ローマ・バチカンの弾丸旅 1日目 フォロロマーノ〜パラディーノの丘〜コロッセオ


●ヨーロッパ随一の観光地、ローマとバチカンへのピンポイント弾丸1人旅。長編その1。
  歴史あるイタリアの首都、ローマはヨーロッパ随一の観光都市だった。


フォロ・ロマーノからのコロッセオ外観 パラディーノの丘からのフォロ・ロマーノ

ローマ・バチカンの弾丸旅 目次

タイトル 旅行日時 国・地域 地名 旅行先・観光したもの メンバ
備考
ローマ・バチカンの
弾丸旅(長編)

1日目
2日目
3日目
2016/09/19
〜09/23
イタリア ローマ フォロ・ロマーノ、パラディーノの丘、
コロッセオ、コンスタンティヌスの凱旋門、
トレヴィの泉、パンテオン、Giolitti
1人旅 街歩き

弾丸旅行

ラウンジ利用

旅費8.7万
バチカン バチカン ヴァチカン美術館、サン・ピエトロ広場、
サン・ピエトロ大聖堂、
サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂

ローマへ安価な弾丸旅行

今回は滞在2日半という短い日程での弾丸旅行でしたが、見どころを絞って無理なく観光しました。
弾丸旅行に加え、9万円以下の旅費でヨーロッパに行くという、非常に安価な旅を実現しました。
航空券が安いタイミングを絞り込み、オプショナルツアーを利用せず、スケジュールをコンパクトにして経費を削減です。

連休の間に行く日程でかつ、できるだけ安くという「安価で行く弾丸ヨーロッパ」が今回のテーマでしょうか。
私の場合は観光は1都市あたり2日あれば十分ですので、この日程でも満足できました。

初めてヨーロッパに行く方には弾丸旅行はお勧めしませんが、
それなりに旅慣れた人であれば、こういった旅も選択肢の1つになると思います。
サッと行って、自分が見たいところだけしっかり見て、サッと帰ってくる。
現地で何もしない時間をとる事も有意義なんですが、今回は余暇の時間をとりませんでした。

今回ローマとバチカンを選んだのは、ヨーロッパの観光都市として外せない場所だったからです。
過去に添乗員の人と話をする機会があったのですが、「ヨーロッパに行くのならまずローマ。
ヨーロッパの歴史はローマから始まっているから。」とおっしゃっていて、
1度は行ってみるべきだろうと考えていました。

ローマは見どころが多いのですが、訪れたのは自分が興味のある場所のみで、他はカットしました。
例えば真実の口は著名な彫刻ではなく、単なるマンホールの蓋であるらしく、
ローマの休日などで人気スポットになっただけの場所なので、今回はパスです。
独り身なのでショッピングも興味がないですし、美術館もバチカンだけで十分。

私は元々イタリアとフランスはあまり好きではなく、この二国は
一度は訪れたいと思ってはいたものの、少ない日程でよいと思っていました。
数あるイタリアの都市の中でローマを選んだのは、バチカンに訪れたかったからです。
イタリアは各地域に魅力があるので、ローマ以外の都市は、またの機会で訪問できればと思っています。


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1日目 出発〜香港国際空港「Plaza Premium Lounge」

関空から香港経由でローマへ。
キャセイパシフィックは初めて乗りました。

関空─香港間の座席の足元はこのくらい。
  

機体は最新のもので、まだ新しいです。


モニタはタッチパネルになっており、リモコンはありません。


モニタの下にはUSBポートがありますが、対応するスマホでないと充電はできないようですね。


テーブルとコップ受け。


コップ受けを出したところ。内側のリングが回ります。
  

テーブルは折り畳みタイプ。
  

ブランケットは用意してくれます。


機内食が1回出ました。味はまあまあ。
  

香港国際空港に到着。セキュリティチェックを出てすぐにラウンジ「Plaza Premium Lounge」がありました。

しかしなんとこの行列です。有料のラウンジ入るのにこれだけ並ぶとは驚きです。


まあ時間はたっぷりあるので、行列に並びます。ラウンジで休むために並ぶとは…。
  

ラウンジ専用の麺類に人気があることと、客をさばく受付が1人しかいない事が、おそらく行列の原因でしょう。

ここのラウンジはなかなか広いです。


こちらは帰りに立ち寄った時の、空いてるラウンジ。


フロアの照明が暗いので分かりにくいですが、座席数は多いです。


行きにお腹を壊さないよう、控え目に頂きます。


こちらは帰りに立ち寄った時に食べた麺。これがここのラウンジの特徴でもあります。


麺は手作りなので、タイミングよく取りにいかないと、ゲットできません。
具ははんぺんとかまぼこのようです。結構いけます。

午前中に立ち寄れば朝粥もあります。なかなかの味。


もう1か所のラウンジ(名称は同じ)に行くため、シャトルで移動。
  

ラウンジは上のようですね。


こちらは複数のラウンジが集まったフロアのようです。
  

封鎖されていると思ってよく見たら、こちら側は閉まっているという意味のようで


少し離れたところに入り口がありました。


こちらのラウンジは先ほどの場所よりも狭いですが、人もそれほどいないようです。


空いている席もわりとすぐ見つかりました。


混雑してない分、ゆったり過ごせますね。


品数もそれなりあります。
  

デザートはこちらのほうが充実していそうです。
  

マシュマロや点心のようなものもありました。


ラウンジを後にします。なかなか広い空港ですね。
  

ゲートが変更になったようです。そちらに移動。
  

しかしかなり遅れが出ているようで、結局1:10以上遅れてしまいました。機内ではさらに30分待ち。


香港─ローマの座席の広さは、先ほどと大して変わらないように見えます。


モニタ操作も内容も全く同じ。キャセイは日本語表示を選べ、日本の映画もあるのはポイント高いですね。


ルートはおそらく香港→中国→ミャンマー→インド→バングラデシュ→インド→パキスタン→イラン→アゼルバイジャン→
アルメニア→トルコ→ブルガリア→セルビア→モンテネグロ→ボスニア・ヘルツェゴビナ→クロアチア→イタリア。

1回目の機内食。左下のチキンはなかなか美味しかったです。
  

2回目の機内食。卵とソーセージと豆。ヨーグルト。スイカは残しました。
  

12時間半の長丁場でしたが到着。エコノミーの前方にあるビジネスクラスってこんな座席なんですね。
  


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1日目 フォロ・ロマーノ〜パラディーノの丘

フィウミチーノ空港に到着。案内板を見て進みます。
  

空港バスは、どうやら先にカウンターでチケットを買うようですね。列に並びます。
  

10:00のバスチケットを買ったのですが、なぜか満席で乗れず、次のバスを30分ほど待つことに。
空港バスに乗った後、さらに45分ほどでテルミニ駅に到着し、そこから歩いて宿へ。
場所はすぐわかったんですが、4階にあることを知らず、少し迷ってしまいました。
到着したのは12時前。チェックインを済ませ、30分ほど休憩し、眠い目をこすりながら観光へ出発。

地下鉄の自動券売機はこれです。ここで48時間乗り放題のチケットを購入。


地下鉄コロッセオ駅を降りると、目の前にコロッセオが。


馬車がいるのは観光地である証です。


コロッセオはすごい人だったので、先にフォロロマーノの方へ移動します。


すぐ近くにある凱旋門。


そしてその前にある、よくわからない像。


地図を頼りに歩くも、出口専用だったようで、引き返します。


結局かなり歩き、フォロロマーノの北入口へ。ここは非常に空いていて係員も洗練されてます。


さっそく中へ。ここはローマ帝国の遺跡が残るエリアです。
  

内部はそれなりの広さがあります。


フォロロマーノは今も使われる「フォーラム」という言葉の語源です。
  

古代ローマ時代には市民の集会や裁判、商業活動や政治討論の場として設けられた公共広場でした。
  

このアントニヌスとファウスティーナの神殿も見どころですね。


これぞ古代ローマの遺跡と言わんばかりの光景ですね。
  

ローマは至る所に水が湧いています。ここにもありました。


このまま、パラディーノの丘へ向かいます。


パラディーノの丘は、フォロロマーノの南側に位置する、見晴らしのいい丘。
かつてローマ時代の貴族や有力な家柄の人々が住んでいた住宅地の跡です。

途中にあったコケだらけの泉。


金魚っぽいのが泳いでいました、水は綺麗なのかも。


階段を上がり、庭園っぽいところを抜けると


展望所がありました。ここからの眺めは素晴らしいです。


フォロロマーノを上から見下ろせます。当時の建物の配置も把握しやすいですね。
  

ローマの遺跡の見学ならば、ここは外せませんね。


フォロロマーノと共に人気のスポットです。


この丘自体も、遺跡なんですよね。


フォロロマーノに戻り、出口を探していると、なかなか良い撮影スポットを発見。石柱とコロッセオ。


フォロロマーノの高台からのコロッセオ。いいですねここは。


ここはフォロロマーノの隅のエリアですが、ここも遺跡が残されていました。


出口専用通路から外へ出ます。
  


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1日目 コロッセオ

フォロロマーノが意外と良かったので、頑張ってコロッセオの列にも並ぶ気が湧いてきました。


チケットを持っているので、30分くらいで中に入れました。


ローマの観光地はどこも、セキュリティチェックがあります。このご時世ですからね。


コロッセオはローマでも最も有名な観光地の1つであり、シンボルです。
かつて剣闘士や猛獣たちが戦いを繰り広げた場所。

12世紀末の有名な言葉があります。
「コロッセオがある限り、ローマも存在するだろう。
コロッセオが崩れるとき、ローマも終わりとなろう。
が、ローマが終わるときは、世界の終わりだ。」
と。そのくらい特別な場所だったんですね。

コロッセオが今も昔のまま健在なのは、このヴェスビオ火山灰を混ぜた接着剤のおかげらしいですね。


有名観光地の案内板はどこも、イタリア語と英語表記が並んでいます。
  

階段で2階へ。昔の建物であるためか、なかなか急な段差です。
  

多少、発掘品の展示もありました。
  

コロッセオ内部へ到着。


今は地下の部分がむき出しになってますが、これはこれで遺構を知れてよいですね。


コロッセオ自体はローマ以外にもいくつかありますが、やはりローマにあるコロッセオは格別ですね。
  

先ほどフォロロマーノからコロッセオを撮影した場所。反対側から見るとこうなります。


ローマにコロッセオは不可欠ですね。
  

ローマの観光は、ローマ帝国の遺跡を見ることに尽きます。
  

下りの階段に、日本語表記もありました。


出口の手前からは、地下がよく見えます。


疲労が限界なので、そろそろ戻ります。


地下鉄コロッセオ駅に戻ります、かなり人多いですね。


イタリアの地下鉄は落書きを消していません。パリ・ロンドン・バルセロナではこんなことはなかった。


宿に戻りました。ここで宿を紹介。(写真を撮影したのは翌日)

建物の1F入り口から中へ。
  

少し階段を上がるとアンティークなエレベーター。
  

バルセロナの宿とほぼ同じですね。ドアが手動で中が狭いタイプです。
  

3人も乗れるかわからない狭さです。


1室が宿になっています。ヨーロッパの古い建物って感じですね。


私が泊まった部屋はシングルですが、ベッドは大きいです。シングルを2つ並べたくらいの広さ。


部屋のドアを開けたところ。
  

室内灯がおしゃれですね。このプロペラはスイッチで回ります。


入り口のドアの隣にはテーブルとイス、クローク。


テレビと、もう1つシングルベッドがあります。ノートパソコンは私が置いたもの。


1人なら十分な広さです。


クローゼットは大きく、ハンガーも沢山あります。
  

この日はすぐ寝ました。
相当疲れていたのか、夕方6時に寝た後、翌朝4時まで目が覚めず、5時半くらいまで布団にいました。

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