バルト周遊5か国の旅 3日目 ヴィリニュス市内観光


●バルト三国とワルシャワ+ヘルシンキ。バス周遊の1人旅。長編その3。
  眠い目をこすりながら、温和なヴィリニュスの町並みを散策する。


円形城塞近くの丘 聖テレサ教会

バルト周遊5か国の旅 目次

タイトル 旅行日時 国・地域 地名 旅行先・観光したもの メンバ
備考
バルト周遊5か国の旅
(長編)

1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
2018/05/01
〜05/08
ポーランド ワルシャワ 旧王宮、旧市街広場、バルバカン、
洗礼者ヨハネ大聖堂、聖十字架教会
1人旅 首都巡り
旧市街歩き

バス・船移動

GW時期
リトアニア ヴィリニュス 大聖堂、聖アンナ教会、ベルナルディン教会
聖霊教会、夜明けの門
ラトビア リガ 聖ペテロ教会、聖ヨハネ教会、
市庁舎広場、リーガ大聖堂(ドゥァムス)
エストニア タリン アレクサンドル・ネフスキー聖堂
大聖堂、トーンペアの展望台
フィンランド ヘルシンキ ヘルシンキ大聖堂、マーケット市場、
テンペリアウキオ教会

3日目 ヴィリニュス・コーチステーション到着〜イヴォリタホテルへ

バスは途中、スヴァウキ、カウナスに停車した後、ヴィリニュスへ。
夜行バスなので寝ても完全に疲れは取れません。
昨日の疲労も残っているので、今日は休憩をとりつつ歩きながら体力配分を考えての行動が必要。

ショッピングセンター「パノラマ」で停車したのち、ヴィリニュスの街へ入ります。


ヴィリニュスのコーチステーションに到着。時間は朝の5:55。割と定刻通り。


荷物を取り出し、移動する乗客たち。


人の流れに沿って、私も建物の中へ。
  

バスの待合室は思ったより広め。しばらくここで体を休めます。ちょっと椅子座りにくいけど。
  

1時間半ほど休んでいると数人の警備員が現れ、ベンチで寝ている人を起こしてどこかに連れていきました。
  

ちょうど私の真後ろにいる人も、3人の警備員に促され、連れ出されていきます。
それを見ていると、立ち止まって私をにらみ返してくる警備員。
どうやらあまり長居すると顔を覚えられそうなので、仕方なく予定より早めに立ち去ることに。

時間は7:30。もう少し時間を潰したかったですがやむを得ません。連行されるわけにはいきませんしね。


バスターミナルから少し歩くとヴィリニュス駅。ここも交通の起点ですね。


地図を見ながら北に移動。ホテルへは近いですが、地面が平らじゃないのでスーツケースがスムーズに転がらない。
  

ホテルに入ってチェックインの手続きを行います。
  

こちらが英語を的確に理解していないとみるや、google翻訳を使いながら伝えてくれるスタッフ。
カードキーが2枚渡されたりと、何かややこしいんですよね。

地下のバゲッジルームのカギを渡されました。スーツケースは自分で運んで部屋に入れるようです。


チェックインは14時からということで、観光にでかけることにします。
  

バスもありますが観光ルートからは外れるので、ひたすら歩いて回ります。
  

旧市街らしく道はほぼ石畳なのですが、その上を車が走るとタイヤの音が大きく響き渡ります。
  

予想以上に車の量が多く、視界が狭いところもあって、車が怖いですね。タイヤの音も騒がしいし。
  

そういうのを見てると、ローマやプラハがなぜ旧市街の車の乗り入れを規制したかが分かります。
  

この建物、ケンタッキー・フライド・チキンが入っているようですね。
  


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3日目 大聖堂〜聖アンナ教会〜ベルナルティン教会

大聖堂に到着。ここは朝早い時間帯でも開いています。
  

大きく立派な大聖堂です。
  

ひとまずここで体を休めることにします。
  

バルト三国にも立派な教会は数多くありそうですね。
  

教会に居続けるのも体が冷えてくるので、休んでは移動を繰り返します。


ゲディミナス城への道は閉ざされたままです。どうやら数か月前に土砂崩れがあったようで、まだ通れないようです。


旧市街を適当にぶらつくことにします。
  

こういうところはぶらぶらとさまよい歩くのが楽しいんですよね。
  

琥珀の店を冷かします。品数は少な目。地下に小さな琥珀博物館がある店でした。
  

フランス人の若い女性の団体が19名ほど入ってきたので、退散することに。
  

聖アンナ教会。と後ろにあるのはベルナルディン教会。
  

まずはベルナルティン教会が開いていたので入ります。
  

美しい教会ですが、スタッフが何やら機械を動かしていて騒がしく、風情はなし。掃除なのかな?
  

よい教会なのですがゆっくりできず。聖アンナ教会がオープンするまで数十分待ちました。


どうやらもう入れるようです。


ここも素晴らしい教会ですが、いかんせん狭いので、長居するには向いていなさそう。
  

ステンドグラスも見事。


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3日目 ウジュピス共和国〜円形城塞

落ち着いて休める場所がなかなか見つかりませんが、とりあえず歩き回ります。


この川を超えると、ウジュピス共和国と呼ばれるエリアです。
  

ウジュピス共和国はヴィリニュスの中にあり、正式に国家としては認められていません。
普段は普通に通れますが、ウジュピス共和国の独立記念日である毎年4月1日のみ
検問が実施され、パスポートがないと入国できないそうです。

この橋も南京錠が沢山。ヨーロッパ中にこういうスポットがありますからね。


このあたりにはヴィリニュス市内とは異なる独特の雰囲気があります。
  

ソ連時代後半あたりから、芸術家が住むようになり、ヴィリニュスのモルマントルとも呼ばれるとか。


このラッパを吹く天使の像が立つ広場がウジュピス共和国のメイン広場。
  

この国にも一応憲法もありますがその内容は独特で、「誰もがユニークである権利がある」
「犬は犬たる権利がある」「何人も猫を所有する権利を有する」「誰もが間違いを犯す権利がある」
「誰もが不幸せになる権利がある」「誰もが死ぬ権利がある、でもこれは義務ではない」などというものらしい。

その憲法が書かれたプレートが並ぶ通り。複数の言語で書かれていますが日本語はなし。
  

この猫のポスターも憲法を尊重してのことでしょうか?


あまりうろうろするのも体力を使うので、ヴィリニュスの方へ戻ります。
  

見つけると幸せになれるという人魚姫。というか分かりやすい位置にいるので隠す気がない。
  

川沿いに歩くと、どうやら蚤の市のようなものが開催されていました。ここでシャコティスを購入。


そこから円形城塞の方へ。丘になっていて上り坂です。


ここからは旧市街が見えます。ゲディミナス城に行けないので、眺望はここくらいしかスポットがないかも。
  

円形城塞の壁が剥がれ落ちてますね。ここにも有料で入れますが眺めはほぼ同じでしょう。


歩いて夜明けの門の方面へ。観光客がかなりいました。
  


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3日目 聖霊教会〜聖テレサ教会〜夜明けの門〜ハレス市場

少し横道にある門を潜って聖霊教会へ。
  

ロシア正教の教会は初めて入りましたが、やはり雰囲気が違いますね。
  

ここにも有料トイレ。0.3EUでした。
  

やはりおばちゃんが受付にいます。掃除はされてますが臭いは仕方ないものか。
  

外は太陽が出ているので少し暑いですが、教会は中がヒンヤリしていて、じっとしてると体が冷えてきます。
休めるところはいくつかありますが、どこも落ち着きません。
1時間ほど休んでいましたが、地元人と思われる白髪の初老男性が行ったり来たり。
べつにこちらを気にすることもなく、他人にも興味を示さず、何をしてるのか意味不明でした。

少し戻って、聖テレサ教会へ。


ここも素晴らしい教会。けどやっぱり寒い。
  

バロックの教会が多いのもヴィリニュスの特徴。
  

夜明けの門。外からも見える位置の祭壇に、イコンに祈りをささげる人たちが見えますね。


リトアニアは信心深い人が多いそうですが、こういうのを見るとそう感じますね。


門を出たところには、土産屋のテント。
  

ここから歩いてハレス市場へ。広くて活気がある市場でした。
  

まだチェックインまで時間がありますがホテルで待つ事に。2時と聞きましたが2時半になりました。


やっと部屋に入れます。長かった…。
  

屋根裏を改築したような5階の狭い部屋で、エレベーターは4階まででした。
  

窓と布カーテンは手動で操作。つまみをひねると上へ引っ張られるので、適度な位置で止めるタイプ。
  

トイレとシャワーは普通。
  

こちらがシャコティス。トゲトゲのバームクーヘンです。


シャコティスはリトアニアならではの名物デザートです。市場で買えてよかった。
日本に持ち帰ると、飛行機の中で揺さぶられてトゲがとれてしまうらしい。
なので現地で食べることにします。

ちょっと硬めの甘さ控えめバームクーヘンで、先っぽは中心部より柔らかいです。


昨日のワルシャワから横になれていないので、今日はかなり疲労が蓄積しています。
この日は何もせず、ゆっくり寝ることにしました。

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