FCバルセロナサッカー観戦の旅 5日目 バルセロナ市内散策


●世界的名門サッカークラブ FCバルセロナのホーム試合生観戦の1人旅。長編その5。
  見どころが多い観光地バルセロナは、地中海の活気ある港湾都市だ


グエル公園 カサバトリョ

FCバルセロナサッカー観戦の旅 目次

タイトル 旅行日時 国・地域 地名 旅行先・観光したもの メンバ
備考
FCバルセロナサッカー
観戦の旅(長編)

1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
サッカー観戦
2015/04/16
〜04/21
スペイン バルセロナ 凱旋門、コロンブスの塔、モンジュイック城、
スペイン広場、オリンピック競技場、カサ・バトリョ、
カサ・ミラ、サン・パウ病院、サグラダ・ファミリア
カタルーニャ音楽堂、カンプノウ・スタジアム見学
ランブラス通り、サン・ジュゼップ市場、カテドラル、
王の広場、FCバルセロナ試合生観戦
バルセロネータ、グエル公園、カサ・カルベ
1人旅 街歩き

サッカー観戦

カジノ
アンドラ アンドラ・
ラ・ベリャ
メリチェル通り、サン・エステバ教会、
カサ・デ・ラ・バール、カルデア、街散策

5日目 グエル公園

6:40起床。
今日は残りのバルセロナ市内観光と、お土産ショッピングです。

7:10くらいに家族とスカイプしてみました。バルセロナと日本でもほぼラグなく通信できたようです。
荷物を整理して朝食を食べた後、7:55に宿を出発。まずはグエル公園へ。

朝のカタルーニャ広場へ。


カタルーニャ広場で24番のバスを待ちます。
  

アジア系の観光客と見られるカップルもグエル公園に行くようでした。
英語で話しかけるとやはり目的は同じようで、「mee,too」というと分かってくれました。
バスが来たのは8:14。ちょっと待ちましたね。

バスに乗り込み、一番前の席を確保しました。


このバス、ベンツなんですね。


バスの難点は降りる場所が分かりにくいこと。
バス前方のウインドウに表示される停留所の名前をチェックし、事前に調べておいた1つ前の停留所を確認して、
先ほど一緒に乗り込んだカップルに「次の駅だよ」と教えてあげます。向こうもわかってたみたいですが。

8:50。なんとかバスを降りて、グエル公園へ到着。


市バスで来ると正面入り口じゃなくて、東側に着くんですよね。


朝なのでまだ人は少なめ、早速入ってみます。
  

グエル公園は世界遺産にも登録された公園。
グエル伯爵とアントニ・ガウディの夢が作り上げた分譲住宅です。
当時は買い手がつかなかったそうな。

積まれた石段。よくこれで崩れないもんだ。


高架道。すごい造りですね。


光が差し込むと印象が変わりますね。
  

普通公園にこんなものはありませんね。


ここからの景色もなかなかのもの。


中央広場へと歩いていきます。


路上に広げる土産物を準備していました。


こちらはガウディの家博物館。
  

ガウディがかつてここで住んでいた当時を再現。


ここからでも十分景色はいいですね。


中央広場が見えてきました。


中央広場に行く手前にも、こんなものが。


カフェか何かの椅子でしょうか。


中央広場は有料ゾーンになります。韓国からのツアー客が並んでいました。


ツアー客とは違う列に並んで、プリントアウトしたチケットを見せて入場。


朝早い時間なので、まだ人はそれほど多くありませんね。


この広場を縁どるベンチは、人間の体にぴったり合うようにガウディが設計したもの。
  

確かに座り心地はいいです。


そしてここから正面入り口方面に向けての眺望。


グエル公園の入口に建つ門衛の小屋と東屋をみてサルバドール・ダリは「砂糖をまぶしたタルト菓子のようだ」と評したそうな。

下を見下ろすと大階段でした。


これが公園というのが不思議。


タイル装飾も美しいですね。
  

広場の下へ降りてみます。
  

市場と呼ばれる、宮殿のような空間ですね。
  

直接こちらには降りずに、少し遠回りに降りていきます。


普通の通路がこのクオリティ。
  

他の国からも学生が集団でやってきているようでした。


よく見たら二階建てになってますね。


ここから先に進むと


正面入り口の方へ降りてきました。
  

こちらが正面入り口から入って見た大階段。


亀の口ですね。
  

そしてグエル公園のシンボルとして有名なトカゲの像。
  

こんなのもありました。


そして、先ほどの市場へ。


ここには天井飾りもあります。
  

敷地中央にあるホール天井の円形モザイク装飾等、粉砕タイルを使用してのデザインは
ガウディの助手ジュゼップ・マリア・ジュジョールの手によるところが大きいそうです。

ここから横にそれると、普通の公園のような光景が広がっています。不思議だ。
  

さて、有料ゾーンを抜けます。


ゲートを出る時に「もういいの?」の聞かれました。再入場はできないってことですね。

ゴルゴダの丘に行こうとしましたが、工事中で道が封鎖されていました。残念。
  

グエル公園の外れまで来ました、ここまで来ると見るべきものはなくなりますね。
  

この辺りは普通の公園ですね。
  

さて、先ほどのバス停に戻ることにします。


入場ゲートの手前まで土産売りが来ていました。


グエル公園は、不思議な公園空間でしたね。
  

先ほどのバス停に戻って24番のバスを待っていたのですが、停留所マップを見ている間にバスが通り過ぎてしまいました。
ちゃんと手を道路の方へ広げないと停まってくれないんですよね。
次のバスに乗り込んだのは9:57。


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5日目 カサ・バトリョ

停留所でチェックした降り場でおります。カサバトリョの目の前でした。


カサ・ミラは修復工事のため外観がシートに覆われていると聞き、
スルーしたのですが、どうも現在は工事が終わってるようですね。
まあ時間的に両方は無理なので、内部の見学は当初の予定通りカサ・バトリョのみにします。

カサ・バトリョは元々の建物をガウディが改装したもので、
建物に5階と地下室を加え、玄関広間を広げ、階段や内壁を作り直し、
各部屋に曲線的なデザインを持ち込んで、タイルやステンドグラスの装飾を施しています。
ガウディ色がよく表れている建造物であり、ガウディの最高傑作の1つと評する人もいます。
ちなみにこの建物のオーナーは、チュッパチャップスの創業家なのだそう。

2日目の朝にもツアーで訪れた、カサバトリョの外観。


ここは連日混雑がすごいです。


右側がチケット、左側が入場。事前にチケットをネットで購入していたので、左側からすぐに入れました。
  

警備員っぽい黒い服を着た人に、チケットのコードを機械で読み取ってもらえれば、そのまま入れます。


入り口にはガイドテープの貸し出しがあります。日本語があるのも助かります。


このガイドテープの端末がすごい。カメラのように構えて使うと


当時の部屋の再現が映し出され、向きを変えると画像も動き、場所によってはアニメーションも出てきます。


直線を一切用いていない階段。
  

海の中を連想させるかのような造りですね。
  

ガウディ建築をガイド付きで、じっくり楽しむことができます。
  

左右でサイズが違うベンチ。右がカップル用、左が1人用。
  

ステンドグラスも扉も、全て計算して作られています。


ガイドを聞きながら観光客が続々と入ってきます。


機能性とデザインを両立させた、まさに芸術と呼ぶべき建造物です。
  

ガイドテープがあるので、滞在時間はだいぶ長めになります。
  

こちらが有名なステンドグラスの広間。カサバトリョのハイライトの1つ。


天井の明かりも、渦を巻いた貝のよう。


下を見下ろすと、入り口が先ほどに増して人が増えていました。
  

ガイドテープモニタは他の人がいても画像が映るので、混雑していても楽しみが損なわれません。
  

だいぶお金かけてますね。


ドアノブも人の手になじむように設計されています。
  

休憩室にも、いろいろ飾られていますね。


人が座りやすいように工夫された椅子。


休憩室の自動販売機にはカサバトリョブランドの水がありました。
  

カサバトリョの模型。ガイドテープを向けると何か反応するらしいですが、よくわからず。


奇妙な形の窓も、全て計算して設計されたもの。


吹き抜け。上に行くほど窓が小さく、青色が濃くなるよう設計されています。
  

来場記念メッセージ帖。各国語でぎっしりです。


ドアも窓も不思議な形ばかり。1つ1つに理由があり、計算され尽くしたデザインなのだそう。
  

天井のこれも、水面に水滴をたらしたかのよう。
  

上階からは外へ出ることができます。


外側からみても不思議な建物。


壁には不思議な装飾。


立ち入り禁止のところもありましたが、植物も植えられていました。


ガウディはこの不思議な空間を全て計算して造ったのですから、確かに天才ですね。


階段を上がって上へ。


エレベータもありましたが、使えるのは必要な人のみ。


上の部分は確かに青が濃い。


下に行くほど薄い。上から見るとわかりやすいですね。


一番上まで上がってさらに奥へ。
  

螺旋階段で上まで行くと
  

屋上へ出れました。
  

こちらもガウディワールドです。
  

奇抜な形の突起物。


こちらは狭いですが入ることができます。


中にはドーム状のてっぺんから水が噴き出す、不思議なオブジェがあっただけでした。


この屋上もカサバトリョのハイライトの1つですね。


階段を下りて順路へ。


こちらでフォトコンテストができるようです。


先に進んだところで、優秀作品っぽいものが飾られていました。
  

さらに階段を下りて戻ります。


踊り場にはこんなものが。


最後にお土産屋に向かう順路になっています。


お土産屋のすぐ前には、ガウディの家具が展示されていました。


カサバトリョストアを抜けて出口へ。
  

なかなか面白い建物でしたね。


帰りにガイドテープを返却して出ます。


外に出て改めて外観を撮影。
  

こちらも観光地として十分な集客力がある建物でした。


カサバトリョの隣にあるカサアマトリェールは、ガウディもカサバトリョ建設の際に意識したのだとか。


カサバトリョは、ガウディ建築を見学するならば外せないスポットですね。
バルセロナに来たなら、サグラダファミリア観光だけではもったいないです。


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5日目 カカオサンパカ〜オロリキッド

カサバトリョはグラシア通りに面しているため、少し歩けば繁華街に出ます。


お土産を買いに、徒歩でカカオサンパカへ。


カカオサンパカはスペイン王室御用達のチョコレート店。
日本にも店舗があります。

ヨーロッパはチョコレート店が多いですね。
ヨーロッパのお土産は、どこにいってもチョコレートという話も聞きます。
まあ外れが少なくて、味もそこそこですからね。

ヨーロッパにおけるチョコレート発祥はスペインとも言われています。
1519年、アステカ帝国にやってきたスペイン人エルナン・コルテスとその軍は、
アステカの人々が「神々の飲み物」と尊ぶ黒く苦い飲み物を見つけます。
それがチョコレート。当時は固形ではなく飲み物でした。
またスペイン王フェリペ3世の長女、アナ王女がフランスのルイ13世のもとへ嫁ぐ際、
チョコレートを引出物として持参し、フランス宮廷で流行りました。
スペインハプスブルク家から、本家筋にあたるオーストリアハプスブルク家に伝えられたこともあり、
そこからチョコレートがヨーロッパ全土へ広がっていったといいます。

現在のチョコレートは、イギリス人がチョコを固形した食べ物にしたのがはじまりで、
日本でチョコレートというとベルギーが有名ですが、チョコレートの歴史にとってみれば、
オーストリアハプスブルク家の人々がその進歩に決定的な役割を果たしてきたといわれています。
オーストリア=ハンガリー帝国の絶世の美女だった王妃エリザべートがチョコレート好きで、
ザッハトルテなどはチョコお菓子として世界的に有名になりました。

チョコを買って帰るなら、ここは外せません。


この左側のフルーツチョコレートが日本人に最も合うと聞いていたので、これにしました。


チョコに関する書籍。なぜか日本語のものもありました。


徒歩で戻ります。途中立ち寄った銀行でATMに挑戦するもうまくいかず。まいいか。


12:30宿に戻って荷物を置きます。12:42改めて外へ。

しっかり観光できてなかったカタルーニャ広場。


行きかう人も多い広場で、鳩が多かったです。
  

ランブラス通りへ。昼すぎるとだいぶ人が増えますね。


日本語案内予約センターに行くと、引っ越ししたと書いてありました。


地球の歩き方の最新版をもって行きましたが、データが2年前だったんですよね。

気を取り直して、良質なオリーブオイルを買いに、専門店へと向かいます。


ガイドブックを参考に、旧市街の一画にあったのが
  

oroliquido(オロリキッド)という、上質なオリーブオイルを取りそろえた店舗があります。


ガイドブックにも載っていますし、ネット情報でもバルセロナのオリーブオイルの店として名前が挙がる店舗です。
  

私が入ってしばらくは店員が奥の方にいましたが、
数分後、店のオーナーと思われる男性が私に話しかけてきました。
「May I help you?」と、英語で話しかけてくれます。

私は以下のように、オリーブオイルの条件を書いた紙を見せると

・メモ
「Aceite De Oliva」
「Extra Virgen」
「Arubekkina」
D.O.P「Siurana」

さっそくオーナーが商品を置いてある棚まで案内してくれ、英語で説明してくれました。
スペインの方ですから、おそらく英語はそれほど得意ではないのでしょう。
しかしそれでも笑顔で、懸命に、丁寧に説明してくれる感じが好意的でしたし、
オーナーが話す英語の意味もなんとなく理解できる気がしました。

紹介された商品は、アルベッキーナ種のものでも最高品質のものだそうで、
ややオーバーリアクション気味で「best,best」だと教えてくれました。
「今はこのビックサイズのボトルしかないけど、今晩にはミニサイズの物も入荷するよ」
「プレゼントかい?それとも自分用かい?」 私「プレゼントだよ」
現地の人とここまで長い会話をする事が今回の旅行中にはなかったことなので、
お互い拙い英語ながらコミュニケーションできることが、どこか心地よさを感じました。

「よかったらテイスティングするかい?」ということだったので、さっそく店のカウンターで見せてもらいました。
オーナーが取り出したのは小瓶。なるほどこれがミニサイズのものか。確かに少し小さめ。
オーナーは小皿にオリーブオイルを注いでくれます。
「香りをかいでみて」「こっちに置いてあるパンをつけて食べるんだ」
私はオリーブオイルには詳しくないですが、香りは確かに洗練されている気がしましたし、
小皿に入れられたオイルはとても艶やかで、品質がよいものであると感じさせてくれるものでした。
私がパンを少しつけると「もっとつけていいよ」と。なるほどたっぷりつけるのが普通か。

他の店員がオーナーに用事があったようで、少しばかりオーナーが店員と話している間、どれにするか考える私。
オーナーが戻ってきてので、私は思い切って、最初に勧められた高品質のビッグボトルを買うことに。
「母にプレゼントするんだ」「いいプレゼントになるね」
「僕はこの店がオリーブオイルの店ではベストだと聞いてきたんだよ」
それを聞くとオーナーはとても喜んでくれました。

カウンターで会計をしていると「アルベッキーナ種というのはどこで知ったんだい?インターネットかい?」
「ああ、インターネットだよ」「なぜこれにしたんだい?」
「ここはバルセロナだ、だからバルセロナの物が欲しいんだよ」
オーナーはだいぶご機嫌です。

私が渡したクレジットカードで私の国籍が分かったんでしょう。
「日本人だよね?」「ああ、そうだよ」「私も7年前に日本に行ったことがあるんだよ。東京、名古屋、京都へね」
「そうなんだ、僕は大阪にいるんだよ。京都の近くさ」「そうか、うーん、7年前だから少し覚えてないな」と苦笑い。

他商品のオリーブオイルもカウンターの小皿に3つほど用意されていたので「よかったらこれも食べてみるといいよ」と。
一通り食べると、なるほど、少しずつ味が違う。オーナーのこの中でのおすすめは一番左のもので
「これはとても緑色が特徴的でね、これもいいものだけど」
なるほど、やっぱりオリーブオイルの品質には自信を持っているんでしょう。

オーナーからすれば、はるばる遠い日本からこのバルセロナに来て、評判を聞いてこの店を訪れ、
こだわって「アルベッキーナ種のシウラナ品」指定のオリーブオイルを買いに来てくれたというのが、きっとうれしいんでしょう。
オリーブオイル生産量世界一のスペインですが、バルセロナでオリーブオイル専門店は数えるほどしかなく、
店側としても置いてあるオリーブオイルの品質には自信をもっているはずです。

私は今回の旅でお土産の事を含めて綿密に準備してきましたが、オリーブオイルの種類なんて意識しないであろう観光客が多い中、
わざわざ調べてこの店を訪れ商品も厳選しましたが、そこまでする人はほとんどいないということなんでしょうね。
でもだからこそ、これだけ面白い体験ができたのですから、これこそ個人旅行の醍醐味かもしれません。
バルセロナ滞在で一番楽しくて、印象深い経験になりました。

会計が終わった後、終始和やかな雰囲気だったので、私が思い切って「写真とっていいかい?」というと
オーナーは喜んで応じてくれ、カウンターの方へ案内してくれました。

親切な店のオーナーさん。私とのツーショットもとってくれました。


商品をバッグに入れたとき、オーナーがすっと右手を差し出してくれました。
私もその手をとり、しっかりと固い握手。相手から握手を求められるというのは心地よいものですね。
笑顔で挨拶して、店を後にしました。

体力的にこのまま次の店に行こうとも思いましたが、大事なお土産を手に入れたので、また宿に戻って置いてくることに。
足も痛かったですが、持ち歩くのは落ち着かなかったので、がんばりました。


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5日目 マクドナルド〜ランブラス通り周辺散策

宿に戻って一休みもほどほどに、残っている用事を済ませにいかなくては。

さて、私が海外に行くと必ずしていることを、今回はまだしていません。
何かというと、そう、マクドナルドに行くこと。
アンドラもそうでしたが、バルセロナもマクドナルドはよく見かけます。

訪れたのはカタルーニャ広場から一番近い店舗。
  

バルセロナ(というかスペインの)マクドナルドの特徴は、おなじみのロゴマーク「M」の色。
普通は背景が赤でMが黄色ですが、ここでは背景が緑でMが黄色です。これはアンドラでもそう。

スペインではマクドナルド以外のファーストフードも多いので、
マクドナルドが特別人気があるわけではないらしいのですが、
マクドナルド推しの看板はわりと見かけます。

こちらの店舗は観光客が多い事もあってか、壁にはモザイクがあしらわれています。


観光の中心地に近いからでしょうか、この店舗も人が多いです。


カウンターは普通。店員さんは丁寧で真面目です。仕事は相変わらず遅いですが。


クレジットカードで購入している人もいて、わりとバルセロナでは何でもカードOK。
スーパーでもマクドナルドでも、少額でも遠慮なくカードを使える感じでした。

スペインならではのものとしてはガスパチョ・スープ(Gazpacho Soup)があります。
トマトのドリンクで、どろっとしてますが辛味や苦味がなく飲みやすいタイプの物。

日本に売ってないバーガーとしては、Big Tasty、MacRoyal、CBOなどなど。
CBOとは「Chicken Bacon Onion」の略のようですね。
サラダを注文すると、エクストラバージンオリーブオイルとバルサミコ酢がついてきます。
スペインでは、サラダにはオリーブオイルとお酢が欠かせないそうです。
飲み物も、Mahouというスペインビールが選べたりするらしいです。私は下戸なので注文しませんでしたが。

メモに書いて見せて、注文したものです。


このバーガーがCBO。


これがスペインならではのガスパチョ・スープ。トマト好きならありかも。
  

ポテトは2種類ありまして、日本でおなじみの形のポテトが「PATATAS FRITAS」。

そして「PATATAS DELUXE」というのが、こういう形のポテトです。


普通のポテトも混じってるのは、単に店員が雑だからです。


バーガーをめくるとこんな感じ。具がこぼれやすいです。
  

マクドナルドは基本的にはアンドラもバルセロナも、食べ終わったら自分でトレイに捨てるようですね。

さて、マクドナルドで腹ごしらえをしたら、そのままエスコルテイングレスへ向かいます。時間はそろそろ18:30。


バルセロナで一番大きいデパートで、地下にはスーパーがあります。


スーパーはお土産探しには最適。地元の人が使うものを安く買えます。


スペインではオリーブ商品が多く並んでいるのが特徴。この棚ほとんどオリーブオイルです。


オリーブオイルは主に地中海に面した地域で好んで使われ、特にスペインはオリーブオイルの生産量は世界一です。
オリーブオイルの種類も非常に沢山あり、エキストラバージンオイルなども日本よりいいものが安く買えるんです。

スーパーとは違う別の店舗には、日本製品もありました。海外行くと何かしら日本の商品を見かけます。


ここぞとばかりに土産を買いまくりました。

お土産を買ってまた宿に置きに帰り、バルセロナ最後の散策へ。


世界遺産グエル邸。ガウディが手がけた豪華な屋敷。


建物は広く、内部見学の際には日本語のオーディオガイドもあるそうです。

リセウ大劇場。ミラノのスカラ座、ウィーンのオペラ座と並ぶ、ヨーロッパ3大歌劇場の1つ。


現在でもコンサートが行われます。


ちょうどドアが空き、外で待っていた高貴な身なりの方々が中へ入っていきました。


観光客でにぎわうレイアール広場。
  

夜遅くまで人が多いのだそうです。


ランブラス通りはいつも観光客が多いですね。


チュロスを食べに、地元の人も訪れるというラ・パリャレサへ。
  

注文してここで食べるという事を告げると、まずはテーブルにつけとのこと。
テーブルに座ってから注文するスタイル。スイソとチュロスを注文。

ガイドブックにも載っているので観光客も多い店。
  

先にチュロスが来ました。出来立てが食べられるのが特徴。


遅れてドリンクも来ました。


こちらがスイソ。生クリームをてんこ盛りにしたホットチョコレート。


どちらも味は見た目通りなんですが、砂糖はほぼ入っていない状態です。
チョコは甘さ控えめ。生クリームも甘さがありません。
自分の好みで砂糖を振りかけて食べるんですが、最初から入ってくれてた方が
食べやすかったような気がします。味自体はおいしくて出来立てが食べられるのはグッドですね。
ちなみにテイクアウトをする場合は、紙袋にチュロスを入れた後、砂糖をその中にバサッとかけてくれる感じです。

チョコレートというのは伝えられた当初は飲み物でしたからね。


紙ナプキンが落ちていました。バルも含めてそういう文化ですからね。今は掃除してるところも多いけど。


会計はテーブルで店員に言えばしてもらえます。
満足したので(必要かどうかわからなかったけど)チップ0.2EUを置いて出ました。

宿に戻ったら、あとはもう荷物を整理して寝るだけです。


エスコルテイングレスの地下スーパーにまた立ち寄り、土産用のカヴァを見つくろった後

最後の贅沢とばかりに、イベリコ豚の生ハムを買って戻ることにしました。


宿に戻る前に、宿からもっとも近い観光地といえる、カサ・カルベへ。本当は初日に行くつもりでしたが。

ガウディが設計した集合住宅なのですが、ガウディ建築の中で「ガウディらしさ」が最もおとなしいと言われる作品。
  

建物の中には入れませんが、1Fがバルセロナでも有数のレストランになっています。


宿に戻り、荷物を少し整理した後、寝る前にハモンイベリコを食します。
生肉なので国外に持ち出すことができず、現地で食べて帰るしかありません。

ハモンイベリコとはイベリコ豚の生ハムのこと。日本でも知れ渡ってきた高級品ですね。
通常のハモンセラーノと呼ばれる一般的な生ハムよりも質の高いもので、口の中でとろける美味しさがあります。
イベリコ豚と一口に言っても、グレードや部位によって味も値段も違ってきます。
イベリコ豚とは血統の事であり、ドングリを食べて育った最高級のイベリコ豚(全体の10パーセントほど)は
「ベジョータ(bellota=スペイン語で「どんぐり」)」と呼ばれ、
どんぐり以外の普通の飼料を食べて育ったものは「セボ」と呼ばれるそうです。
私が買ったのは一番安いものなので、グレードはだいぶ低いと思われます。まあ記念購入ですからね。

においは独特の生ハムのものですが、ハモンセラーノとは香りが違う気も。
肉自体は確かに柔らかく、口の中でとろける感じはあります。スジはちょっとありますが。
ワインに合わせた味になっているため、コカコーラライトと合わせるには無理がありました。
この味付けだと普通に食べる分には、美味しいとは感じにくいと思いますが、たぶんワインとは最高に合うはずです。

初めからスライスされていて、開けてすぐ食べられます。手は汚れますが。


さて明日は観光はせず、もう帰るだけです。

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