒野をただひたすら走るんですが、本当に何もないんですよ。
こんな何も見当たらない場所を突き進んで、一体何が我々を待っているのか?
と思わせるほど…。

すると不思議なことに、前方の荒野から何やら光ってる場所が見えてくるんです。
バスが近づくにつれ、だんだん、だんだんとその光が見えてきます。
本当、何もない砂漠と荒野だというのに、確実にそこに何かがあると思わせる輝きを放ってるんです。

そして近づいてくるにつれ、だんだんと町が都会になってくるんです。
今まで全く何もなかった風景に、突如建造物が現れます。
それを皮切りに、次から次へと立派な建物が目に飛び込んできました。
車の数も増え、いつの間に荒野から都会へ入り込んだのか、という不思議な感覚…。
何もない砂漠の先に、これほどの都会があったなんて。

砂漠のオアシスとは、本当によく言ったものだ、と感心しました。

フルスピードで車を走らせても目に付くのは荒野ばかり。
なかなか建物が見えてこず不安げになってくるんですが、突き進んでいるだけでいつのまにか大都市に到着。

日本ではまず体験できませんね。
山々や畑を潜り抜けて、というのは在り得るにしても、荒野と砂漠という組み合わせは日本にほとんどないですからね。

ラスベガスは元々砂漠だった場所に人工的に作られた町であり、本当にもともと砂しかなかった場所を、
これほど立派に都市化できるものか、と思えるほどの大都市なのです。

町に入る前に立ち寄った、町の入り口にあるアウトレットモールへ。


中は免税店やちょっとした店が入っていました。
ゲームセンターっぽいものも。


いよいよラスベガスに突入。
ここは世界に誇るビックサイズのホテルとカジノのオンパレードです。

マンダレイ、ベイ。


ルクソール。(ラクソー)


遠くに見えるのはエクスカリバー。


ニューヨーク、ニューヨーク。


これらのホテルはメインストリップの空港側のエリアにあります。
そしてカジノのほとんどは、このホテルの建物内の入り口に集中しています。

バス到着後、同期生達と近くのカジノへ。
(このときは意識していませんでしたが、入ったのはMGMグランドのカジノでした。)

カジノ内は撮影禁止なので撮ることができませんでしたが、流石ラスベガスというだけあって、雰囲気は最高です。
(というか世界最大級のビックホテルのMGMですから、いきなり本場に入ったわけですからね)

英語に自信のない同期生達がキャッシャーの前で両替をしたがっていたようですので、
私が変わりに受付の女性に「マネー、エクスチェインジ、OK?」
「10ダラー、プリーズ」と簡単な英語を話しました。
んー、これでも通じるんだから、片言でもなんとかなるもんですね。

生まれてはじめてのカジノ体験。まずはビデオゲームマシンのブラックジャックから。
カジノのマシンの数々は、日本のゲームセンターで見るような機械なんですが、こちらのマシンは現金でしか動きません。

1ドル紙幣を機械にいれ、あっという間にゲーム終了。
その時、カジノというのは本当にあっという間にお金がなくなっていくな、と実感しました。

その他スロットやら、他のビデオゲームやら、知人らとやること数回。
私の心が自然に感じ取っていた気持ちが、つい口に出ました。

「面白れぇ!!」

本当に理屈ではなく、感覚的な感想でした。
日本ではゲームセンターでメダルに代えて、それを適当に機械に入れて遊ぶ、
いわゆる子供でも誰でもできる「遊び」なんですよね。

しかしこちらは現金オンリーです。
パチンコや競馬と同じ、現金を賭けて、それが減ったり増えたりしますから、感情の入れようが違います。

年齢制限もあるので、まさに「大人の遊び」なわけです。
ゲームセンターにある同じようなカジノマシンのような、子供だましのゲームとは訳が違います。

本当に本場のカジノに足を踏み入れて、実際にプレーしたからこそわかる実感。
本やらメディアで流される情報をただ見るだけで、「カジノはダメだ」なんてつぶやくのとは、レベルが違う感覚でした。

今思えば、私の旅の目的の1つにカジノ巡りが加わったのも、
あの日あそこで「カジノ」を実感できたからこそだと思います。
2年後にまたラスベガスに戻ることができたのも、まさにそうでした。

カジノ滞在自体は2時間ほどでしたが、私はそこそこの負け。
同期生にはルーレットテーブルで、チップの山をレッドに賭けてる人もいました。
結局それが当たり、100ドルほど稼いだようです。

一端全員集合して、夕食場所へ移動。
どうやらホテルにあるレストランのようで、闘牛のようなショーを見ながら、手づかみでチキンを食べる形式の店のようです。
お手拭がなかったので手はベトベト。味はまぁまぁ。

4人横並びで1つのテーブルに座っていて、店の人が写真を撮ってくれます。
その写真を後で買わないかと見せてくるんですが、他の3人は全く知らない人だったので、私は買いませんでした。

ツアーバスが停留している場所の近くにある、日本人スタッフがいる土産物屋で
ミネラルウォーターを貰い、バスでフリーモントストリートエクスペリエンスへ。


この場所は長さ約420メートル、210万個の電球と数十台の高性能スピーカーが組み込まれたアーケードで、
ある時間になると、天井一面に豪華な映像描写ショーが行われる、ラスベガスの観光スポットの1つです。
このアーケードの周辺にも、カジノ付きホテルが多くあるようですね。

ショーの前のアーケードはこんな感じ。まだ天井は白いまま。


それがこんな感じで巨大スクリーンになる。


時間にして8分ほどの短いものですが、これを見てさらに、ラスベガスが気に入りました。

帰りのバスは渋滞だったためか、ホテル到着が予定よりやや遅れました。
夕食も風呂も済ませられないまま、疲れ果てて眠る同期生達が大半でしたね。

この日のラスベガスツアーは、5時間ほどの短い滞在時間で、長時間の長距離移動での疲労もありましたが、
私にとって想い出深い、非常に意義のある満足の旅でありました。

行ってよかったラスベガス!


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4日目 サンディエゴとメキシコ(ティフアナ)小旅行

翌日、この日はサンディエゴとメキシコ(ティフアナ)の小旅行。
今回はアメリカ西海岸の旅行でしたが、これで一応メキシコにもプチ滞在できました。

ロサンゼルスから海岸線に沿って南下。
毎度毎度、バス移動ですから相当な長距離移動です。
このくらいのドライブ、アメリカではごく普通のことなんでしょうね。

向こうは遥か太平洋。水平線が見えます。
車道に沿って鉄道が走ってる場所も、各地にあるようです。


たどり着いたのはメキシコとの国境の側、サンディエゴ。
流石にバスに乗ってそのままメキシコ入りというのは無理そうですね。

なぜか行きはパスポートチェックなし。
国境をくぐるための門。思ったより簡素。
狭いので順番待ちで行列ができます。


ここが国境か、と思いながら通路を進みます。
あんまり実感がないですが、国境というだけあってちょっとピリピリムード。

国境を越えてすぐ。こちらはもうメキシコのティフアナ。


ツアーバスを待って乗り込みます。
このバス、なんかエンジン音がすごいうるさい。
バイクに乗ってるみたいなけたたましい音で走ります。

町並みは国境沿いとあってか、このあたりはあまりサンディエゴと大きな違いはありません。
この町は英語がそこそこ通じるようです。(メキシコ自体はスペイン語圏)

バスに乗ること数分。
日本語が話せるスタッフのいる土産屋に到着。
入り口は狭いのに中はやや広め。
民芸品やら売ってたので、積極的に値切り交渉して買いました。

そしてその店の隣にある店は、バスのガイドさんから事前に聞いていた通り、店員がぼったくろうとしている土産屋。
店の前で立っていると、いきなり男に「ヘイ、アミ〜ゴ、アミ〜ゴ!!」と声をかけられ、商品片手に商談をもちかけてきます。

その男が手に持っているのはテンガロンハット。
彼が言うには、アメリカ人相手には360ドルくらいの値段なんだけど、
君たちはトモダチプライスで売ってあげるよ、ということらしい。
その上で、君の希望する金額をこの紙に書いてくれ、という。
どう見ても360ドルの価値なんてなさそうな、安物の帽子。
事前にガイドさんに聞いてなかったら、高値で買わされそうです。

で、それを聞いていた私は、紙に20ドルと書きます。
すると店の男は、なんだ話にならないな、というような表情を浮かべ、解放してくれました。
まぁかなり格差のある値段なので、反応としては当然なんですが。

それで終わりかと思いきや、他の土産屋を覗いた後に、店の前でまたその男が話しかけてきました。
よし、まだこちらに売る気というなら、15ドルなら買ってやろう。
こちらも強気で値切り開始。こう見えても私は値切るのは不得手ではないですので。

向こうはとにかく高値で売ってやろうという気があるようで。
だがこのハットは別にどうしても欲しいわけでもないので、私はひたすら「15!フィフティ〜〜ン!」を連呼。
最後にはようやっと向こうも折れたようで、15ドルで購入できました。
お金を支払って商品を購入した後は、店員は既に私に対する興味を失ったかのような反応。
まぁ、こういう商売なんだろうなぁ。

土産屋の前に戻ってきたバスに乗り込みます。
私1人、目立つテンガロンハットを購入。
皆の目線が私で止まるので、私も帽子片手に突っ込みで答えます。
「この国おかしいよ!!」

途中、なぜか乗り込んできたギター男。
軽く演奏した後、帽子を手に取りチップを貰い歩いて終了。
私は適当な小銭がなかったので、入れるフリだけしました。


国境付近の列車。
この列車で国境越えられたりするんだろうか。


帰りは行きと違い、パスポートチェックがあります。
判子押されるのかと思いきや、パスポートを見せるだけで終了。
こちらが団体であるためか、特に何も質問されませんでした。
国境のパスポートチェックは、どこでも空気が張り詰めていますね。

帰りは国境らしい柵がある橋。
見た感じ、乗用車でも国境は越えられるっぽいです。


帰りに通りかかった、サンディアゴの国際空港の看板。


メキシコ旅行はこれで終了。
あとはサンディアゴの観光になります。

海が近い町なので、太陽が反射すると綺麗です。


昼食はしゃれたレストランでのバイキング。
品揃えは少ないですが、味はまぁまぁ。


このあたりは結構綺麗な町です。


夕方、日没を海岸線で見ることに。
ここの海岸線は非常に綺麗でした。


新婚カップルと見られるペアが、記念撮影をしていました。
この後、タキシードの男性が、ウェディングドレスの女性をお姫様だっこ。
カメラマンにかなり恥ずかしい格好させられていましたが、ロマンチックなポーズもこの場所ならありでしょう。


太陽が完全に沈むまで、しばしのんびり。


本当に太陽が水平線に消えていくんですよね。
日本では方角的に、かなり限定された地域でしか見られない現象かもしれません。

この日は少しでしたが、メキシコの小旅行を楽しむことができました。
歩いて国境を越えたり、ぼったくってくる店員相手の値切り交渉など、面白い経験ができました。
このとき買ったテンガロンハットは、終始むき出しの状態で手につかみながら日本に持ち帰りました。
今でも自宅に保管してあります。
でも見た感じ、5ドルくらいの価値しかなさそうでしたけどね…。


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5日目 ロサンゼルスの街を散策

次の日は特にオプションツアーもなく、終日フリータイム。

午前中、お招きしたゲストによる講義を聞きました。

ホテルから見た玄関の上部。
国旗がはためいています。


ホテルの様子。学生が利用する上では可もなく不可もなく。
  

この日は友人とロサンゼルス散策へ。

ちょっとしたショッピングモールが近くにあるということで、そちらをうろうろ。

昼食は店で食べたマクドナルド。
このバーガーは日本ではあまり見ないタイプかも。


マクドナルドとは別に、アメリカならではのファーストフードにて購入したバーガー。
ホテルに戻って食べましたが、たまねぎが生で食べられませんでした。
やっぱりマクドナルドが最も安心して食べられるということでしょうか。


でもバーガーのサイズはマクドナルドを越えてます。
これで片手拳より一回り大きいんです。
さすが本場。アメリカ人はこのくらいの量をペロッと食べるんでしょう。

バーガーの中身を分けてみたもの。
たまねぎの苦味がそのまま残っていて、これは食べられませんでした。


その友人は私と別れてから一人でバスに乗ってトイザラスへ行ったようです。
たいした度胸と行動力だ。

この日はホテルでゆっくりしたり、近場をウロウロするだけで終わりました。
連日、オプショナルツアーで疲れていたので、よい休憩日になりました。


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6日目 サンフランシスコへ

次の日、ロサンゼルスを離れ、次の拠点サンフランシスコへ。

小型飛行機に乗って移動。ちょっと古めかしそうな機体でした。
でも飛行機は飛行機。ちゃんと乗務員もいます。
アメリカの短距離国内線ってこんな感じなんでしょうね。

窓から見えたサンフランシスコの町並み。


座席は翼に近い位置でした。


空港に着いたらツアーバスで移動。
空港から町の中心まで少し離れているみたいです。
このあたりは田舎のほうかな。


途中、展望台に寄り道。
坂の多い街サンフランシスコを一望できました。


ここにも寄りました。ゴールデンゲートブリッジ。
サンフランシスコの観光名所の1つです。


昼食はチャイナタウンまで移動。
味は可もなく不可もなくといったところ。

チャイナタウンは世界中どこでもありますね。


サンフランシスコで最も勾配がわかりやすい坂らしいです。
向こうの方が丘みたいになってますね。


途中、フィッシャーマンズ・ワーフにて休憩。
ここもサンフランシスコの代表観光地の1つ。

ここから見える小島は、かの有名なアルカトラズ島です。


アシカがいっぱいいる一角がありました。
この足場も、アシカ休憩用につくられたものなんでしょう。
たまにアシカが大きい声で鳴くので、遠くからでも声が聞こえてきます。
近づくと糞尿なのか体臭なのか、臭いもすごいです。
でもこれも、フィッシャーマンズ・ワーフの見所の1つ。


そしてもう1つ感じたんですが、近くに海鳥がいるんですが、かなり近づいても逃げないんですよね。
この距離でも逃げる様子なし。これ、相当近い距離です。


こいつはかなり人慣れしてます。
普通に足を出せば当たる距離まで近づいてきます。


ここにはちょっとしたメリーゴーランドもあります。


バスに乗って移動。次はサンフランシスコの町の中心あたりのショッピングエリアで滞在。

高い建物あり、ブランドショップあり。


鳩はどこにだっていますね。


ビル郡の町並み。


そしてホテルへ。またも国旗。大きいホテルだ。


このホテルは窓からの景色がなかなかよかったです。


客室。ロサンゼルスの時よりも豪華な印象。
コネクションルームになってます。


夕食は友人と4人で、ホテル周辺で済ませることに。
夜に出歩けるエリアは、治安がマシなところに限られています。


ピザ屋を発見したので入ってみました。
どうやら個別にトッピングもできるそうですが、全て英語表記。
他の3人は英語に自信がなかったようで、出来合いのものを頼んでいました。

私は分かりそうな単語を拾いつつ、注文していきました。
店員がいる前で「English is difficult.」とつぶやくと、
よかったら俺も手伝うよ、と言ってもらえました。
実際、手伝ってもらうことはありませんでしたが、拙い英語を受け入れてくれた気がして、それだけでも心強いってもんです。

私が英単語を睨みつけ、試行錯誤の末のトッピングをしたピザ。
何やら達成感も相まって美味しかったです。
やっぱりこういうピザ系は、アメリカはいけますね。


この日は夜遅かったので、そのまま帰って寝ました。


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7日目 ヨセミテ国立公園

翌日、早くに目が覚めたので、窓の外からパチリ。
丘の向こうから太陽が昇ってくるとは、なんとも美しい。


だんだん空の色が変わってきます。


この日はオプションツアー。ヨセミテ国立公園へ。
この公園は世界遺産にもなっている広大な自然公園です。

またもやバスで移動。
ラスベガスの時もすごかったですが、こちらは目的地が自然公園ということもあり、荒野の広大さに拍車がかかってます。
荒野というか牧草地って感じですね。


途中立ち寄った店。


自然加工の食品なんかを売ってます。店員の女性は日本語が少し話せるようです。
店員に「Are there a Natural?」と聞いてみます。
当然この変な文章じゃ伝わらないので「Natural?」とだけ聞きなおすと、「Yes」と帰ってきました。
試食させてもらったので「Delicious!」と言うと、店員さんも笑顔で「おいしい」と日本語で返してくれました。

目的地が近づくにつれ、明らかに自然が多くなっていきます。


公園の入り口。


これが最大の一枚岩。らしい。この公園でのってことでしょうが。


バスは要所要所で停まり、多少の自由時間の後、次の目的地へ、というコース。

本当に広大です。
さすがビックアメリカ。
自然公園だけでこの広さというのは、日本にはあまりありません。
  

綺麗な滝のようなものもあります。


有名な観光地だけあって、ちゃんとゴミ箱もあります。
環境意識が強いんでしょうかね。


でっかい岩。これも一枚岩のようです。


このあたりは雪が積もってます。
同じ国立公園内で、積雪量とかも変わってくるんでしょうか。


立ち寄った土産屋兼、休憩所で見つけたもの。
ディズニーランドにもあった、1セントコインを記念メダルにする機械。
こちらは手でグルグル回すタイプのものです。


休憩所の建物もログハウスっぽい造りで、景観を損なわずナチュラルでした。

滝の近くまで接近できるスポットもありました。


水が綺麗そうです。


ヨセミテ国立公園は、本当に様々な景色を見せてくれます。
同じ自然公園の中に、これほど多様な風景があるとは。
一日中いたので、しっかり堪能できました。

帰りには、サンフランシスコの夜景を見せてくれました。
噂に違わぬ綺麗さでした。
橋の上で、走行中のバスの中から撮った写真では非常に分かりにくいですが…。


今日もまた、楽しい経験ができました。


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8日目 アルカトラズ島

翌日、フリータイムだったので10数人の友人らと共にお出かけ。
フィッシャーマンズワーフへ出かけました。


友人等がアルカトラズ島を見に行くというので、私もついて行くことに。
窓口でチケットを購入して、船に乗り込みます。

これは船の上。
名観光地だけあって、アメリカ人の多くもカメラを構えてます。


これはゴールデンゲートブリッジか?


アルカトラズ島へ接近。


船の停泊所です。


停泊所から徒歩にて観光開始。
坂を上っていくと監獄がありました。

いざ中へ。
本当、映画に出てきそうなタイプの監獄です。


実際に使われていたものが保存されています。


展示物なども置いてあります。


中を覗くことができる部屋も。


敷地内の広場。
囚人達が太陽を頭上に拝める、数少ない場所だったのでしょう。


アルカトラズから見たサンフランシスコ。
坂が盛り上がってるのが分かります。
道路が綺麗に線を描いてますね。


建物の周りには植物が咲いており、道も舗装されてます。


ちょっと荒れてるエリア。昔の名残でしょうか。
囚人達にとってはこの島が世界の全てだったということでしょうか。


行き返りで乗る船には売店もあります。


フィッシャーマンズワーフに戻り、適当な店で腹ごしらえ。
サンドイッチとドリンクを注文。


隣の人はこういうの頼んでました。


海鳥が多いです。道路でも平気で入ってきます。


ホテルに戻り、友人と2人でしばし行動。
近くにあった路面電車に乗ってみました。
サンフランシスコに来たならば、これは乗らないと。


坂をゆったりと進む電車。前を見ると坂を下っているのがわかります。


電車のチケットは走行中に駅員さんに見せるタイプ。
ゆったりと動き、「チケットはあるかい?」といった物腰で近づき、
チケットを見るとややオーバーリアクション気味に、これまたゆったりと大きくうなずく。
その動作がアメリカ人っぽいです。
時間に追われる日々を送る日本人にはない「気持ちのゆとり」が感じられます。

近くにショッピングセンターがあり、日本の書店も入っていました。
日本の漫画も売られていましたが、こちらは日本からの輸入とあって値段が倍以上します。

日本語の本もあります。


建物内の日本料理店で夕食。味はまぁ普通です。
外国で食べる日本料理ですから過度な期待はできません。


我々が座った席の隣にいるのも日本人の方でした。
30〜40代くらいの男女でしょうか。

前の席の友人が、購入したばかりのDVDをガサガサいじってたので、
「ちょっと静かにしてもらえません?ガサガサと…」と言われ、
苦笑を向けるんですが怪訝そうに怒られてしまいました。

あとはホテルに戻ってゆっくり。
いよいよ明日で日本に帰ります。


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9日目 日本帰国

翌朝。ついに帰国日となってしまいました。
朝食をとってしばらく後、すぐに出発することに。

空港にはいろんな航空会社の機体がありました。


今回も我々が乗り込むのはJALです。


またも座席から翼がよく見えます。


拡大写真。


こちらは機内食。
JALなので変な日本食は出ません。
味もなかなかのもの。


帰りのルートはアラスカ経由のようです。
これはアラスカの山々でしょうか。
こんなとこに墜落したら、まず助からないだろうな…。
なんて考えてました。


こういうルートで帰ってきました。


機内食2回目。
グラタンのようなもの。


夕陽をバックに絵になりますね。


明かりがはっきりと灯っている建物。


無事に着陸。帰ってきました。

いや〜、アメリカ西海岸を堪能できました!
次は総括に入りたいと思います。


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初海外を振り返って

私の人生初の海外旅行は、アメリカ西海岸での滞在でした。
何事も最初の経験が大事だと言いますが、そういう意味ではアメリカ本土は悪くなかったと思いましたね。

滞在・訪問都市も、ロサンゼルス、サンフランシスコ、ラスベガス、カリフォルニア、
サンディエゴ、ティフアナ、ヨセミテ国立公園と、内容のある場所ばかりでした。

行きたかったラスベガスでの興奮のカジノあり、
プチナンパ失敗で独りぼっちのディズニーランドという悲しい思い出あり、
感動の大自然を満喫したヨセミテの旅ありと、
日本では経験できないことを経験できましたし、本当に行った甲斐がありました。

やはり海外旅行というのは、実際に行って見ないと実感として分からない部分があると思います。
昨今では国内に留まろうとする内向き思考の若者が増えたなんて言われていますが、
本当にこれからも多くの人が海外に目を向けて欲しいな、と思います。

もちろん、年齢なんて関係ありません。
若い頃に行けなかったというだけで、諦める必要は全然ありません。
行ける人はどんどん行けばよいのではと思います。

最初の海外先でろくな目に合わなかったので、海外に行く気がしない、
という方も中にはいると思いますが、それはたまたま場所と運が悪かっただけです。
世界にはまだまだ、行ってよかったと思える素晴らしい場所が沢山ありますよ。

私の場合は運良くもよいファーストステップを踏めたおかげで、これからどんどん海外旅行をしたい、という気分になりました。
少なくとも1年に1回は日本を出たいですね。

この旅行記を見て、アメリカ西海岸に興味を持たれた方、
また海外旅行への意欲が沸いてきた方が少しでもおられましたら、うれしく思う次第であります。


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アメリカ旅行で感じたことなど

アメリカ人は人にもよりますが、懐が広いというか、心がおおらかな人も少なからず見かけました。
まぁ英語を話せない人間に冷たいという傾向はありつつも、ちょっと粗相があっても「ああ、いいよ、気にするな」というような、
日本人にはない「心のゆとり」があるように感じましたね。

他にアメリカに来て感じたことは、少なくともロサンゼルスやサンフランシスコの町並みを走る車は、かなりゆっくり動いていること。

おそらく車社会アメリカにとって、あくまでも車は移動の足であり、「高速に移動する手段」ではないということなんだと思います。
時間感覚も日本人と比べてかなりアバウトなアメリカ人ですから、普段、特に急いで移動する理由がないのかもしれませんね。


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