ガイドブックを選ぶ

本屋にいくと、様々なガイドブックが並んでいます。
どのガイドブックがいいのかは、実際に本屋で手に取ってパラパラと見てみるのがよいでしょう。
ガイドブックを見ていくうち、自分に合った本がどういうものなのか分かってきます。

ガイドブックを選ぶ 目次

ガイドブックに何を求めるか

ガイドブックといっても、様々な本があります。
自分の足で観光地に行く必要があるなら、アクセス情報を確認できるものが欲しいですし、
ツアーなどで連れていってくれる旅なら、現地のお土産や食事などの情報があるとよいでしょう。

バックパッカースタイルや、個人で旅行をしたい場合は、空港のアクセスであったり、
交通機関の利用方法であったり、様々な事を自分で解決しなければならず、
そういう情報を補えるガイドブックがあると便利です。

私はガイドブックだけでは不安なので、事前に他にもネットで情報を集めておき、
それをプリントアウトして持って行ってます。
周到に準備をするなら、ガイドブックの情報だけを頼りにせず、
+アルファーがあったほうがよい、というのが私のスタイルです。

ガイドブックを購入し、そこに情報を書き足すのもいいでしょう。
満足のいく旅を目指して、自分なりのガイドを準備しましょう。


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日本では定番「地球の歩き方」

日本語でのガイドブックとして定番なのは、何と言っても「地球の歩き方」。
日本人があまり行かないような場所も含めた世界各国を網羅し、タイトル数も多いです。
本屋で旅行ガイドのコーナーにいくと、ほぼ間違いなく棚にならんでいますよね。

ガイドブックの種類の多さは、日本人の人気の高さに比例します。
ヨーロッパやアメリカなど、日本人観光客が多い観光地であれば、
その分様々なガイドブックが出版されていますので、使いやすいガイドを選ぶのがよいでしょう。
しかしマイナーな場所になると、地球の歩き方くらいしか参考になるガイドがありません。

地球の歩き方の特徴としては、本のサイズが持ち運べる前提になっていて大きすぎず、
現地での移動や滞在など「手段」のガイドを中心に据えた構成となっているため、
個人旅行者にとっては心強いです。写真やイラストが多いのも特徴。


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英語のガイドブック世界一は「ロンリープラネット」

地球の歩き方は、あくまでも日本語のものしかない、世界では超マイナーな本です。
日本ではあまり聞かないかもしれませんが、
世界で有名なガイドブックといえば「ロンリープラネット」でしょう。
多くの国を網羅し、タイトルも数多く出版されていて、
英語による旅行ガイドブックのシェアは25%で、世界一といわれています。

京都など、外国人観光客が多い場所に行くことがあれば、是非チェックしてください。
外国人が手に持っているガイドブックはだいたいこの「ロンリープラネット」が多いです。

特徴は、旅の風景写真は数えるほどしかなく、ガイドブックの内容の殆どが文字情報により占められていること。
記載内容はその国や地域の歴史、文化、気候、言語などの基本情報が充実しています。
地図も簡素であり、あらゆる移動手段、ヒッチハイクの状況も含み、
安宿やキャンプなど個人旅行のための情報も充実している点が大きな特徴となっています。

写真が少ないガイドというと日本人にとっては何がいいのか分かりませんが、なぜこれほど人気なのかというと、
外国人の個人旅行者にとっては、写真はあまり必要なく、あくまでも自分が見聞きした風景、経験を
重視した旅のスタイルが多いためではないかと考えています。

限られた時間であちこちを忙しなく見て回る日本人と違い、外国人は旅の時間そのものを楽しみます。
その場所でしか経験できない事を体験したり、写真ではなく自分の眼で見た風景を大事にするのです。

ロンリープラネットは英語版が基本ですが、今では各国語に翻訳されており、日本語のものもあります。
興味があれば一度本屋で立ち読みしてください。
この本で満足できれば、あなたも欧米風のバックパッカーに近づけるかもしれませんよ。


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