京都旅行3


●2012年最初の京都ぶらり旅行。今回の宿は随分豪華。
  冬の京都は寒いが、雪が降れば情緒も溢れるというもの。


醍醐寺 ウェスティン都ホテル

京都旅行3 目次

タイトル 旅行日時 都道府県 旅行先・観光したもの 移動
手段
メンバ
備考
京都旅行3 2012/01/29
〜01/30
京都 醍醐寺(三宝院、憲深林苑、唐門、仁王門
清瀧殿、五重塔、金堂、伝法院大聖堂、他)
大石神社、南禅寺、豊国神社、三十三間堂
家族 京都ぶらり
世界遺産

1日目 醍醐寺(三宝院門跡、三宝院、憲深林苑、唐門)

気軽な気分転換ということで、今年初めての京都旅行に出かけました。

まず向かったのは醍醐寺。
ここは真言宗醍醐派総本山の寺院なんですが、世界遺産にも登録されています。
200万坪以上の広大な境内をもつ寺院で、豊臣秀吉による「醍醐の花見」の行われた地としても有名。

駐車場に車を停めます。車は少なめでした。


駐車場からの入り口と、徒歩で来た時の入り口は異なっているようですね。
ちょっとした出店が出ていました。


バスも入れる駐車場なので、ツアー参加の場合も、ここから入ることになるようです。


茶屋もありました。


この小さな門を潜って、本堂へと向かいます。


どうやら今日は月に1度の市場が開かれているようです。


朝ではありましたが、そこそこ人はいるようでした。


すぐ近くにあった「霊宝館」。ここは入場料が発生する場所の1つ。


市場の並びに沿って奥まで進むと、どうやらこちらが市場のメインのようです。


そしてこちらが醍醐寺の三宝院門跡。さっそく中に入ってみます。
入場料は「仁王門」とのセットで1人1000円でした。


入場口を潜ってすぐに、売店がありました。


道順に沿って歩くと、見えてくるのがこれです。


三宝院というやつですね。重要文化財です。


内部には靴を脱いで入ります。内部は写真撮影禁止なので、これがギリギリでしょうか。


建物内部には当時のまま残された襖絵や、綺麗に整備された庭などが保存されてありました。
入り口から「葵の間」「秋草の間」「勅使の間」と続き、国宝の「表書院」には重要文化財の「襖絵」が飾られ、
そこから見る中庭からは「亀島」「鶴島」「賀茂の三石」「藤戸石」などが置かれていました。
さらに秀吉が花見をしたときの建物を移築したものと言われる「純浄観」、加えて「本堂」「奥宸殿」の3つは重要文化財です。

「本堂」ではちょうど任命式が行われており、僧侶の方が高松にある寺の住職に任命されていました。
こういうタイミングはそうそうないので、非常に珍しい光景を見ることができました。
寒かったので廊下が冷たく、ちょっと歩くときに辛かったですが。

写真撮影禁止ということで、お見せできないのが残念ですが、是非直接行って見ていただければと思います。

三宝院から門まではこれだけ離れています。


このあたりの植物も、綺麗に整備されているようですね。


桜が植えられているようです。さすが花見の名所。


三宝院の横には道が伸びていて、簡易トイレの先にあるのが


この建物。といっても事務所のようですけどね。


横の部分を見ると思いっきり事務所です。


そしてその横にも、立派な建物が。


看板を見ると、三宝院の「殿堂」と「庭園」であるようで、重要文化財です。
といっても周辺には事務所があるので、車や自転車が景観を損ないます。


そもそも建物内すら立ち入り禁止なので、あんまり観光客はここまで来ないのかもしれません。


さらに反対側にも事務所があるんですが。


その横は遊歩道になっているようです。「憲深林苑」とあります。


春に来ると桜が綺麗だそうですが、この時期はこの通り。
  

足元にはモミジが落ちていました。秋にもきっと綺麗になるんでしょうね。


三宝院を後にします。ここは40分ほど見ていたでしょうか。
  

三宝院の入り口の横にある看板。世界遺産である事を証明しています。


そしてこの門は国宝「唐門」。
内側の庭からも見えましたが、写真撮影は禁止だったので、外側から撮影しました。
  


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1日目 醍醐寺(仁王門、本殿、五重塔、金堂、不動堂、真如三昧耶堂、伝法院大聖堂、弁天堂)

昼になって人が少し増えたようです。市場も盛況そうです。


正面に進んだ先にあるのがこれ。


看板を見ると「仁王門(西大門)」「金剛力士像」とあります。重要文化財ですね。


門の左右にあるこれが「金剛力士像」です。
  

門を潜ったところがゲートになっています。


門を過ぎて中へ。左右に立ち並ぶ旗がここの特徴でしょうか。


奥まで歩いて後ろを振り返ると、なかなか堂々とした通りに見えます。
季節が春なら、なお映えていたでしょうか。


奥まで行って右へ。ここもまだ旗が立ち並んでいます。


さらにもう少し続いていました。


旗の側には小川が流れています。


ここは中々見所が多そうです。順番に見て行きます。


こちらが本殿のようですが、人気はなく寂れています。ここでは脇役な感じ。
  

これは清瀧殿。


清瀧殿をぐるっと一回り。


その先には五重塔がありました。


そしてこちらが金堂。国宝です。


堂々とした佇まいですね。


特別な建物の前にはこういうのありますよね。


内部には入れず撮影禁止なので、ギリギリこういうアングルから撮影。


金堂から少し歩くと、他にも古そうな建物がありました。


こちらは不動堂。
  

正面から見るとこんな感じ。


お地蔵さんも並んでいます。


さらにその隣にも。


真如三昧耶堂がありました。
  

内部には寝仏が祀られていました。
  

真如三昧耶堂から少し戻ると、ちょっと変わったお地蔵さんがありました。


そこから真如三昧耶堂を見ると、なかなか味が出ます。


こういう道の佇まいは大事ですよね。


こちらは祖師堂。
  

空海と聖宝が祀られているようです。


伝法学院というものもありました。入れませんでしたが…。
  

門を潜って、奥へ進むと


これも桜の木でしょうか。ここを抜けて


伝法院大聖堂へ。


ここは醍醐寺最大の丈六の木造・阿弥陀如来像が祀られているそうです。
  

さらに奥には綺麗に整備された池が。紅葉の時期にはさぞ美しいでしょうね。


これは弁天堂と呼ばれるようです。ここも冬だとちょっと寂しい光景?


雪が降ればもうちょい映えるかもしれませんね。


さらにここから奥にも庭園らしきものがありました。
  

一番奥には滝があるようです。
  

ここも小さいながら、庭園という感じはあります。


池には鯉がいました。


一通り奥まで見れたので、戻ります。


帰り際に、まだ見ていなかった鐘桜堂に寄りました。が、これ自体はたいしたものではなさそうです。


門まで戻ってきました。50分ほど観光したでしょうか。まだ市場には人がいます。


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1日目 大石神社

醍醐寺観光を終了し、車にて昼食を食べました。
ちょっとゆっくりして、次に向かったのは大石神社。

大石神社とは『忠臣蔵』のモデルである元禄赤穂事件において、討ち入りをした「大石良雄」ら赤穂義士を祀る神社です。
有名なのは赤穂にある神社ですが、京都にも実はあります。

道路標識を頼りに、探しながらドライブ。


分かりやすい標識がありました。


これが大石神社。バスでも来ることができるようです。
駐車場も入場も無料というのが助かります。


ここが駐車場だと思いきや、実はもうちょっと奥みたいです。


車を停めて中を散策。まずは石碑がありました。


管理者の家でしょうか?なにやらラフな雰囲気。


境内の手前にはポニーがいました。
  

境内へ。


これが社殿。「願掛けの神」「大願成就」とあります。


さらに奥にあるのが本殿でしょうか。


こちらが「大石内蔵助」の像。ご利益は強そうですね。


合格「天神うし」とあります。なんのこっちゃ。


他にも「義人社」と書かれた祠が。


境内の石碑は、もはや何と書かれているかわかりません。


境内にはシダレザクラが植えられていました。
  

他にも石碑はいくつかあるようでしたが、文字はややかすれている感じです。
  

今日の京都観光はこのあたりにして、宿へ向かいます。


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1日目 ウェスティン都ホテル

今回はウェスティン都ホテルです。
ホテル自体は流石に広いですね。
  

ロビーも広々。
  

ここからは部屋を紹介。広い部屋でした。

広いベッドでした。


テレビの前のソファー。


テレビも非常に大きいです。


奥にも部屋があって、さらにベッドが2つありました。
  

部屋にはティーセットと、冷蔵庫も完備。奥は入り口です。


バスルームも広々。
  

トイレとバスも別々。
  

窓からは見えるのは、ホテルの敷地内にある庭園。


京都市文化財(名勝)にも登録されている庭園だそうです。
  

このホテルの上層階にはラウンジが設けられています。
  

ラウンジは時間帯によって、コーヒータイム、アルコールタイムがあります。
セルフサービスで、自由に利用することができるようになっていました。


この時間帯はコーヒーや紅茶が置かれていました。
  

クッキーなども食べることができます。
  

こんな感じでくつろげます。


ラウンジからの景色。
  

南禅寺も近くに見えます。


1階層上にもラウンジがありますが、ここは飲食物の提供はありません。
  

エレベータールームからは中庭が見えました。


ホテルの1Fには、ウェスティンストアなるものも。
  

さらに奥にも会場があり、今日はどうはら前原さんの後援会新年会があるようです。
  

こちらはこちらで綺麗な施設でした。
  

客室の方へ戻ります。途中にあったこういう空間もまた、意味があるのでしょう。


このホテルは古くからあるんですが、改装されたことにより綺麗になったようですね。
  

ホテルの奥の非常口の部分、及び最上階は古いまま残されていました。


なんとヘリポートもあります。こちらも古いまま。


夜はラウンジでアルコールを飲みながら、軽食を食べることができました。
こちらはインターネットルームなんですが、人が多いのでこの部屋も解放されています。


ビールのつまみに最適な、チーズやナッツはセルフサービスでした。


こちらは1人1つ用意された軽食です。


今回、たまたま非常に安いプランがあったため、よいフロアに泊まりに来ることができました。
普段、安宿しか泊まらない私ですが、たまにこういう宿に泊まると気分が変わりますね。
この日は夕食後、まったりして寝ました。


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2日目 南禅寺

翌朝、窓を見てみると、中庭に雪が積もっていました。
  

朝食はバイキングでした。人も多く品揃えもそこそこです。
  

味もなかなかのものでありました。


ホテルで少しゆっくりした後、徒歩で南禅寺に向かうことに。
途中にあった看板。このあたりは風致地区なのだそうです。


これは昔の路線跡でしょうか。


徒歩で南禅寺へ。


入り口には大きな看板がありました。南禅寺界隈の広さが伺えます。


南禅寺に向かう途中にあった「金地院」。今回は入りませんでしたが、ここも見所の1つです。
  

こちらがメインの南禅寺。


門を潜って進みます。


この門は「三門」と呼ばれるもの。重要文化財です。
石川五右衛門が「絶景かな絶景かな……」という名科白を廻す「南禅寺山門」はこれのことです。
しかし、実際の三門は五右衛門の死後30年以上経った寛永5年(1628年)の建築といわれています。


三門は柱が古く、これぞ京都と言わんばかりの風格があります。
  

建物自体も立派なものです。


ちなみに三門は入場料を支払えば、中へ入る(上へ登る)ことができます。


この三門は、季節を問わず京都のハイライトの1つと呼べるかもしれませんね。


紅葉の時期となれば、それはもう美しい景色になるんでしょうね。
  

こちらが南禅寺。三門が目立ちますが、こちらも忘れてはいけません。
  

名勝庭園「南禅院」というところもあります。


途中にあるのは琵琶湖疎水。


看板を見ると「水路閣」とあります。国の史跡のようですね。


非常に古い建造物であることがわかります。
  

奥には小さな滝がありました。


さらに奥が「南禅院」のようです。今回は素通り。


駒ヶ瀧「最勝院」という石碑もありました。


琵琶湖疎水は、遠くから見ても、本当に歴史を感じます。


このあたりは「歴史的風土特別保存地区」だそうです。


奥にあったこの建物は


方丈と呼ばれるもののようです。いろんな名称の掛札がかかっていますが。


看板を見ると、残念ながらメインとなっている展示物の多くが修繕中だそうで、今回は入りませんでした。


見るのはそのうちの機会として、今回は戻ることに。


南禅寺の側には、何やら高い供養塔が建っていました。


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2日目 豊国神社〜三十三間堂

車に乗り込み、次へ向かいます。知恩院は前だけ通りました。


祇園を通ります。


着いたのは豊国神社。


石碑の裏には建造者の名前が。


「豊国神社」という名前の神社は全国にありますが、いずれも豊臣秀吉を祀っています。


隣には稲荷大明神もありました。
  

敷地内には灯篭も。内部では何やら人が集まっていました。
小さな神社だったので、見所自体はそれほど多くはありません。


次に向かったのは、迷った末、三十三間堂に行くことに。
ここは参拝客専用の駐車場があります。


入場口も、横に長い建物です。


入り口を抜けると


庭園が広がっていました。


先に本堂を参拝することにします。


こちらから入るようですね。


中には下駄箱が並んでいました。靴を脱いで入るようです。
  

残念ながらここから先は写真撮影が禁止されていました。


三十三間堂は元は後白河上皇が自身の離宮内に創建した仏堂で、本尊は千手観音といわれます。
本堂内には、三十三間堂の特徴の1つである、合計1001体あるともいわれる観音立像が安置されていました。
正しくは「十一面千手千眼観世音」といい、檜材の「寄木造り」で、頭上の11の顔と40種の手に表現されています。
(実際は常にいくつかを整備のために移動しているので、1000帯全てが一堂に会することはなさそうです)

また観音像のみならず、風神・雷神の像や、観音二十八部衆像といった、いずれも国宝となっている貴重な像が展示されていました。
厳かな像が多く立ち並ぶこの空間は、非常に神聖な空気に満ちていたように思います。
この独特の空間を、是非、直接ご覧いただければと思います。

そして三十三間堂でもう1つ有名なのが「通し矢射場」。


正月の時期に、ここに一斉に並んだ射手たちが弓を射るんですよね。


本堂を見終えたので、外へ出ます。


今度は外の庭園を見に行きます。


「法住寺殿」址碑と看板がありました。


車椅子でも回れるようになっている遊歩道だそうです。


ちょっとした庭園という感じですね。


奉納塔なるものもありました。


決して広くはありませんが、こういう空間は大事ですよね。


こちらのお地蔵さんは「夜泣セン」というようです。


そしてこの庭園の側には、三十三間堂の横に長い建物が存在感を示しています。


三十三間堂は噂に違わぬ価値のある観光地でした。


今年はじめての京都旅行でしたが、よい気分転換になりました。
近畿に住むものとしては、やはり京都は定期的に訪れたい、身近な観光地といえますね。


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