ユーロスターで行くロンドン・パリの旅 4日目 ユーロスターでパリへ行き、定番観光地へ


●高速国際列車ユーロスターで行く、ロンドンとパリの1人旅。長編その4。
  国際列車ユーロスターで一路パリへ。市内定番の見どころを一挙に観光


エッフェル塔 エトワール凱旋門

ユーロスターで行くロンドン・パリの旅 目次

タイトル 旅行日時 国・地域 地名 旅行先・観光したもの メンバ
備考
ユーロスターで行く
ロンドン・パリの旅
(長編)

1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
2016/04/21
〜04/26
イギリス ロンドン タワーブリッジ、ロンドン塔、ロンドン市庁舎
グリニッジ・パークと天文台、
バッキンガム宮殿と衛兵交代、
ウエストミンスター寺院(アビー)、
ビックベン、トラファルガー広場、
ナショナルギャラリー、ハロッズ、
大英博物館、スタンフォードブリッジ、
キングス・クロス駅9と3/4ホーム
1人旅 街歩き

ユーロスター
1等車乗車

アフタヌーン
ティー

ラウンジ利用

旅費14.2万
フランス パリ エトワール凱旋門、シャンゼリゼ通り、
エッフェル塔、ルーヴル美術館、
ギャラリー・ラファイエット

4日目 ユーロスター乗車〜ロンドンからパリへ

この日はいよいよユーロスター乗車。

実はこの日は日曜だったので地下鉄の始発が遅く、最寄り駅からだと間に合わないかもしれません。
前日に宿の管理人さんに相談したところ、徒歩で別の駅に行けるということなので、
そちらから移動することに。

AldgateEast駅まで10分と聞いてましたが、雨が降っていて風も吹いている上、
スーツケースを押しながらの移動だったので、実際は35分ほどかかってしまいました。
余裕をもって宿を出発したつもりが、かなりぎりぎりで少しヒヤっとしました。

朝早く1人で、寒く風も雨も降る中、決して軽くはないスーツケースを引きずり、
知らない道を1人歩き、その上時間に間に合わないかもしれない不安がつきまといます。
こういうことがあると、なかなか冒険者の気分になりますね。
その昔、旅は厳しいものだったといいますが、その数%かを感じられたような気がします。

前日に訪れたStPancras駅へ、なんとか無事に到着。

チケットをかざすとゲートが開く仕組みで、この後のチケットチェックは直前までありませんでした。
  

まあこの時間帯にここに来るということは、8:19のパリ行きの便しかないですからね。
ユーロスターの場合は国際列車ですので、パスポートコントロールがあります。
入国審査が厳しいイギリスですが、パリへの入国なので何事もなく通過。
逆だともっと厳しかったでしょうけどね。
ちなみに鉄道で国境を超えた場合、パスポートのスタンプは列車のマークがつきます。

待合室にも結構な人がいます。さすが利用者が多いですね。
  

カフェもあります。ユーロとポンド両方使えそうですね。
  

ゲートは今回1つしか開かないようです。時間になると一斉に乗り込みます。


私の前にいた中年のインド人男性の動きが邪魔で、なかなかスムーズに進みませんでしたが、
それを避けるようにさっと前へ移動。インド人と中国人はたまにこういうことあるからなぁ。

いよいよユーロスターに乗り込みます。
  

私は1等車の1号車なので、1番前のようです。
  

1号車の入り口は開けていないようで、2号車の入り口から乗り込みます。
  

私の座席ナンバーは25。一人用の座席です。
  

足元は余裕があるほうでしょう。USBポートとコンセントもついてます。


フットレスト、テーブルもついています。
  

なんとミラーもついています。色々ついてますね。
  

2人用の座席はこんな感じ。


テーブル席もありますが4人用で、2人同士が向かい合って座るタイプ。


いよいよ出発。


ユーロスターは出発時からぐんぐん速度を上げるらしく、耳がキーンとなってきました。
しかし車内はそれほど揺れない。こういう感覚はあまりないですね。
なにせユーロスターは座席にシートベルトがないんです。日本ではありえませんね。
よほど安定性に自信があるということなんでしょうか。

走りだして直後、軽食のサービスがあるようです。


クロワッサンは好きかい?と言いながら差し出してもらえました。
  

コーヒーをもらいました。トレイに乗せると注いでもらえ、ミルク砂糖も任意で自分で入れます。


コーヒーの後に紅茶も聞きに来ました、そっちがよかったかな。
また一等車であるためか、スタッフはたまにこちらの要望を伺うように話しかけてくることがありました。
私のような席は真横に窓がないので、窓がある空いている座席に移動してもいいわよ、ということのようです。

パンのおかわりももらえました。


ナイフをよく見ると、ユーロスターって書いてますね。


景色自体はそんなに大したものではありません。


車内のモニターには現在の速度が表示されていました。


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4日目 パリ北駅到着〜ホテル(Ibis Styles Paris Tolbiac Bibliotheque Hotel)へ

パリ北駅に到着。
  

そのまま直進するとホームから出られるようです。


国際駅ですから、広いですね。
  

さてここから地下鉄に乗って移動したいのですが、
切符の券売機を調べると、どうもコインしかつかえないようです。

券売機自体は新しそうで数も多いんですけどね。


どうしようかと思っていると、黒人の人が無理やり手伝って来ようとします。
北駅ではこういうことがよくあるらしく、手伝ってもらう見返りに金品を要求されるそう。
自分でやるから、と何度も主張して、帰ってもらいました。
紙幣が使えないのをいいことに、券売機の後ろでコインを大量にもつ黒人も。これも両替で手数料とりそう。

この日は日曜だったので、有人のゲートも閉まっています。
あたりを見回すと、アジア系の男性1人も困っているようで、駅係員に聞いていました。
こちらのゲートは閉まっているから、向こうの方にいってくれ、ということのようなので、
私もその人についていくことに。探した結果、インフォメーションセンターに並んだところで
声を掛けると、どうやらその方も日本人のようでした。

インフォメーションセンターには日本語で、この窓口では追加の手数料を取ると書いてあったので
よければ2人分買って手数料を節約しませんかと提案しましたが、
この方はここから長距離列車で遠くに行くという事のようでしたので、結局別々に行動することに。
少し要領を得ない方でしたが、1人旅は慣れていそう。

私の番になり、窓口で聞いてみると、後ろの方を指さされて案内されたので、そちらに移動。

行ってみると、ようやく営業中の有人の窓口がありました。


紙で書いて見せて、Mobilis(1日乗車券モビリス)を購入。
まずはRER線でGare De Lyon駅まで行き、そこからメトロに乗り換え
Bibliotheque Francois Mitterrand駅で降り、徒歩でホテルを目指しました。

フランスの地下鉄にはスリが多いのでしょう、駅によっては中国語と日本語で、
「お客様のお荷物はしっかりと管理をしてください」というアナウンスが流れていました。
またメトロは路線によっては車両の間に仕切りがなく、見通しが利く列車もありました。
メトロの車内はどの列車も概ね清潔ですが、駅で完全停車する前に入り口が開くのがちょっと怖い。

駅前にあるこの建物は、重要な目印。


マップを印刷してストリートビューもチェックしたおかげで、なんとか無事にホテルに到着。13:30。
  

Ibis Styles Paris Tolbiac Bibliotheque Hotel。一応3つ★ホテルのようですね。
  

おしゃれな内装です。
  

エレベーターも洒落てます。
  

部屋も1人なら十分なスペース。
  

この宿の特徴はバスタブがあること。綺麗ですし悪くありません。トイレは普通。
  

このチューブがシャンプー&石鹸のようですね。5か国語で書かれています。
  

ベッドは大きいです。ダブルサイズなのかな。


ルームライトは、自分で操作可能。でも全体的に部屋は暗い。
  

ベッドの足元にはテーブルが。こんなの見たことないな。
  

水とグミがサービスされていました。


窓からの景色は大したことはありません。


これがルームキー。板に穴をあけた珍しいタイプですね。こっちではこれが普通なのかな。


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4日目 エッフェル塔

ホテルで1時間ほど休憩し、観光に出発します。
フランスに着いて感じましたが、パリは黒人がすごく多いですね。ロンドンより明らかに多い。
アフリカはフランス語圏の国が結構ありますが、そこからの移民でしょうか。

RERに乗ります。地下鉄とは違い、車内は清潔とは言えないかも…。
  

Champ De Mars-Tour Eiffrl駅で降り、小雨降る中、セーヌ川沿いを歩きます。
  

そして見えてきたエッフェル塔。


近づいていくと、とってつけたようなメリーゴーランドが。なんかしょぼいな。


この辺りから、スマホの自撮り棒やお土産を売る黒人の姿が目立ちます。


エッフェル塔の前方にあるイエナ橋。
  

そこからエッフェル塔の足元へと歩いていきます。


雨が降っていたので、傘も売り始める黒人たち。


人がまばらなのは、テロの影響で観光客が減ってるからなんでしょうね。
  

今ならそれほど並ばず、エッフェル塔のチケットが買えそうです。入りませんでしたが。
  

エッフェル塔の真下から見上げた写真。


観光中も武装した警備員を見かけました。エッフェル塔の真下ですから狙われますよね。


面白い形の三輪車がありました。客減ってそうですね。


エッフェル塔は古くて無骨って感じがしますね。おしゃれとは言えないかも。


間近で見ると、東京スカイツリーがいかに新しいタワーか分かりますね。


帰る途中、エッフェル塔の置物を売る黒人がまたいました。各ポイントにいますね。


途中にあったウサギと鳩の群れ。設置された傘の下で丸くなってました。周辺にいる動物たちかな。


パリ日本文化会館まで歩き
  

さらに奥のBir-Hakeim駅に入ります。


ホームではあと何分で電車が来るかという案内板があります。
  

Charies De Gaulle Etoile駅で降りるつもりが、間違えてTrocadero駅で降りてしまいましたが
  

ここからはエッフェル塔がきれいに見えました。天気は悪かったですが。
  

天候がよければいい写真が撮れそうなスポットですね。


なぜか太極拳のような動きをする中国人の団体。何のアピールだろう。


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4日目 エトワール凱旋門〜シャンゼリゼ大通り〜マクドナルド

今度は間違いなくCharies De Gaulle Etoile駅で降りると、シャンゼリゼ通りが伸びていました。


そしてここからは、凱旋門がすぐ前に見えます。


大きいですね、そして周辺の交通量が多い。


凱旋門の足元に行くには、専用の地下通路を通っていくしかありません。
  

地下通路からも中に入れるのかな。
  

地下はちょっとした休憩場所にもなっています。


階段を上がると凱旋門の足元。中に入る人が並んでいました。やっぱり人少なそう。


外側には彫刻が刻まれているんですね。
  

内側にもあるようです。
  

凱旋門の下にある墓。第一次世界大戦の無名戦士の墓なのだそう。


ただ大きいだけでなく、彫刻が見事に彫り込まれていますね。
  

ここからは12本の放射状道路が伸び、シャンゼリゼ通りもその1つ。


さて、シャンゼリゼ通りに戻ってきました。


飲食店は、通りから見える位置にはアジア人を座らせないんでしたっけ。


GACKTがパリで差別された話はよく知られていますが、同様の話は他の人もしています。
パリには親切な人が多く、旅行しただけでは好印象しか残らないでしょうが、
私はそういう情報も得ているので、どうもフランスが好きになれません。
行かなければ分からないこともあるので、興味ないフランスにもロンドンついでに来たんですけどね。

さて、せっかく来たのですから、マクドナルドにも入りますよ。
  

パリではテロの影響を受けて、今も厳戒態勢が続いており、
シャンゼリゼ通りのこのマクドナルドの店舗でも、
入り口では1人のガードマンが簡易的な荷物チェックを行っていました。

パリのマクドナルドの特徴は、マックカフェでマカロンが売られていること。


なのですが、それはアンドラのマクドナルドで紹介しているので、今回は注文しません。

シャンゼリゼ通りのマクドナルドは、大変賑わっていて、レジに人が多いです。客もスタッフも。


そしてこのマクドナルドには、タッチパネルで商品を注文できる端末が壁側にずらりと並んでおり、
多くの人がこれを利用しています。この端末自体はヨーロッパのマクドナルドで広く普及しているもので、
さして珍しいものではありませんが、これほど多くの人が一斉に使っている光景は私は見たことがありません。

クレジットカード決済になるらしく、私自身はこれを使って注文したことはありません。

しかし写真付きで商品をチェックできるのはうれしい。適当に動かしているだけでも楽しいです。


今回注文したのはロイヤルチーズバーガーとポテト。レジでは若い女の子が対応してくれました。
いつも通り紙に書いて注文したのですが、私の字が汚かったのか、
ポテトを1個のつもりが2個だと判断されてしまいました。
ドリンクはいるか?と聞かれたので、ノードリンクと答えると、なんとお水をつけてくれました。
英語で対応することにも全く抵抗はなさそうでしたし、なかなか親切ですね。
出されたポテトが作り置きだったためか、すでに冷めてましたが…。

レジで注文を終えると、番号が書かれたレシートを渡されます。
商品が出来上がると番号を読み上げられ、該当者が取りに行くというシステム。
数字はフランス語で読まれた後、次いで英語でも読みあげられます。

殴り書きの1が2に見えてしまい、ポテトが2個も…。久しぶりにミスをしてしまった。


ロイヤルチーズバーガーはフランス以外にもありますが、日本では売られていません。
  

値段がかなり高いのですが、普通よりちょっと美味しい程度のチーズバーガーでした。
少し期待外れですね、まあこんなもんでしょうか。
フランスのマクドナルドの特徴として、ポテトについてくるソースがベジタリアン風という
事だったのですが、今回はソースをくれず、店舗にも見当たりませんでした。
レジでもらうのも面倒だし、今回はまあいいか。ついでに訪れたパリだし。

しかし向こうの配慮で水をつけてくれるというのはかなり親切です。これまでこんなことはなかった。


2Fは座席のみでシンプルですが広く清潔で、適度におしゃれな感じ。
  

帰りに明日の分の1日乗車券Mobilisを購入しておき、この日は宿で休みます。

昨日もそうでしたが、だいたい19:30には寝たでしょうか。

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