大阪こんなとこやでレポート6 〜大阪市の神社仏閣 編2〜


●前回に引き続き、大阪市に点在する主要な神社仏閣をご紹介。
  大阪にはまだまだ、由緒ご利益のある人気スポットがあります。


法善寺横丁 少彦名神社(神農さん)

大阪こんなとこやでレポート6 〜大阪市の神社仏閣 編2〜 目次

タイトル 旅行日時 都道府県 旅行先・観光したもの 移動
手段
メンバ
備考
大阪こんなとこやで6
(大阪の神社仏閣2)
2014/12/17 大阪 法善寺(法善寺横丁)、少彦名神社、高津宮、
露天神社(お初天神)、杭全神社、大念佛寺、
安倍王子神社・安倍晴明神社、全興寺
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大阪市の神社仏閣2

大阪に住む私が、皆さんに大阪を紹介するというスタンスでお届けするレポートコーナー。
今回は大阪市にある神社仏閣のうち、前回に掲載しきれなかった分を紹介したいと思います。

数ある中で紹介したいもの、撮影できたものを優先にスポットを選びましたが、
これ以外にもまだまだ大阪に寺社仏閣は存在しています。
(寺社仏閣が多数ある四天王寺・夕陽丘周辺は、また別途作成できればと思い、選考から外しています)
大阪観光の1つの選択肢として、参考いただければうれしく思います。
(※こちらのレポートは性質上、目的地を訪問した日時がそれぞれ異なる場合があります。)


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法善寺(法善寺横丁)

法善寺(ほうぜんじ)は、水掛不動尊 法善寺として地元で親しまれるお寺です。
当寺院の北側にある細い通り「法善寺横丁」の方が有名かもしれません。
ミナミの繁華街にありながら、静かななにわ情緒を漂わせている場所として、
メディアでも取り上げられる事があります。

2002/09/09に火災に見舞われたことがあり、当時はローカル番組で連日話題になっていました。
再建の際には現行の建築基準法の規制にかかるため狭い路地を残す事ができませんでしたが、
30万人を超える署名活動によって特例が適応され、従来通りの狭い道幅が復活しました。

なんばにあるお寺といえば、法善寺は外せません。
  

火事の後に再建され、すっかりきれいになっています。


大阪、なにわを代表するお寺です。
  

毎日のように参拝客が訪れます。
  

こちらが水掛不動。
  

水をかけられまくってコケだらけです。
  

観光客も多く訪れるお寺です。
  

大阪の有名人でもここを愛する人は多くいます。
  

大阪なにわを代表するスポットの1つと言えるでしょう。


やる気のなさそうなニャンコが出てきました。
  

法善寺から延びるこの細い通りが、法善寺横丁。
  

夜になるとにぎわいますよ。


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少彦名神社

少彦名神社(すくなひこなじんじゃ)は、道修町の神農(しんのう)さん、神農さんの別称で知られる神社です。
祭神は薬・医療・温泉・国土開発・醸造・交易の神ですが、少彦名神社では薬の神として
健康増進、交易の神として商売繁盛の神徳があるとされています。

医薬にゆかりのある祭神を祀っていることから、医薬業に携わる会社・関係者などの信仰を集めている他、
病気平癒・健康祈願や医薬業関連の資格試験合格を願う参詣者も多く、
近年ではペットの病気平癒・健康祈願に参拝する人も増えているそうです。

大阪のビジネス街にあります。


周囲をビルに囲まれていますが、決して忘れ去られることはありません。
  

今も多くの人から親しまれている神社です。
  

薬品の展示も行われています。


奥まった場所に鳥居と拝殿。
  

絵馬を見ていても、薬品関係の祈願ばかりです。
  

日々の参拝者が絶えることはありません。


社務所のビルの3階に行くと
  

くすりの道修町資料館があります。
  

くすりに関する展示があります。入場は無料。
  

こんな場所があったんですね。


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高津宮

高津宮(こうづぐう)は、仁徳天皇を主祭神とする神社。
古典落語「高津の富」「高倉狐」「崇徳院」の舞台として知られる場所です。

道路に面した位置に鳥居があります。
  

敷地が広いですね。
  

周りが公園になっています。
  

塚のようなものもありました。


境内へ足を踏み入れます。
  

そこそこ広いですね。
  

社殿も立派なものです。
  

五代目桂文枝の碑がありました。


郡戸王子推定地の碑。


比売古曽(ひめこそ)神社。
  

門も立派です。
  

こちらはご神木でしょうか。


高倉稲荷神社。
  

平日の朝でも参拝客の姿が見られます。


参道の横には


命の木、なるものが。


像の木彫りもありました。


広く由緒ある神社という感じですね。


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露天神社(お初天神)

露天神社(つゆのてんじんじゃ)は、大阪府大阪市北区曽根崎二丁目にある神社で、通称「お初天神」と呼ばれています。
人形浄瑠璃『曽根崎心中』の舞台として有名で、わりと親しまれている神社です。

場所は梅田に近く、最寄は地下鉄の東梅田駅ですが、梅田界隈から歩いていくこともできます。

まずは「お初天神通り商店街」へ。
  

普通の商店街です。


そして商店街のすぐ傍にあるのが、露天神社。


鳥居を抜け、ビルの横を通って奥へ。


人形浄瑠璃『曽根崎心中』の貼り紙がありました。
  

なかなか雰囲気があります。
  

梅田にあるので、周辺はビルに囲まれた、まさに都会の中の神社。


それでもこの界隈では名の知れた神社です。


梅田にあっても、立派な観光地だと思いますね。
  

参拝客にはビジネスマンの姿も。
  

意外とそこそこ広いかもしれません。


ご利益もありそうです。
  

訪れるなら、商店街とワンセットで歩きたいですね。


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杭全神社

杭全神社(くまたじんじゃ)は、大阪市平野区平野宮町にある神社です。
国指定の重要文化財(かつ国宝)が残っている神社です。

日本で唯一連歌所が残っており、連歌会は明治以降廃れていたものの1987年に復活させ、
毎月定期的に平野法楽連歌会が催されています。
1999年からはインターネット連歌が始まったそうです。
初代の連歌所は室町時代に建てられたものの大坂冬の陣で焼かれ、現存するのは1708年(宝永5年)に再建されたもの。
大阪市指定文化財に指定されています。

またここの地名は「杭全」と書いて「くまた」と読むのですが、これは他県民が読めない大阪の地名の代表例としてよく登場します。

入り口です。


杭全神社と書かれた石碑があるんですが、見えにくい位置にあります。


入って左には、ご神木?


右側にも祠がありました。


自転車に乗ったまま境内へ。


ここからは自転車の乗り入れができません。
  

一般的な神社の広さでしょうか。


中央には拝殿。


そして奥には本殿が。


この本殿の第一殿、第二殿、第三殿は重要文化財に指定されています。しかも国宝です。
  

他にも稲荷社など、いくつかの社があります。


えびす神社というものもあります。


社務所もオープンしていました。


杭全神社は7月には夏祭りも行われています。


地元ではおなじみの神社だったりします。


一般的な神社だと思っていたのですが、国指定の重要文化財があると、改めて知って驚きました。


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大念佛寺

大念佛寺(だいねんぶつじ)は、大阪府大阪市平野区にある寺院です。
日本最初の念仏道場として知られます。
この界隈では割と大きな寺院で、非公開ですが国宝と重要文化財が収められています。

自転車で探してると看板を発見。


なにわ七幸めぐりの1つに数えられています。


入り口へまわります。
  

登録有形文化財に指定されています。


案内図を見ても、その広さがわかります。


入り口の門も立派なものです。


本殿。大きいですね。


敷地も広そうです。


京都などにあっても遜色ないような、立派な建物です。


ちゃんと鐘楼もあります。


お堂もいくつかあるようで、こちらはその1つ。


瑞祥閣。


参拝客は少なかったですが、ここは平野を代表する寺院の1つですね。


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安倍王子神社・安倍晴明神社

安倍王子神社(あべのおうじじんじゃ)、安倍晴明神社(あべのせいめいじんじゃ)は阿倍野区にあります。
この2つは同じ敷地内にあり、隣接しています。

祭神の安倍晴明はこの地で生まれたと伝えられていて、
平安時代の有名な陰陽師の一人である安倍晴明を語るに外せないゆかりの神社です。
阿倍野区の名前の由来も、古代にこの地を領有していた豪族「阿倍氏」からきているという説が有力です。

入り口。周辺が住宅街なんですが、存在感はあります。


碑にあるように、安倍王子神社と安倍晴明神社は別のもので、隣接して建っています。


事務所の建物はわりと大きく、普通に入り口の駐車場にトラックが停まってます。


建物を通り抜けて奥へ。


建物の中に清浄水。


石碑を横目に奥へ


こちらが安倍王子神社。
  

立派な本殿ですね。
  

境内には神秘的なご神木。
  

わりと地元の人もふらりと訪れる場所です。


阿倍野を代表する神社といえば、やはり真っ先にこの安倍晴明神社が思い浮かびますね。


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全興寺

薬師堂全興寺(やくしどうせんこうじ)は大阪市平野区にある寺院。
大阪市南部の歴史地区、平野を代表する寺院の1つです。

1300前に聖徳太子が、平野の野中の地に小宇を建立して薬師如来の像を安置されたと寺伝にあり、これが全興寺の草創のようです。
その薬師堂からしたいに町が形づくられ「平野」発祥の地とも言われています。
本堂は1615年の大阪夏の陣で一部を焼失し、1661年再建されたもので、大阪府下では古い木造建築の一つだそうです。

地獄体験ができる大阪の珍スポットとしても紹介されています。

商店街に入り口があります。
  

入り口にあった看板。


横の入り口にまわってみました。
  

どのみち正面にはまわらないといけないみたいですが、まあここから入ります。


こちらが本堂のようですね。
  

境内にはお地蔵さん。


駄菓子屋さん博物館。残念ながら閉まっていました。


地獄堂。遊び心がありますね。
  

この石の穴に頭を入れると地獄の釜の音が聞こえます。とあります。


商店街側の入り口へ。


こちらの入り口から入りなおしてみます。


こんな感じです。


正面にお賽銭を入れた後


奥の菩薩に水をかけるようです。
  

マニ車もあります。友好の証としてネパールから贈られたそうです。
  

私は本場ネパールで見ていますから新鮮味はありませんでした。1回まわすとお経1回です。


平野は大阪市南部の歴史地区でもありますから、他にも色々散策スポットがありますよ。


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