がっつり沖縄旅行


●異国であって異国でない日本。それが沖縄。
  独自の文化と悲しみの歴史を持つこの地を、我々は忘れてはならない。


首里城 美ら海水族館

がっつり沖縄旅行 目次

タイトル 旅行日時 都道府県 旅行先・観光したもの 移動
手段
メンバ
備考
がっつり沖縄旅行 2008/11/22
〜11/24
沖縄 旧海軍司令部壕、ひめゆりの塔、
ゴーヤーパーク、OKINAWAフルーツらんど、
トロピカル王国、ナゴパイナップルパーク、
美ら海水族館、万座毛、アメリカンビレッジ、
国際通り、おきなわワールド、首里城
飛行機
+レンタカー
友人
2名と
フリープラン
ツアー
世界遺産

1日目 ゆうなんぎい〜旧海軍司令部壕〜ひめゆりの塔

私にとって2度目の沖縄。
1度目は修学旅行でした。
あの時は学校生活の延長という感じで、羽を伸ばした旅行は今回がはじめて。

今回はパックツアーでしたが、使えそうなクーポンが豊富で、それをとことん使ってお徳に楽しむことができました。

友人Hはなんと4度目の沖縄。
小さい頃と修学旅行と学生旅行だそうですが、 美ら海水族館以外は観光先がかぶらなかったため、楽しんでいただけたようです。
友人Tは、なんと今回が初めての飛行機。
保守派ながらも脱却を目指す彼の心意気を買わせていただきました。

那覇空港到着。
日本であって日本でないかのような景色や空気。
この感じ、なつかしい。

レンタカー会社の送迎バスに乗り込み、手続きをして車をゲット。
沖縄旅行にレンタカーはほぼ付き物で、いよいよ出発です。

まずは那覇の国際通りから少し離れた店「ゆうなんぎい」で昼食。
ここは沖縄の郷土料理を美味しくいただけます。
  

その後、戦時中に使用されたという防空壕を見学。
ついリゾート感覚で訪れてしまう沖縄ですが、この地で起こった現実から目を背けてはいけません。


壁には生々しい手榴弾の跡。
ここで多くの人が自殺したのだそうです。


当時はこれほど明るくはなかったでしょう。


旧海軍司令部壕。


観光地化されている壕だからか、外は綺麗に整備されています。


次に向かったのはひめゆりの塔。

千羽鶴が吊るされています。


閉館時間がぎりぎりでしたが、友人も希望したため、ひめゆり平和記念資料館を見学。


当時の資料が展示されています。


亡くなった女学生全員の顔写真が並べられていました。


その後、那覇から高速道路に乗り、終点の許田へ。
夜に走ったんですが、沖縄の高速道路はライトが乏しくて暗い。
高速道路を降りて左折し、海沿いにある宿「喜瀬ビーチパレス」に到着。

ここは目の前がオーシャンビューで、波の音を聞きながら眠りにつけました。


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2日目 OKINAWAフルーツらんど〜ナゴパイナップルパーク〜美ら海水族館〜国際通りでステーキ

翌朝に撮った部屋からの景色。
  

ホテル外観。


ホテルの入り口にはこれがありました。


海が近いだけあって、車に水滴がついていました。

午前中、開園時間に合わせてゴーヤーパークへ。


文字通り、ゴーヤーが沢山展示されています。
  

ゴーヤー以外の植物もあります。このヘチマ垂れ下がりすぎ。


パックツアーについていたクーポンで、ゴーヤーパークのお土産もゲット。

続いてOKINAWAフルーツらんどへ。


隣にはトロピカル王国もあり。


その隣には普通のローソン。


ここも沖縄の植物が沢山。


チョウが飛び交うエリアもありました。
サナギから成虫になるチョウを見ることもできました。
このとき思いましたが、私はどうやらチョウが苦手のようです。
チョウが近づいてきたとき、思わず手で振り払ってしまっていました。


植物が多いだけあって、虫も多いです。
建物の入り口にはムヒっぽいものが置かれていました。

鳥が放し飼いにされているエリアもありました。
人に十分慣れている鳥達です。
  

人工的に小さな滝を作り出しています。


まだ昼なので寝ているコウモリ。


池の側にいるオシドリ。


広い園内に本当に沢山の植物が置かれていました。
もはやここは植物園ですね。


パイナップルってこんな感じで育つんですね。


ヤギもいました。


ここの土産屋の店員さんはすごく熱烈に接客してくれました。
まだ早い時間で客があまりいないというのもあってか、客が我々3人に対して店員さんは10名以上で歓迎してくれます。
ちょっと気後れしてしまいました。

試食なんかもさせてもらい、いくつか土産を購入。
泡盛ゼリーを勧められましたが、車を運転する手前、まだ食べるわけにはいきません。

お次は車でナゴパイナップルパークへ。
ここはパイナップルのテーマパーク。
沖縄で人気の観光地の1つです。
  

自動操縦の車に乗って、パイナップル林を進みます。


パイナップル食べ放題のエリアもありました。
ここでは団体観光客がいたようで、我々も混じるように土産を見て回りました。

次はここも沖縄では一大観光地。美ら海水族館。
さすがここはいつでも人気です。

入り口ではジンベイザメの像が迎えてくれます。


水族館自体の立地もよく、海が綺麗に見えます。


館内へ。まずは水中散歩の気分に浸れるアーケード水槽。


サンゴと小魚たち。


魚を下から見上げるとこうなってます。


ここの水族館のすごいところは、超巨大な水槽。
大阪の海遊館にもジンベイザメやマンタを飼育できる巨大水槽がありますが、こちらはそれ以上に巨大。
なんといってもこの水族館の大きなウリですからね。
ジンベイザメの出産が行われた、国内初の水族館でもあるそうです。

巨大水槽の前には、いつでも人がいっぱい。


ジンベイザメがうまく来てくれれば、真下から覗くこともできます。
まさに光をさえぎる大きな影。


展示室にあったサメ。
引き出すと断面図が見れるようになっています。


この水族館には、ウミガメ専用コーナーもあります。


ウミガメを上から覗ける他、階段を下りてガラス越しに潜っているカメも見れます。


マナティもいました。
マナティとジュゴンの分かりやすい違いは、尾びれの形。


息継ぎ中。


そして園内にはイルカショーまであります。


園内の広場の売店では、ヤシの実を包丁で豪快に切り下ろし、
最後にストローを突き刺すという、ヤシの実ジュースの実演販売もありました。

ここは単なる水族館ではありませんね。
沖縄のみならず日本に誇れるテーマパークです。

水族館を満喫したら、次は万座毛。

危険なのであそこまで歩くことはできませんでした。
友人はあそこの真上で体育座りをしている写真が撮りたかったそうです。


このあたりはこんな感じで、ギリギリ近づけるところまでしか立ち入りできません。


リゾートホテルも見えました。


こんなものまであります。
  

万座毛にもお土産屋が並んでいました。

その後、森のガラス館を軽く見学。残念ながら写真は残っていません。

那覇に戻るついでに寄ったアメリカンビレッジ。
随分日も暮れてきました。


アメリカっぽい町並みを再現した場所で、アメリカ人もちらほら。
ここで購入した雪塩は、未だにうちの家にあります。


その後、那覇に帰ってきました。
本来ならこの後、首里城を観光してから宿に行く予定だったんですが、
渋滞で時間を取られてしまったため、やむなく明日にすることに。

この日の宿は国際通りにある「ホテルJALシティ那覇」。
壁際の部屋を用意してくれました。ちょっと部屋まで距離がありましたが…。


散歩&夕食を食べに、夜の国際通りへ。
友人が前に訪れた時に美味しかった、とオススメしてくれた「OKIE-DOKIE」。
ガイドブックにはあまり載っていないらしいですが、すごくよい店でした。


ステーキ専門店でしたが、抜群に美味い!
沖縄はステーキが美味しい場所ですが、ここはまた格別の味です。


そして店員さんがとても親切に対応してくれました。
可愛くてよい娘でしたよ。


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3日目 おきなわワールド〜首里城

翌朝はやや雨でしたが、観光はもちろん続行。
おきなわワールドへ。


まずは「玉泉洞」という鍾乳洞に入りました。
何万年もの時間をかけて自然が造り上げた、不思議な空間です。
小さい滝や泉のようになっているところもありました。
沖縄にはこういった鍾乳洞は、公開されているもので16箇所ほどあるそうです。
  
  

他に、沖縄の植物を展示していたり。


琉球ガラスもお土産に買えます。


民芸品造りを体験できるところもあるようです。


昔ながらの沖縄の佇まいを再現した場所もあり、まさにおきなわワールド。
ヘビと有料で記念撮影できるところもありました。

土産に売られていた、ハブ入りのお酒。


琉球に昔あった船の模型です。


我々は朝一だったので空いていましたが、帰り際には混んできました。


車を走らせ、サーターアンダギーの美味しい店を探して立ち寄り、しばし休憩。

次に向かったのは、昨日行けなかった首里城。
日本の城で世界遺産に選ばれたのは本州で2つ、沖縄で3つあり、首里城は沖縄の世界遺産の1つです。
具体的に登録されたのは「首里城跡」であり、「首里城」そのものではないようですが。

沖縄を代表する観光スポットだけあって、いつも人がいます。

門。


石垣に見えて石垣でない?


1980年代末に復元されたものらしいですが、琉球の文化を今に伝える、鮮やかな城。


内部も復元されていて、靴を脱いで入ります。

復元された当時の様子や


ミニチュア模型も展示されていました。


当時の名残か、坂や階段が多かったです。

首里城を見終えて、旅程は終了。
レンタカーを返却して、そのまま空港へ向かいました。
台風の影響でやや遅れがあったものの、無事に帰ってこれました。

やはり沖縄は本土と違う文化を持っていますので、日本であって日本でない、異国情緒溢れる国内観光が楽しめますね。

そして忘れてはならないのは、沖縄は悲劇の舞台でもあるということ。
戦時中に日本の国土が戦場になったのはこの沖縄であり、当時多くの人が犠牲になったということ。
今もその記憶はこの地に刻み付けられているということ。

そして何より、今もなお日本の米軍基地の大半がここ沖縄に集中していて、
沖縄に米軍への土地提供という負担をしてもらっているということを、忘れてはならないと思います。

沖縄へ来たら観光を楽しむだけでなく、平和を考える時間を是非持ちたいですね。


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今回の旅行の経費

・総合計は1人70,000円くらいだったと思います。

・基本パックは2日分宿泊費+往復航空費+レンタカー+朝食1回。これが46,000円。
フライト追加料金4,900円。ホテル追加料金4,100円(2日目の朝食含)。レンタカーグレードアップ(3人分)1,700円。
1人あたりの合計がこれで55,566円。

・関空までの往復の交通費が車1台につき3,120円。3等分すると1人1,040円。
関空の駐車場が車1台5,250円。3等分して1人1,750円。

・その他1人あたりの費用は、観光費2,700円、食費・ガソリン代などで8,000円くらいでしょうか。


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