博多の旅 〜博多ラーメン、中洲の屋台街、太宰府天満宮、福岡シティ、Yahoo!ドーム、天神〜


●九州一の大都市、福岡。グルメは博多ラーメンに博多明太子。
  僅かに名前に残るだけだが、福岡市には博多が今も生きている。

※デジカメデータ紛失により、この旅行記には写真がありません。

博多の旅 目次

タイトル 旅行日時 都道府県 旅行先・観光したもの 移動
手段
メンバ
備考
博多の旅 2008/12/06
〜12/07
福岡 博多駅、博多ラーメン、中洲の屋台街、
太宰府天満宮、Yahoo!ドーム、
福岡タワー、キャナルシティ博多、天神
往復新幹線 1人 写真なし
途中友人案内

1日目 博多駅〜博多ラーメン〜中洲の屋台街

ネットで知り合った友人に会うため、博多に行くことに。
一度は行ってみたかった九州、しかも九州随一の都市、博多。
往復新幹線+宿泊付きのプランで行ってきました。

新大阪から博多までは、新幹線に乗って約3時間。
久々の新幹線で、しかも九州方面は初。良いもんですね。

走行中、ずっと車窓を眺めていると、面白いことに気が付きます。
新幹線がトンネルを潜るごとに、それまで晴れていたのに、急に雪が降っていたりするんです。
トンネルを潜るということは、山を越えるという事。やはり1つ山を越えれば天気が変わるんでしょうね。

季節は秋なんですが、地方によっては積もるほどに雪が降っています。
乗客は大阪方面からの人が多いのか、雪景色になると歓喜の声が上がっていました。

トンネルを潜るたび、晴れたり雪だったりの繰り返し。
雪景色の次がまた雪景色だったりと、本当に同じ日本なのに、地域によって天気がまったく違うんだということを実感しました。

新幹線に揺られて3時間、博多駅に到着。
ゆったり車窓を見ていると退屈はしませんでした。

博多駅はやはり大きい駅でした。
この当時は九州新幹線の開通に向けて、博多駅の改装中ということで、
半分以上は工事中で入れませんでしたが、それでも規模の大きい駅なのだな、ということは分かります。

まずは昼食を済ませるべく、事前に調べておいたラーメン屋へ徒歩で移動。
駅から徒歩圏内にあるはずなんですが、なかなか見つかりません。
結局その店は諦めて駅に戻るハメになってしまいました。

時間を見計らって友人に携帯で電話すると、とりあえずタクシーを拾って移動するとよい、とのこと。

私も始めての場所で土地勘がなかったこともあり、少々金はかかるでしょうがタクシーを利用することに。
どのタクシーにしようかと探していると、2人で一生懸命客引きをしているタクシーがありました。
まぁこれだけ頑張っているならと、そのタクシーに乗ることに。
とりあえずホテルへ向かってもらうことにしました。

当時の日本の総理は麻生さんで、地元の人はどう思っているのかと私が運転手さんに聞きますと、
どうやらあまりよい印象は持っていないようです。
庶民の気持ちが分かっていない、ということのようで、なるほど、地元の人でも思っていることは同じなんですね。

ホテルに到着。とりあえずチェックインを済ませて休憩。
友人と合流する夕方までまだ時間があるので、ホテルを出てラーメンの食べ歩きを開始することに。

事前に調べておいた数店をピックアップし、徒歩でゆるりと向かいます。
途中で何度も地図を確認しつつ、2,3店のラーメン屋の食べ歩きに成功。
(どの店に入ったのかはもう覚えてないですが)

博多ラーメンの特徴は、1玉あたりの量が少ないこと。
これは替え玉制を導入しているため。つまりおかわり前提ということですね。
私の場合は数店をハシゴするため、替え玉は一切頼まず、文字通り食べ歩きをしていました。

博多ラーメンは豚骨ベースで、元から豚骨好きな私にはどの店の味も口に合いました。
ラーメンは地域によって味付けやスープの土台が異なってきますが、
やはり豚骨好きの私には、日本全国の中では特に博多ラーメンが舌に合うようです。
どの店も大変美味しくいただけました。

一端ホテルに戻り、時間を待ちます。
ちょっとお腹が痛くなってきました。どうやら強すぎる豚骨に腸がついていけないようです。
博多ラーメンを食べ過ぎると、慣れない人はそうなりやすいのだとか…。
友人から連絡が来て、そろそろ時間なので、再度博多駅方面へ。

その友人は博多生まれの博多育ちの根っからの博多っ子なんですが、友人はバスに間違えて乗ってしまったために、遅れてくるとのこと。
久々に乗ったからということなんですが、地元の人間が迷ってちゃ世話ないですな。

結局数十分遅れたものの、商業ビル内で無事合流。
向こうはネットで知り合った人と会うのは初めてだったようで、
少し戸惑っていたようでしたが、元々明るいやつなのですぐにいつもの調子に。

友人に案内してもらいながら博多を歩きます。
そろそろ冬が近づいているということで、クリスマスイルミネーションをしているところもありました。
やはり時代とともに街が変わっていくというのは、どこでも例外はないようです。

途中立ち寄ったコンビニでは、友人が入り口にあったスポーツ新聞をチェックしていました。
内容はもちろん野球のソフトバンク。
やはり博多で生まれ育つと、スポーツの関心毎というとまずは地元の野球チームになるようですね。

博多のラーメンは美味しいか?と聞くと、友人が言うには、もちろん美味しいが中には豚骨が強いものがあって、
そういうのは強烈な匂いがあるから、地元の人間じゃないと好まないかもしれない、とのこと。
確かに、中にはそういう店もあったように思います。

その後、車を持ってきてくれるもう1人の友人と合流。
3人揃った後、中洲の屋台街へ連れて行ってくれました。

友人行きつけの屋台で夕食。どれもなかなかいけました。
博多の味付けは濃いものが多く、大阪人の口には合うのではないかと感じます。
ラーメンもここで一食しましたが、量が多すぎて少し残してしまいました…。

共通の話題で談笑した後、カラオケに行くことに。
2時間ほどでしたが、いい感じで楽しむことができました。

その後、車でホテルまで送ってもらいました。
明日、どこに行くかと聞かれ、いくつか候補を挙げますと、やはりこの辺なら太宰府天満宮の方が良いだろうということのようでした。

その友人等とはこの日でお別れ。
博多っ子の彼らはやはり大阪人と通じるものがあるのか、ノリが合う気がします。
楽しい時間を過ごさせてもらいました。


▲ このページの一番上に移動 | ▲ 目次に移動

2日目 太宰府天満宮〜Yahoo!ドーム〜福岡タワー〜キャナルシティ博多〜歴史資料館〜天神

翌朝、この日はずっと1人で行動してました。
チェックアウトを済ませ、駅には徒歩で向かいます。

途中橋を渡ったのですが、なぜか鳥達が私の上空をキープしてずっと飛んでいます。
風の影響かもしれないですが、どことなく私に餌をねだっているような…。
風といえば、橋の上に吹きつける風は一段と冷たく、この辺りは大阪よりも冷える地域なのだろうという印象を受けました。

博多駅から電車に乗り、まずは太宰府天満宮へ。
太宰府駅は風情ある建物でした。駅自体、太宰府天満宮を模した外観にしてあるそうです。

駅前にもようこそ太宰府の看板が。
記念撮影をしようとすると、立っていた人が気を利かせて移動してくれました。
この辺りの人も温かい。

神社へと続く道には、店が立ち並んでいました。
歩きがてら、大宰府名物の梅ヶ枝餅を食べ歩き。
なかなか美味でした。やはりその地に行って名物を食べることが旅の醍醐味の1つですね。

太宰府天満宮は菅原道真公(菅公)を祭神として祀る天満宮の一つで、九州でも特に参拝客が多い神社だそうです。
立派な建物に桟橋。きっと正月やお盆にはかなり賑わうんでしょうね。
学業祈願をする人が多いという事で、境内にはやはり試験合格を願う絵馬が沢山ありました。

境内には約6,000本もの梅が植えられており、2月上旬から3月中旬になると境内を艶やかに彩るそうです。
この時は葉が散りかけていました。
一通りぐるっと見て周り、駅に戻ります。

次に向かうはベイエリア。
私は野球にあまり興味はありませんが、折角なので行っておこうと訪れたのはYahoo!ドーム。
言わずと知れた福岡ソフトバンクホークスの本拠地です。

最寄り駅から徒歩で向かってみますと、結構な距離があります。
まぁスポーツスタジアムへのアクセスはだいたいそんなもんでしょうか。
海側なので、風が吹くとひんやりします。

陸橋を越え、いよいよドームへ。
スタジアムにはYahoo!のロゴがでかでかと書かれてありました。
やはりここは福岡県民の聖地なんでしょうか?

とりあえずドームの入り口や売店などをウロウロ。
陸橋の側のショッピングエリアはそこそこ広かったので、きっと試合の日は賑わうんでしょうね。

ドームを見た後は、徒歩で海沿いを歩いていきます。
朝だったので人通りはほとんどありませんが、散歩している人も少しだけいました。

徒歩で次に向かったのは福岡タワー。
このあたりでは目立つランドマークタワーになっていて、高さは234mと日本で1番高い海浜タワーでもあるそうです。

折角来たのでエレベーターで展望室に上る事に。
意外と人が多いようで、エレベーターには行列ができていました。
1Fのエレベーターホールには、日本各地のタワーのパネルが展示されていました。
東京タワー、通天閣などなど…。今ならきっと東京スカイツリーも追加されているでしょう。
一通り見る限り、どうやらパネルの3分の1くらいのタワーには上った気がします。
城もさることながら、日本各地のタワーを制覇するというのも、面白い目標になるかもしれません。

などと思っているとエレベーターが到着。

展望室はなかなかの高さで、フロア面積自体はそれほど広いわけではありませんでしたが、
周りにこれ以上高い建物がないため、海から陸地までよく見渡せました。
馴染みのない土地に来た時は、上から見るとだいたい地形が分かってきますね。

福岡タワーを後にします。
そろそろ歩くのも疲れてきたかと、バスを使うことにしました。
バス停に着いてすぐに到着したバスに乗ると、どうやら運転手さんは女性の方のようでした。
運転手さんにキャナルシティに停まりますか?と聞くと静かにうなずいて返されました。
私はあまりバスが得意ではないのですが、女性のドライバーだと少し安心です。

このバスは、当時導入され始めていたエコ運転をしているようでした。
信号待ちで5秒以上の待機時間がある場合、エンジンを切って停車するということのようです。
私は博多で経験することになりましたが、きっと全国で同様の事が行われているんでしょう。

最寄り駅に降り、博多の歴史資料館を見学しにいきました。
あまりこういう場所に観光客が訪れることはないかもしれませんね。
しかし館内はきちんとした資料館になっていて、博多の歴史をしっかりと学ぶことができました。

再びバスに乗り込み、キャナルシティ博多に到着。
ここは大型のショッピングセンターになっています。
博多ともなると、これくらいの規模の設備もあって、内容も充実していますね。

何を買うでもなくウィンドウショッピングをした後、レストランエリアへ。
最上階でラーメンスタジアムというものがあるらしく、そちらに行って見ました。
どうやら博多ラーメンのみならず、各地の有名なラーメンを食べることができるようです。

まぁせっかく博多に来て、九州と関係ないラーメンを食べる気にはならなかったので、
博多で出店しているラーメンを食べてみました。(名前は忘れましたが)
やはり、なかなかいけましたね。

腹が膨れたところで、次に向かったのは天神。
ここは福岡を代表する繁華街で、博多駅よりも人が多く活気があるように感じられました。
若者も多いし、ここをなくして博多の発展はありえないでしょう。

そういえば昨日カラオケをしたのも天神です。
メインストリートから伸びる歩道も、雑多というわけでなく、垢抜けして小奇麗な印象を受けました。

天神地下街に行って見ますと、びっくりするくらい人が多かったです。
正直、博多駅を見ただけでは、これほどの人が出入りしていたとはとても思えないほど。
九州一の大都市というのは伊達ではありませんね。
ここはこれからも、人の入りが衰えることはないのではないでしょうか。

天神を一通り歩いた後、博多駅へ戻ってきました。
駅のやや裏手にあったヨドバシカメラを覗いてみます。
ヨドバシは各地域によって賑わいが違うようですが、博多店は可もなく不可もなくといったところでしょうか?

時間がまだあったので、駅の近くの商店街へ。
ウロウロしているとやはりラーメン店が目に飛び込んできたので、食べ収めとばかりに注文。ここの店もいけました。
私にとって博多ラーメンはハズレがないようです。ありがたい話ですね。

その後、土産を買おうかと、駅の土産コーナーへ。
博多明太子をじっくりと品定めして購入。

店員のおばちゃんが他の商品も親切に試食を勧めてくれるのですが、だんだん時間がなくなってきたため、ちょっと断りにくい雰囲気ながら店を後にすることに。
新幹線の時間が迫ってきてしまったので、走って乗り込みギリギリセーブ状態でした。

今回は、一度は行ってみたかった博多を、十分に堪能できた旅でありました。
博多は都会でありますが、首都圏や関西圏のように人が多すぎることもなく、ほどよい人口で成り立っているという印象を感じました。
これからもこの街が賑わい続けることを願います。

何より博多ラーメンが、どの店に行っても美味しくいただけたというのは、私にとって大きな魅力でした。
いつか必ず、まだラーメンを食べに博多に来たいと強く思います。


■ TOPに戻る | ▲ 目次に移動 | ▲ このページの一番上に移動 | ★ 国内旅行記一覧へ(日付順)(都道府県順)

旅行記について

   海外旅行記

   国内旅行記

旅の写真

ワールドレポート

旅の準備

旅の裏技

旅のスタイル

旅の喚起

旅のデータ集

日本国内資料集

全世界の資料集

世界の情報集

旅のリンク

その他雑記


● 全ページの一番下で
サイト内検索が可能です