バルト周遊5か国の旅 2日目 ワルシャワ市内観光〜夜行バスでヴィリニュスへ


●バルト三国とワルシャワ+ヘルシンキ。バス周遊の1人旅。長編その2。
  忠実に復元されたワルシャワ歴史地区を遊歩し、夜行バスで移動。


ワルシャワ旧市街広場 旧王宮

バルト周遊5か国の旅 目次

タイトル 旅行日時 国・地域 地名 旅行先・観光したもの メンバ
備考
バルト周遊5か国の旅
(長編)

1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
2018/05/01
〜05/08
ポーランド ワルシャワ 旧王宮、旧市街広場、バルバカン、
洗礼者ヨハネ大聖堂、聖十字架教会
1人旅 首都巡り
旧市街歩き

バス・船移動

GW時期
リトアニア ヴィリニュス 大聖堂、聖アンナ教会、ベルナルディン教会
聖霊教会、夜明けの門
ラトビア リガ 聖ペテロ教会、聖ヨハネ教会、
市庁舎広場、リーガ大聖堂(ドゥァムス)
エストニア タリン アレクサンドル・ネフスキー聖堂
大聖堂、トーンペアの展望台
フィンランド ヘルシンキ ヘルシンキ大聖堂、マーケット市場、
テンペリアウキオ教会

2日目 朝食〜トラムで旧市街広場へ

起きたのは3:40くらいでしょうか。もうちょっと寝たかったですが、なかなか寝れないものです。


部屋から見える景色。街の中心部に近いですので、車やトラムも見えます。
  

ホテルは古い建物ですが、綺麗にはしていると思います。
  

1階で朝食を摂りに行きます。日本人や中国人の客もいました。
  

ちょっと寒かったので、もう少し厚着をするべきだったか。
  

ここの朝食は種類が多く口コミの評判も高め。
  

味もなかなかのものです、色々食べ比べができますね。
  

これは何だかよくわからなかった。あまり美味しくないですが頑張って全部食べました。


昨夜にCL準決勝第2戦があったため、テレビではサッカー番組が放送されていました。映像ではなく静止画ばかりでしたが。
心なしかやはり、ワルシャワ出身でポーランド最高の選手であるレバンドフスキがよく映ってる気がします。
昨日は彼が所属するバイエルンがレアルに準決勝で敗退したので、特集が組まれるのは当然でしょうね。

外が見えるテラス席。パリなんかではアジア人は座らせてもらえないんだろうなぁ。


部屋で休んでいると、ホテル内のどこからか工事している音が聞こえてきます。
予告なく工事が行われるというのは、ヨーロッパではよくある事。
今日はホテルを出てから満足に休める場所がないので、11:30くらいまで部屋で休息。
チェックアウトを済ませ市内観光へ。スーツケースは預かってもらえました。

ホテルの前の階段を降りて地下通りへ。
  

両替所で10ユーロを42.4ズウォティに両替。やはり町中なのでレートは良いですね。


まずはトラムに乗るために1日乗車券を買わねばなりません。ホームに券売機を発見。
  

どうやら紙幣を挿入できず、コインかカードしか受け付けないようです。
仕方なくクレジットカードで購入。日本のカードでも問題なく処理されました。

ホームでは路線の時刻表と、あとどのくらいでトラムが来るのかが電光掲示板でわかります。
  

トラムは観光客にとっても便利な乗り物。
  

車内も綺麗。改札は車内の打刻機で自分で行います。この車両は中でも切符を買えるようだ。


事前に調べておいたStare Miasto駅で降ります。旧市街のすぐ傍なので他の観光客もかなり下車してました。
  

旧市街周辺は徒歩で回るしかありません。階段を上がればすぐです。
  


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2日目 ワルシャワ歴史地区〜バルバカン散策

広場に到着。どうやらイベントの準備中のようで、観光客以外の地元の人もそれなりに集まっていました。
  

道行く人は皆、ポーランドの国旗を手に持っていました。

ものすごい数の風船を束ねて持つおばさん。子供に配るのかな。


近くにあった世界遺産のモニュメント。
  

広場のすぐ傍にあるのが王宮。その前にイベント用のテントがあり、警察官が大勢集まっていました。
  

王宮の中に入るも、入場まで待たされそうなので、後回しにすることに。
  

旧市街の方へ移動します。
  

観光案内所に入るも、おばちゃんが暇そうにしてました。こういう案内所だとよくある光景。


旧市街を馬車で散策することもできます。ヨーロッパではよく見かけますね。


聖マーティン教会。
  

柵があって中には入れないようですが、ちゃんとした教会ですね。
  

通りや路地を楽しみつつ、少し歩くと。
  

ここが観光の目玉となるワルシャワの旧市街広場。土産屋やレストランも沢山並んでます。
  

かつて破壊されたあと、ヒビ割れ1つまで厳密に再建されたという稀有な歴史地区です。
  

旧市街広場とシンボルの人魚像。
  

建物の細かな装飾は、拡大して見ないと分かりませんね。


この精巧な模様とひび割れも、再現されたものか。


広場の一軒が観光案内所になっていました。各国語のパンフレットがあるようです。
  

日本語もちゃんとあって安心。忘れられてなくてよかった。


到着直後は空いてましたが、昼を過ぎてかなり観光客が増えてきたようです。
  

旧市街広場から少し歩くと、城壁跡のバルバカンがあります。
  

城壁沿いを歩くこともできました。
  

すごく狭い道もあり。当時のままなんでしょうか。落書きの多さは気になるけど…。
  

ここからバルバカンを見ると格好いいですね。


このあたりの城跡も含めて、旧市街の観光エリアといえるでしょう。
  

バルバカンの門を潜り抜けると
  

こちらは新市街のエリア。
  

ここからのアングルも悪くない。


土産屋を少し冷かして、旧市街の方へ戻ります。
  


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2日目 旧市街エリアで琥珀ショッピング

洗礼者ヨハネ大聖堂へ。ワルシャワで最も古い教会です。
  

どうやら中に入れるのは一部の人のみ。信者でしょうか。


さて観光はこのくらいにして、もう1つの目的である琥珀ショッピングを楽しみます。


琥珀はポーランド北部からリトアニアにかけてのバルト沿岸地域で、世界の8割を産出する名産品です。
リトアニアにも売られていますが、ポーランドの方が店が多く、物価も安いようです。
今回旅したラトビア、エストニア、フィンランドにも琥珀屋はありましたが、
やはりポーランドの方がハンドメイドの店が多く、琥珀を買い求めるにはよい環境でした。
産出エリアに近いグダンスクが最も売買が盛んなようですが、ワルシャワでも十分だと思います。

旧市街周辺には琥珀屋がいくつかあり、少しでもいいものを見つけるため、片っ端から店に入りました。


琥珀は一点物なので、色も形も同じものが2つとなく、お気に入りのものはじっくり探さなくてはなりません。
大きい店舗は品ぞろえも豊富ですが、店員も雑談が多く、中国人客の派手なおばちゃんをたまに見かけます。
小さい個人経営の店舗の方が、親身に相談にも応じてくれ、対応も丁寧という気がしています。

一通り店を見て回り、最初に買いに入った店がこちら。セバスチャンという若い男性が経営する店でした。


琥珀をショーケースから取り出し見せてもらい、品物を見ていきます。
聞いてみるとネックレスのチェーンもあるそうで、琥珀とネックレスを2つずつ選びました。

購入しようとすると、選んだ琥珀の1つをじっとみて、眉をしかめるセバスチャン。
どうも造りが甘かったようで、彼が引っ張ると先っぽが取れてしまいました。
「すまない、これは不良品だったようだ、違うのを選んでくれないか」
なるほど素人が見ても分かりませんでしたが、こういう対応の丁寧さは信頼がおけますね。

この店で購入した琥珀はこちらです。ネックレスとセットでケースに入れてくれました。


その後、せっかくなので少し雑談。私の乏しい英語力ですが、だいたいこんな内容です。
私「ありがとう。友人にこの店がいい店だったって伝えるよ。」
セバスチャン「はは、ありがとう。」
私「サッカーは好きかい?」
セバスチャン「ああ好きさ!」
私「レバンドフスキだね」
 ※レバンドフスキはワルシャワ出身のポーランド最高の現役サッカー選手。
セバスチャン「ああ。昨日は彼も頑張ってくれたが、あと一歩だった」
 ※昨日の夜はレバンドフスキ所属のバイエルンがCL準決勝で敗れた。
私「チャンピオンズリーグで負けたんだよね」
セバスチャン「負けて悔しいが、いい試合だったよ」
私「今年のワールドカップ、ポーランドは日本と対戦するんだよ。私は日本人なんだ。」
セバスチャン「ああ、そうだったか!そういえば同じグループのアフリカはどこだったっけ?」
私「んーと・・ああ、セネガルだ」
セバスチャン「セネガルか!あと1つはどこだったかな」
私「日本、ポーランド、セネガルと・・コロンビアだ!」
セバスチャン「コロンビアか!あそこも強いな。難しい試合になりそうだ」
 「でも日本人の友達なんて初めてできたな。はじめまして(笑)」
私「はじめまして(笑)」
セバスチャン「君は名前はなんていうんだい?」
私「(本名)っていうんだ。(名前)と呼んでくれ。」
セバスチャン「そうか、俺はセバスチャンだ!」

笑いながらセバスチャンの肩を叩き、礼を言って店を後にする私。
サッカーの話になるとずいぶん饒舌だったので、好きなのは本当みたいですね。
私の拙い英語力に付き合ってくれて感謝です。
私にとっては観光地を見るより、現地の人とこういう会話をする方が楽しいですね。

快く撮影に応じてくれたセバスチャン。こういう交流は大事にしたい。


続いて訪問したお店。こちらもショーケースを開いてもらい、じっくり商品を鑑賞。
  

こちらで購入したのはこれです。


こちらの店は以前にポーランド在住の日本人の方がブログで紹介されていたお店。
そのことを聞いてみると、店が変わったのか本人はあまり詳しく知らないようでした。

店員は女性の方。お名前は聞かなかったですが、撮影に応じて頂けました。


最後に買ったのはこの店。こちらは家族経営の方で、写真はありませんが、受付は50代くらいの女性でした。


ポーランドの年配者は、時代が時代なためかやはり少し雰囲気が暗いですね。
逆に若い人は、今どきのヨーロッパの若者といった感じの明るさがあります。

こちらではこれを購入。ポーランドの琥珀の商工会議所の証明書もつけてくれました。これなら安心。


少し暗い人でしたが一応笑顔はありました。
以前の2つの店はディスカウントがありましたがこちらはなし。証明書があるからかな。

じっくり時間をかけ、合計4つの琥珀を購入。
正直観光よりもこちらのほうに時間をかけた気がしています。


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2日目 洗礼者ヨハネ大聖堂〜旧王宮

観光に戻ります。こちらはどうやら若い恋人がカギをかけていくヨーロッパ定番のおまじないかな。
  

洗礼者ヨハネ大聖堂へ戻ると、どうやら今なら中に入れそう。
  

大きく綺麗な教会です。ヨーロッパの魅力といえばやはりこれ。
  

展示物も立派。
  

ステンドグラスも美しい。


なかなか素晴らしい教会でした。


旧市街広場では、風船おばちゃんがもう1人登場していました。


観光地によくある有料トイレに入ってみます。
  

ここは2PLNでした。小銭が多かったですが文句なくおばちゃんに受け取ってもらえました。
  

有料トイレは初なんですが、掃除はされてますが特別綺麗ではなく臭いが少し気になる。こんなものなのかな。
  

毎日開催しているショパンのコンサートがあるらしい。案内パンフレットを配っている人が数人いました。


旧市街の出入り口にあった案内板。完全復元された旧市街は世界でも珍しいですからね。
  

王宮に戻ると、閉館時間が近づいているため、かなり空いていました。


入ろうとすると係のおじいさんに、反対側の建物でチケットを入手してこいとのこと。
  

お金を払おうとすると、なんと今日はフリーだそうです。なら別にチケットいらないんじゃ…。


改めて王宮の中へ。クロークで荷物を預けるように言われました。


ヨーロッパの昔の為政者の建物を公開している、これまた定番の観光スポットですね。
  

しかしこれもヨーロッパでは外せない観光地ではあります。
  

芸術に触れられる機会が多いのもヨーロッパの特徴。日本も見習ってほしい。
  

こんな像は珍しい。
  

適度に座って体を休めつつ、閉館間際まで時間を潰すことにします。
  

王宮から出て広場に戻ると、まだ風船おばちゃんがいました。あんまり減ってないな。


体力を考えて歩くつもりはなかったんですが、多くの人が散策を楽しんでいるので、つられてしまいました。
  

旧市街から南へ続くこの通りも、定番の観光散策スポット。
  

ボタンを押すとショパンの音楽が流れるベンチ。


聖十字架教会。内部の石柱の下にショパンの心臓が埋められている事で知られています。
  

ちょうどミサの最中のようで、神父と信者が讃美歌を歌っていました。神聖な雰囲気が漂います。
  

こちらの教会ではひざまづく人、神父に懺悔する人など、他の国よりも信心深い人が多い印象でした。
観光客の多くは空気を呼んですぐに去っていきますが、私は静かに見守らせていただくことにしました。

熱心な信者が特に多く集まるため、こういう看板も。


そしてこちらがショパンの心臓が埋め込まれた石柱。レリーフがありますね。


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2日目 ワルシャワ中央駅〜夜行バスでリトアニアへ

教会を出ます。すぐ近くにあったコペルニクスの像。彼もポーランドのトルン出身。
  

地下鉄に一駅乗って少しでも体力を温存。
  

地下鉄はそれなりに綺麗。


7:20。ホテルに戻って札を渡し、スーツケースを回収。7:45くらいにホテルを出ます。


歩いてワルシャワ中央駅をめざします。


中央駅の前にあるマリオットホテル。この辺りでは一番高いビルだそう。


カジノに行こうとしましたが場所が分かりにくいので、広いロビーで待機。
  

すっかり暗くなりました。


ワルシャワ中央駅内部。警備員がいたのであまり撮影できませんでした。地下にも行かず待機。
  

駅から少し歩いたところにあるバス停。ここでバスを待ちます。
  

21:20発でしたが、少し早めにバスが来ました。


パスポートを見せて1人1人対応するので時間がかかります。
  

評判通り、バスは日本よりも快適。全席モニター付きです。タッチパネルですが操作性は悪い。
  

スタッフもわりと丁寧で、乗客も多くなく、隣の席が空いていたので、それなりに快適でした。


トイレ付きなので安心。ごみ箱は溢れていましたが。


そしてトイレの前にはホットドリンクが無料で飲める機械が置いてあります。なかなか美味しい。


今日は長い一日でしたが、なんとか終了。
疲れていたので、夜行バスでもそれなりに眠ることができました。
明日もホテルのチェックインまで時間があるので、過酷な旅は続きます。

  ⇒次の頁『3日目 ヴィリニュス市内観光 (3/7)』へ進む


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