中央ヨーロッパ周遊の旅 1日目 KLMオランダ空港でチェコへ


●チェコ、オーストリア、スロバキア。鉄道周遊の1人旅。長編その1。
  KLMオランダ航空でアムステルダムを経由して、まずはチェコに降り立った。


いざチェコへ! プラハのルズィニエ国際空港

中央ヨーロッパ周遊の旅 目次

タイトル 旅行日時 国・地域 地名 旅行先・観光したもの メンバ
備考
中欧周遊の旅
(長編)

1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
2012/04/20
〜04/26
チェコ プラハ プラハ城、聖ヴィート大聖堂、
カレル橋、旧市街広場、旧市庁舎
1人旅 首都巡り
街歩き

カジノ

ヨーロピアン
イースト
パス
オーストリア ウィーン 王宮、シシィ博物館、銀器コレクション、
シュテファン寺院、シェーンブルン宮殿、
ウィーンの森、国立オペラ座、カフェザッハー
スロバキア ブラチスラヴァ ブラチスラヴァ城、ミハエル門、街歩き

今回の旅先は中央ヨーロッパ

今年最初の旅行はいつ行こうか、なんて思っていたんですが、身の回りに環境の変化がありまして、
今後は長期旅行が難しくなりそうだったので、思い切って遠出することに。
旅行には行くつもりでしたが目的地が定まらず、考えること数日間…。

当初はバルセロナに行ってカンプノウでサッカーを見ようか、なんて思っていたんですが、
丁度その時はホームでのクラシコ(ホームスタジアムでのレアルマドリード戦)だったので、
チケットの確保が非常に困難であり、またの機会にすることに。

せっかくだから一番遠い南米にしようか? ベネルクス(オランダ、ベルギー、ルクセンブルク)でもいいか?
とも考えたんですが、いまいちテンションが上がらなかったので保留…。

そして結局落ち着いたのが、今回の旅行先である西ヨーロッパ諸国です。
旅先はチェコのプラハ、オーストリアのウィーン、スロバキアのブラチスラヴァの3箇所。

私は元々、いつかウィーンに行ってみたいと憧れていたんですが、折角なら鉄道で周辺諸国も回れないかと計画し、
チェコ、オーストリア、スロバキアの首都を巡っていくコースになりました。
これらの国々は、いずれも一度は行ってみたかった場所です。

元々はハンガリーのブダペストも行く予定でしたが、詰め込み過ぎて無理があるのでやめておきました。
急遽決めたので、準備時間はいつもより短めですが、そういうのにも慣れないといけませんね。

1つの国だけでなく、周遊という事になると、それぞれの国の複数の情報を
調べなくてはならないので、なかなか準備も大変です。

いつもは少しでも経費を落とす貧乏旅行ですが、今回は日数も長いということでちょっと奮発して、
しっかりと楽しんで、思い出に残る旅行にしようと決めました。
といってもまぁ、相変わらず一人旅ではありますけどね…。

ヨーロッパは見所が多い国ばかりですが広いので、一通り見て回るには、何度も行く必要があります。
これからも通い続け、いつかはヨーロッパ内で自分のお気に入りの場所を見つけていきたいですね。


▲ このページの一番上に移動 | ▲ 目次に移動

今回行った国々について

今回はチェコのプラハ、オーストリアのウィーン、スロバキアのブラチスラヴァと、3ヶ国の首都であり最大都市を巡る旅となりました。
この3都市について、あまり知らない方もいらっしゃるでしょうから、簡単に解説をしておきます。

・プラハ

チェコ共和国の首都であり最大都市。公用語はチェコ語。通貨はチェココルナ。
以前はチェコスロバキアという国でしたが、1993年1月にチェコとスロバキアに平和的に分離(ビロード離婚)しました。
ちなみにチェコは「チェコ共和国」が正式名称で、英語で言う場合は「Czech」ではなく「Czech republic」と共和国の部分まで言う必要があります。

プラハといえばなんと言っても「プラハの歴史地区」で、世界遺産にも登録されています。
街そのものが世界遺産と言う希有な観光都市であり、東西冷戦時には社会主義圏で閉ざされていたものの、
近年では世界中から観光客が集まっており、とにかく観光客の多さに驚きます。

百塔の街と謳われる数多くの中世建築の宝庫であり、石畳と古きよきヨーロッパの建物が立ち並ぶこの町は、
一度行けば忘れられない光景を目にすることができます。

スリが多いと聞いていましたが、歩いていて意外と治安がよいことに気が付きました。
しっかり見るなら2,3日は滞在したい街です。私は半日でしたが…。

ちなみに愛犬家の割合が特に多い国でもあり、街中では犬をよく見かけます。
1人あたりのビール消費量もドイツを遥かに凌ぐ割合で、ビール自体も美味しい国です。

・ウィーン

オーストリアの首都であり最大都市。公用語はドイツ語。通貨はユーロ。

650年続いたハプスブルク帝国の都として繁栄し、多民族国家の帝都として文化の隆盛を極めた歴史があります。
芸術や工芸品にその傾向が顕著に見られ、ウィーンにある観光資源の多くがハプスブルク帝国の遺産によるものです。
特にエリーザベト皇后は人気が高く、シシィという愛称で親しまれています。

ウィーンは音楽の都として知られ、モーツァルトやベートーベンなどの有名な音楽家も活躍した場所です。
今でも国立オペラ座などを初めとして、クラシック音楽を存分に楽しめる環境が整っています。

さらに実はウィーンはカフェ文化も歴史が深く、ウィーン市民にとっては音楽よりもカフェが生活に根付いていて、
ウィーンの人は皆カフェが大好きです。友達と話すのもカフェ。老人は年金で毎朝カフェで朝食。
ウィーンのカフェはコーヒー1杯で何時間でも滞在できるほど、ゆったりした時間を楽しむことができます。

チョコレートケーキの王様と呼ばれる「ザッハートルテ」発祥の地と言われるカフェザッハーも健在で、
ここから世界中にザッハートルテが広まったと言われています。
ウィーンに滞在するなら、音楽のみならずカフェも外せません。

・ブラチスラヴァ

スロバキアの首都であり最大都市。公用語はスロバキア語。通貨はユーロ。
以前の通貨はスロバキア・コルナでしたが、2009/1/1からユーロを導入しました。
以前はチェコスロバキアという国でしたが、1993年1月にチェコとスロバキアに平和的に分離(ビロード離婚)しました。

おそらく名前すら聞いたことがないという人が大半だと思います。
実はウィーンから電車で片道1時間足らずで行くことができる場所なので、
ツアーなどでもウィーンのついでに観光に組み込まれているケースがあります。

正直、スロバキア自体が周辺国に比べて観光資源に乏しいため、観光としては「ついで」扱いされることが多いです。
普通の人はツアーでもなければ立ち寄ることがないでしょう。
旅慣れれば街歩きが楽しいところだとも言われますが、私は数時間の滞在でした。

ウィーン→ブラチスラヴァ→ブダペストというのがよくある移動の流れです。
私はウィーンを基準にしましたので、ウィーンとブラチスラヴァの往復だけになりました。


▲ このページの一番上に移動 | ▲ 目次に移動

今回の旅のスケジュール

まずフライトですが、KLMオランダ空港を利用し、アムステルダムを経由したルートになります。

往路 4月20日(金)
大阪(関西国際空港)  10:30  〜  アムステルダム(スキポール空港)  15:25
 便:「KL868」 所要時間:「11:55」

アムステルダム(スキポール空港)  17:10  〜  プラハ(ルズィニエ国際空港)  18:40
 便:「KL1357」 所要時間:「1:30」

復路 4月25日(水)
ウィーン(シュヴェヒャート国際空港)  09:25  〜  アムステルダム(スキポール空港)  11:20
 便:「KL1840」 所要時間:「1:55」

アムステルダム(スキポール空港)  14:40  〜  大阪(関西国際空港)  08:50
 便:「KL867」 所要時間:「11:10」

まずはプラハに滞在し、その後鉄道でウィーンへ移動。
ウィーンを基点にブラチスラヴァへ鉄道で往復しました。

プラハは日本人が経営されている日本人宿「民宿桐渕」に1泊。
ウィーンは安宿1泊に、高級ホテル3泊です。
具体的な旅程は詰めないまま、現地でその都度予定を立てて行動していました。

お金の両替は、関西国際空港で最初にチェココルナに両替。
ユーロは以前に両替しておいた分をそのまま持っていきました。


▲ このページの一番上に移動 | ▲ 目次に移動

1日目 出発〜プラハの宿へ

関空からの出発は、はや10回目となります。
ターミナルは少し変更になったかもしれません。
LCCターミナルが完成すれば、さらに構成が変更になるかもしれませんね。

今回利用したのは、KLMオランダ航空。ブルー1色です。


長距離便ということで、枕と毛布は1つずつ用意されていました。


今回は準備期間が短かったため、飛行機の中でガイドブック片手にあれやこれやと考え事をしていました。
見知らぬ土地の不安もあってちょっと辛かったですが、まぁここまできたら頑張るしかありません。

航路としては、大阪から富山・新潟→札幌近くまで飛んでから、そのままロシアの上を飛んで行ってました。
ロシアのかなり北の方を進んでいるようで、やはりロシア上空は飛行機が込み合う航路のようですね。
ロシアの後はヘルシンキ→ストックホルム→コペンハーゲンと、やたら北欧の首都に近い空を飛んでいました。
その後はドイツ上空を経由してアムステルダムに入ったようです。

離陸2時間後、どうも急病人が出たらしく、日本語の機内アナウンスで
「お客様の中でお医者様はいらっしゃいますでしょうか?」と流れだしました。
こういうのあるんですね、初めて聞きました。

もし容態が悪化するようなら、近くの空港に緊急着陸するかもしれません。
そうなると旅行の全ての段取りが狂うので、対応に苦慮しそうだと、またもや不安に駆られる私。
幸いにも、どうやら大事なかったようで、数時間後には何事もなかったかのように飛行していました。

また、私は通路側の席でしたが、やたらと子供が多く、小さい女の子が何度も行き来していました。
その後を親がついて行きます。子供放任主義なんでしょうか。親子とも日本人ではなかったようですが…。
もしオランダ人親子ならば、たしかに個々人を尊重するオランダ人らしい考え方だとも思いましたけどね。

よく見ると泣き叫ぶ子供もちらほら居たんですが、あまり周りを気にせずに、ゆったりといさめる親が多くいたような気がします。
このあたりは、やはりヨーロッパっぽい、あくせくせず落ち着いた感じがしますね。

さらに、座席シートも後ろの人に遠慮なく、どかっと倒す人もいました。
左前に座っていた女性はふくよかな人で、シートにすっぽりはまっていて出るのに苦労していましたが(笑)

フライトは往復とも、2回の機内食と、軽食が数回でした。

まず出てきたのは軽食のピーナッツ。なかなか美味しいです。


1回目の機内食。真ん中の部分にビスケットやらフォークやらが納まっています。


中身はチキンと麺。パンはむき出しです。


その後はアイスと水が出てきました。


2回目の機内食。やっぱりパンはむき出し。というよりパンがへこんでます。


中身は焼きそばでした。


機内食の味自体は、不味くもなくまあ普通でした。品によってはやや美味しいものも。
また、水分補給のためか、ドリンクは結構頻繁に出てきました。
確かに機内は乾燥していましたからね。

またおしぼりも頻繁に出てくるんですが、渡された時点では結構熱くて、一度冷まさないと使えませんでした。

15:10。オランダ・アムステルダムのスキポール空港に到着。
ここは広い空港です。


スキポール空港のレポートは帰りに改めてすることにします。
まずは最初の目的地のプラハに着かないと、どうも落ち着きません。

ただ、ヨーロッパの人はやはりどこか品がありますね。
急いでいても軽やかに走るというか、余裕があるような気がします。
そういう光景を見ていると、なんとなく安心して旅ができるような気に、少しはなってきました。

プラハ行きの便は小型飛行機で、飛行機の側まで特製の車で移動します。


乗り込むのも直です。


シートは左2、右3の横5列。日本人は私1人です。


出発は17:25とやや遅れましたが、到着は18:38と2分早くなりました。
プラハのルズィニエ国際空港はやや小さいですが、比較的新しいのだそうです。


確かにまだ綺麗そうです。ルズィニエ空港はどうも時計が多いような。


空港としては規模は普通くらいでしょうか。


このゲートをくぐると、もう引き返せません。


ゲートを抜けた先には手荷物受取所が。


私のスーツケースを取り出してみると、なんとダイヤル式のキーがなくなっていました。
どうやら職員の手によって壊されてしまったようです。
預け荷物にロックをすると、こういうことがあるんですよね。
手持ちの南京錠TSAロックにすべきでしたが、うっかりしていました。

荷物を受け取り出口に出ると、出迎えの人たちが大勢集まっていました。
探し回ること3分ほど、私の名前が書かれた紙を掲げた男性を発見。
予約しておいた「民宿桐渕」さんからの送迎の方です。
英語で「Nice too meat you!」と話しかけると、軽く笑顔で返されました。
時間はちょうど19:00。今日は宿で休むくらいですね。

荷物を運んでくれ、真面目そうな男性の方でした。


車に乗り込み出発。この車ベンツでした。


軽く話しかけてみましたが、少し苦笑いするだけでドライバーから返事はありません。
どうやら英語はあまり得意な方ではなさそうです。
特に話さないまま、車は高速道路へ。
車の中でガイドブックに書いてあったチェコ語をちょっと確認。


チェコのルズィニエ国際空港から市街へのアクセスはタクシーやバスなど、車での移動しかないため、こういう送迎は助かりますね。
土地勘のない場所で、しかも到着が19時を過ぎていましたから、多少値が張りましたが送迎を頼んで正解です。
チェコはタクシーに乗ると、ほぼ間違いなくボラれるらしいですからね。

見たことがない木々の向こうに、夕焼けが映えます。


チラッと見ると、どうやら130kmは出ていました。
結構なスピードを出してます。こちらではこれが普通なんでしょうか。

高速を抜けて一般道に入り、住宅街へとやってきました。


民宿の前に到着後、ドライバーさんが荷物を降ろしてくれました。
チェコ語で「ありがとう(Dekuju Vam ジェクユヴァーム)」と声をかけると、
笑顔で即、返事がきました(おそらく「Neni zac ネニーザッチ」どういたしまして、といってくれたのでしょう)
やっぱり見た目どおり、悪い人ではなさそうです。

呼び鈴を押す事2回、玄関から民宿のご主人、桐渕さんが現れました。
その場で運転手にお金を渡しているようです。
チラッと見ましたが渡している額は600コロナ。
マージンは一切とってなさそうです。良心的ですね。

部屋に通してもらい、一通りの説明を奥さんから受けました。
交通機関の1日券や水なども宿で購入できるそうなので、お願いしました。
ロビーで宿泊費もまとめて支払いをしているとお子さんが帰宅。男の子と女の子でしたが、
後で聞くと男の子の方は預かっている留学生の子のようです。

荷物を部屋に置き、ちょっと周辺を散策することにしました。
あたりはすっかり真っ暗。


丘になっているので、一応夜景は見れます。


少しだけ道路に出てみました。最寄のバス停の位置を確認。


宿の近くの路地。石畳で味があります。


夜も遅い上に時差で眠かったので、今日はもう寝ることに。
民宿はオートロックでカギがかかるので、中に入るにはその都度呼び鈴を押す必要があります。
あんまり深夜早朝に外出すると、気を遣いますね…。

呼び鈴を鳴らすと、可愛いらしい娘さんが出迎えてくれました。
どうもお風呂上りのようで、中学生みたいに見えますが、後で桐渕さんに聞いたら19歳なのだそうです。
桐渕さんのお宅では犬を飼っていて、名前はアレンというそうです。人懐っこい元気な犬でした。

私の部屋にはバストイレはなく、共同利用の部屋を使いました。
現在は私以外に2部屋ほど長期滞在者がいるそうですが、この風呂を利用するのは今は私だけだそうです。

チェコのお宅ではそもそもバスタブはなく、湯を溜めるようにはできていません。


洗面所はわりと普通でしょうか。


トイレも普通。ヨーロッパのトイレはやっぱりボタンが大きいです。


荷物の整理もそこそこに、現地の時差に合わせるためにも、今日はすぐ寝ることにしました。
今日はとりあえず長時間の移動で疲れていましたので、
明日から本格的に始まる旅に向けて、しっかり体を休めることにします。

  ⇒次の頁『2日目 プラハ歴史地区の散策〜ウィーンへ(2/6)』へ進む


■ TOPに戻る | ▲ 目次に移動 | ▲ このページの一番上に移動 | ★ 海外旅行記一覧へ(日付順)(エリア別)

旅行記について

   海外旅行記

   国内旅行記

旅の写真

ワールドレポート

旅の準備

旅の裏技

旅のスタイル

旅の喚起

旅のデータ集

日本国内資料集

全世界の資料集

世界の情報集

旅のリンク

その他雑記


● 全ページの一番下で
サイト内検索が可能です