バルト周遊5か国の旅 7日目 帰路へ


●バルト三国とワルシャワ+ヘルシンキ。バス周遊の1人旅。長編その7。
  バルト周遊の長旅を振り返り、フィンランド航空の直行便で帰路につく。


テンペリアウキオ教会 ヘルシンキ中央駅

バルト周遊5か国の旅 目次

タイトル 旅行日時 国・地域 地名 旅行先・観光したもの メンバ
備考
バルト周遊5か国の旅
(長編)

1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
2018/05/01
〜05/08
ポーランド ワルシャワ 旧王宮、旧市街広場、バルバカン、
洗礼者ヨハネ大聖堂、聖十字架教会
1人旅 首都巡り
旧市街歩き

バス・船移動

GW時期
リトアニア ヴィリニュス 大聖堂、聖アンナ教会、ベルナルディン教会
聖霊教会、夜明けの門
ラトビア リガ 聖ペテロ教会、聖ヨハネ教会、
市庁舎広場、リーガ大聖堂(ドゥァムス)
エストニア タリン アレクサンドル・ネフスキー聖堂
大聖堂、トーンペアの展望台
フィンランド ヘルシンキ ヘルシンキ大聖堂、マーケット市場、
テンペリアウキオ教会

7日目 朝食〜テンペリアウキオ教会〜ヘルシンキ中央駅

朝食を摂りに行きます。今日はゆっくり食べられる時間があります。


品揃えはそこそこ。味もそこそこ。食器はマリメッコのものもありました。
  

今まであまり食べていなかったので、結構がっつり頂きました。
  

モニターのタッチパネルを押すとドリンクが出てくる装置。
  

最初、ビジネスマン風の白人男性に使い方を聞かれたのですが、私にもわからず、
他の宿泊客がやり方を教えてくれました。予想外のシステムに驚く私とビジネスマン。
レストランですらファッショナブルですね、このホテルは。

インテリアセンスも含めて、さすが北欧のデザイン都市ヘルシンキといったところか。
  

ロビーにも絵画などが飾られていて、デザイン性を感じます。
  

大きいホテルではないですが、センスでカバーしている感じか。


11時にチェックアウトした後、荷物を預かってもらいます。
どうやらバゲッジルームを開けてもらい、自分でそこに運ぶようです。

ホテルから近いテンペリアウキオ教会へ。岩の中にすっぽり隠れた教会で、別名ロックチャーチ。
  

音響効果もよく、ときどき小さなコンサートも開かれるそう。
私が行った時も、終始オルガンが鳴り響いていました。演奏者はアジア人のようでした。日本人なのかな。

1969年完成なので比較的最近ですね。天井の周囲を円形に切り取ったガラス窓からの光線が特徴。   

各国の案内。というか神託。日本語のものもありました。
  

2階。あまり広くないですが、コンサートを聴くにはよさそうですね。
  

教会の外の岩は、どうやら登れるようです。高齢者には厳しい岩登り。
  

教会の上に登れてしまうとは面白い教会ですね。
  

町中にある独特な教会ですね。
  

帰りはゆるやかな坂で戻れます。
  

ホテルで荷物を受け取り、トラムに乗ってヘルシンキ中央駅へ。
  

切符売り場に行くも、空港に行きたいと聞くと、写真を見せられ自動券売機で買えとの事。


これ使い方分からない人は取り残されますね。やたらフィンランド語ばっかだし…。


中央駅の建物はそれほど大きくなく、ホームは屋外です。
  

空港行きの環状線IとPは端っこのホーム。ここは青空ホームで屋根すらない。
  

車内は快適。空港駅に到着する直前に検札がありました。
  

空港駅に到着。以前は空港の下まで駅が伸びていなかったらしい。
  

空港までは少し歩きますが、案内板があるので迷いません。
  


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7日目 ヘルシンキ・ヴァンター国際空港ラウンジ〜帰路へ

空港に到着。自分で機械を使いセルフチェックインが必要らしい、ここまではヨーロッパではよくありますが。
  

驚いたのは預け荷物のバケージタグの貼り付け、及び荷物をベルトコンベヤーに乗せ、
バーコードリーダーでタグを読み込ませ、荷物を預けるのも全部セルフで行う事。
ここまで乗客にさせるという徹底ぶりでコストを抑え、各路線網を充実しているのでしょうね。
運賃はあんまり安くなってないけど…。

一応スタッフがサポートはしてくれます。私もタグの貼り付けはやってもらいました。


外に出て撮影。ヘルシンキは巨大な建物というのは少ない気がする。大きさよりセンスで勝負か。
  

フィンエアー以外のカウンター。ここは全部セルフという感じはしないな。


荷物検査を終えて内部へ。ここは往路の時と同じエリア。


往路でも入ったASPIREラウンジに今回も入ります。
  

宙吊りイスの向きが変わっていました。
  

スープも頂いてみます。パンにつけて食べると美味しいかも。
  

いいラウンジなんですが利用者が多く、席が埋まりやすい。


トイレには日本語でも注意書きが。日本人はそんなことしないから中国語を太文字にして欲しいもんだ。
  

ラウンジを出て、出国審査を受けに行きます。
今回もやはり、セルフでパスポートを読み込ませ、写真撮影までを自分で行い、係員はパスポートにハンコを押すだけ。
やはりICチップを導入している国だけのようです。日韓の他、カナダなども対象のようですね。

日本人の団体観光ツアー客は本当によく見かけます。立地がやはり魅力か。
  

次のalmost@homeラウンジを探しますが、なかなか見つかりません。
  

almost@homeラウンジはシェンゲン圏外エリアにあるラウンジです。
シェンゲン圏内に入った場合は利用できませんが、出入国審査前ならシェンゲン圏内行きの便の乗り継ぎでも利用可能。

やっと見つけました。出国審査を過ぎてすぐのショッピングモールの左奥でした。分かりにくい。
  

このラウンジもそこそこ混雑してます。人が多いので写真もあまり撮れませんでした。


しかしここのラウンジも北欧デザイン家具に囲まれたユニークなものでした。
  

フォークやナイフは引き出しの中から取り出します。
  

品揃えはやや少な目。味は普通です。
  

ちょうど日本人のツアー観光客が数人、近くに座っていました。
ツアー参加の苦労話を聞きながら、1時間ほど時間を潰していました。

大阪行きの50ゲートへ。どうやら50ゲートは複数あり、この一画が全て50のようです。


男性トイレにも育児室があります、さすが北欧。他の地域ではありえないですね。


飛行機へはバスで移動。


この機体の後方にはマリメッコ柄があしらわれていますね。
  

階段が2つあるのに真ん中のみ使用。前方はビジネスクラス以上ということか。


座席は行きと同じく2-4-2。座席の広さも行きとほぼ変わらないようです。
  

お隣に座っていたのはハーフっぽい少年。日本語も話せて関空ではパスポート自動化ゲートを使っていました。

モニターも往路の時と一切変わらず。


1回目の機内食。ざるそばはすすっていいのかな。
  

2回目の機内食。味はまあこんなもんでしょう。
  

帰りはロシア→モンゴル→中国と通り、10時間を切ります。やはり日本からもっとも近いルートですね。


今回の弾丸5ヶ国周遊ツアーはこれにて終了。かなり駆け足のハードな旅でした。


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今回の旅で感じたことなど

事前に聞いていた通り、バルト三国はそれぞれが特色ある別の国である事が見て取れます。
町の雰囲気、売られているお土産にしても3国では異なります。面白いですね。

ヴィリニュスは緑に囲まれた穏やかに佇む街、
リガは自己主張が強いユーゲントシュティール建築が立ち並ぶ都会、
タリンはよく保存された旧市街を城壁が囲む都市。

バルト三国の首都を無理やり兄弟に例えるなら、
長男の気取り屋リガ、次男の華やかなタリン、三男ののんびりヴィリニュスといったところでしょうか。
しかし辛口に言うなら、タリンは坂と石畳が多くてスーツケースを運びづらく、
リガは少し商売っ気が強く、ヴィリニュスは車の音が騒がしいです。

バルト三国は道路沿いなどで国旗をよく掲げていて、愛国心も強そうですが、やはり小国という印象が強く、
今回行った国の中では、ヘルシンキが最も人が親切で、余裕のある人が多かった気がします。
ワルシャワは、まだEUを導入できていない東欧諸国の首都という印象ですね。
旧市街はどこの国も素晴らしく、今後もその国を牽引する重要な観光資源であり続けると思います。行く価値はありますよ。

あと、全体的に屋外でタバコを吸う人をよく見かけた気がします。
先進国ほど分煙化が進んでいないのか、はたまた喫煙所の場所が悪いのか、
他のヨーロッパよりもタバコの煙を浴びた回数が多いように思いました。

ゴールデンウィークだったので現地で日本人に会うことは多かったです。全ての国で日本人に会いました。
普段なら韓国人や中国人の方がよく会うんですが…日本人も大型連休には旅に出る人が多いんですね。
特にヘルシンキの空港は、観光ツアーの日本人団体をとてもよく見かけました。
最も短い時間で行けるヨーロッパということで、ヘルシンキは人気なんですね。


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今回買ってきたお土産

各国の名産としては、ポーランド及びリトアニアは琥珀、ラトビアはバスケット、フィンランドはムーミングッズ。
リトアニアはリネン(麻)製品も有名で、木製品、陶器などもバルトの国々では見かけます。
フィンランドには世界一不味い飴といわれるサルミアッキ(Salmiakki)なるものもあります。買いませんでしたが。

実は宝石が好きな私は、今回ワルシャワで琥珀を買いました。
アクセサリーには興味がありませんが、宝石は地球が生み出した芸術品ですからね。

琥珀はポーランド北部〜リトアニアにかけてのバルト海沿岸で世界の8割を生産すると言われ、
特にポーランド、リトアニアでは琥珀が名産品として知られています。
ラトビア、エストニア、フィンランドでも琥珀は売っていますが、
ポーランドの方が天然物を加工したお手頃価格の物が多く、お土産としては買いやすいです。
産出地に近いポーランドのグダンスクが特に売買が盛んなようですが、ワルシャワでも十分満足しました。

琥珀は一点物なので、色や形など2つと同じものはありません。
ワルシャワ旧市街周辺の琥珀屋を10軒ほど見て回り、気にいったものを買いました。

こちらはネックレスチェーンと一緒に購入した涙型のもの。


球体のペンダントトップ。自分用です。


ハート形のペンダントトップ。


こちらはラトビアを代表するチョコレートメーカー、Laimaのチョコレート。


普段はあまりお土産を買いませんが、今回は結構買ってしまいました。


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今回のフライトと交通手段の詳細

フィンランドのヘルシンキ便は日本からヨーロッパへ最も短時間でアクセスできるルートとして知られ、
フィンランド航空は同国のナショナルフラッグキャリアであり、日本航空のコードシェア便でもあります。
空の旅は最も負担の少ないルートを選択できました。

バルト三国の移動は高速バスで、大手で評判もよい「Lux Express」を利用。
日本の高速バスと比べても快適で、ホットドリンクもボタン1つで飲み放題というサービスもあります。しかも安い。
タリン→ヘルシンキは高速船で、バルト海クルーズの定番であるタリンクシリヤラインを利用。いずれも快適でした。

ヨーロッパは隣国への移動が安価で済むので、長期間の周遊に向いているエリアと言えるでしょう。

フライトスケジュール
往路 2018/05/01(火)
大阪(関西国際空港)  10:45  〜  ヘルシンキ(ヴァンター国際空港)  14:55
 便「AY 78」 機体「AirbusA330-300」 座席「42C」 所要時間「10:10」

フライト待ち時間「2:55」

ヘルシンキ(ヴァンター国際空港)  17:50  〜  ワルシャワ(ショパン国際空港)  18:35
 便「AY 1145」 機体「EMBRAER E90」 座席「2F」 所要時間「1:45」

復路 05/07(月)
ヘルシンキ(ヴァンター国際空港)  17:25  〜  大阪(関西国際空港)  5/08 8:55
 便「AY 77」 機体「AirbusA330-300」 座席「28J」 所要時間「9:30」

フライト料金  合計 136,550円
航空券代金    111,000円
燃油サーチャージ  18,550円
海外諸税      3,420円
空港使用料     3,040円
手配手数料      540円
大人1人合計  136,550円

フライトメモ
フィンランド航空の座席指定は有料。
36時間前から行えるオンラインチェックインをすれば、その際に無料(一部は有料)で座席指定ができるようです。
私も往路、復路ともにパソコンからのオンラインチェックインで座席を確保しました。(往路は自宅から、復路はリガのホテル内で)
オンラインチェックイン時は全て日本語で行え、マイレージの登録も可能。
往路のヘルシンキ〜ワルシャワの座席指定をすると有料になってしまい、その設定から戻せなかったので、
カスタマーに電話したところ、当日の空港カウンターなら無料で座席指定が変更との事。
ゴールデンウィークだったので空港のカウンターが混雑していてかなり待ちましたが、現地なら手続きは無料で済みました。

バススケジュールと料金
・5/2 ワルシャワ夜行バス 21:20 → ヴィリニュス 5/3 6:05
 7h45m 19EUを16.15EUで購入
・5/4 ヴィリニュス 08:30 → リガ 12:40
 4h10m デラックス28EUを23.8EUで購入
・5/5 リガ 9:00 → タリン 13:25
 4h25m 10EUを8.5EUで購入
・料金合計 16.15+23.8+8.5=48.45EU
※全てLux Express。

フェリーのスケジュールと料金
タリン 10:30 → ヘルシンキ 12:30
タリンクシリアライン 29EU


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今回の旅行の経費

今回は安くはなかったですが、ゴールデンウィークである事を考えると、費用は抑えられたと思います。
お土産の琥珀を少し奮発したので、土産代を省いた合計も出してみました。
※単位はEU(ユーロ) PLN(ズウォティ) レートは1EU=約114.2円(安い時期に購入)  1PLN=約30円
 日本円がはっきりしているものは円で表記。★はカード払い。

■総合計:  206,692円  ※土産代を入れなければ193,779円
136,550 + 6,699 + 4,012 + 38,192 + 3,430 + 2,331 + 12,330 = 203,544円
4.7PLN + 2PLN ⇒201円
3.4 EU + 17 EU + 5.1 EU + 0.3EU = 25.8 EU ⇒ 2,946.36円
203,544円 + 201円 + 2,947円 = 206,692円
(1EU=130.3円 PLN=約35.3円として計算。小数点切り上げ)

●航空券運賃(フィンランド航空)  合計 136,550円★
今回のフライトの詳細はこちら
・航空券代金    111,000円
・燃油サーチャージ  18,550円
・海外諸税      3,420円
・空港使用料     3,040円
・手配手数料      540円
・大人1人合計  136,550円

●バス運賃(バルト三国間移動)いずれも会員登録PINS 15%割引  合計 6,699円★
ワルシャワ→ヴィリニュス  16.15EU 2,233円
ヴィリニュス→リガ     23.8 EU 3,291円
リガ→タリン         8.5 EU 1,175円

●船運賃(タリン→ヘルシンキ)  合計 4,012円★
公式サイトから申し込み発券   29 EU

●宿泊費用(4/21〜4/25)  合計 38,192円★
5/1-2 ワルシャワ『Hotel Metropol』9,240円
5/3-4 ヴィリニュス『Ivolita Vilnius』スタンダード シングルルーム 8,434円
5/4-5 リガ『Boutique Hotel Monte Kristo』エコノミー ダブルルーム (without window) 6,457円
5/5-6 タリン『旅の家 タリンズ トラベラーズ ハウス』Single Room 4,658円
5/6-7 ヘルシンキ『Hotel Helka』Smart Single 9,403円

●海外旅行保険  合計 3,430円★
損保ジャパン日本興亜 新・海外旅行保険【off!】  3,430円

●食費  合計 3.4 EU
・1日目夜 機内食
・2日目朝 ホテルの朝食  宿泊費用に含む
・2日目昼 なし
・2日目夜 なし
・3日目朝 ホテルの朝食  宿泊費用に含む
・3日目昼 なし
・3日目夜 市場で買ったシャコティス   3.4 EU
・4日目朝 ホテルの朝食  宿泊費用に含む
・4日目昼 なし
・4日目夜 なし
・5日目朝 ホテルの朝食  宿泊費用に含む
・5日目昼 なし
・5日目夜 なし
・6日目朝 ホテルの朝食  宿泊費用に含む
・6日目昼 なし
・6日目夜 なし
・7日目朝 ホテルの朝食  宿泊費用に含む
・7日目昼 なし
・7日目夜 機内食

●交通費  合計 4.7 PLN 2,331円★
・ワルシャワ空港→ワルシャワ中央駅までの鉄道SKM  4.7 PLN
・ワルシャワ市内交通1日券  475円★
・ヘルシンキトラム1日券  1,194円★
・ヘルシンキ中央駅→ヴァンター空港までのVR鉄道  662円★

●観光費用  合計 17 EU
○ワルシャワ
・旧王宮  無料日

○ヴィリニュス
・なし

○リガ
・聖ペテロ教会  9 EU
・リーガ大聖堂  3 EU

○タリン
・大聖堂(トームキリク)  2 EU

○ヘルシンキ
・テンペリアウキオ教会  3 EU

●土産代現地費用  合計 5.1 EU 12,330円★
・ワルシャワでペンダント+涙型琥珀2セット  4,573円★
・ワルシャワで球体琥珀  3,417円★
・ワルシャワでハート型琥珀  4,340円★
・リガでLaimaチョコレート  5.1 EU

●その他現地費用   合計 2 PLN 0.3 EU
・ワルシャワで有料トイレ  2 PLN
・ヴィリニュスで有料トイレ  0.3 EU


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今回の旅行メモを公開

今回も、旅行メモを公開します。
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