藤森神社駆馬神事


●京都市伏見区に鎮座する、菖蒲の節句の発祥地として名高い藤森神社。
  散歩がてら訪れたこの神社で、駆馬神事と鼓笛隊を楽しむ。


藤森神社の駆馬神事 鼓笛隊

タイトル 旅行日時 都道府県 旅行先・観光したもの 移動
手段
メンバ
備考
藤森神社駆馬神事 2012/05/05 京都 藤森神社駆馬神事 電車 兄夫婦と プチ旅

藤森神社の駆馬神事

連休に少し京都でも、とやってきたのは藤森神社。
この神社は5月5日に「駈馬神事」という行事が行われるので、それを見てきました。
ちなみにここは菖蒲の節句の発祥地として名高い神社で、6月から7月にかけて紫陽花園も公開されるそうです。

駈馬神事(かけうましんじ)とは、馬に乗って疾走し、高度な技を披露するというイベントで
古くは武士や町衆によって、現在では氏子によって受け継がれる行事です。
現在では以下の7つの技が継承されており、京都市の無形民俗財に指定されています。

手綱潜り」:敵矢が降りしきる中を駈ける技
逆乗り(地藏)」:敵の動静を見ながら駈ける技
矢払い」:敵矢を打払いながら駈ける技
横乗り」:敵に姿を隠して駈ける技
逆立ち(杉立ち)」:敵を嘲りながら駈ける技
藤下がり」:敵矢が当たったと見せて駈けぬける技
一字書き」:前線より後方へ情報を送りながら駈ける技

今日はイベントということで、人通りも結構多そうです。


屋台も出ていました。


からあげの屋台もあるのですが


これパクりじゃ…。


とりあえず始まるまで時間があるので、腹ごしらえをすることに。


神社の方にも人がいっぱい。


その一画では、今回出場する馬達が待機していました。


時間が経つにつれ、だんだんと座席が埋まっていきます。


座れるのは一部の人のみで、ほとんどの人は時間になると立ち見です。


開始直前になると、ロープが張られます。


いよいよ開始。


開始式とでも言うんでしょうか。行事に参加する関係者が行進してきます。


写真撮影はフラッシュ禁止です。馬が驚いて危険だからですね。


馬と乗り手も行進。花形ですからね。わざわざ宮城から来た乗り手もいたようです。


今回の馬は、先ほどの紫帯のほか、緑帯と


赤帯の馬が参上。


神主が道を清めながら行進しています。


鎧武者も登場。


馬が道端にフンを落としていきました。誰も掃除しませんが、このままでいいのか…?


神主の司会のもと、行事は進んでいきます。
しかしなんというか、進行はマイペースで、どこかアットホーム。
今回は馬の機嫌があまりよくないということで、やや間延びしていました。

しかしそれでも迫力はなかなかのもの。馬が速いので写真撮影も大変です。
うまくとれたのはこの写真。曲芸乗りをしているのが分かると思います。見事ですね。


何度か普通に疾走する「素駆け」を行い、出来る範囲での技を披露していただけました。

馬が走った地面の跡。しっかりと地面が蹴られているのが分かりますね。


少し時間がかかったものの、何度か走る馬を見ることができ、堪能することができました。
毎回写真は撮影したんですが、やはり高速で移動するものをうまく撮影するのは難しいですね。
見て楽しむのが正解だと思います。

午前の部が終了。午後の部までの間、先ほどの場所で馬が待機していました。


よく見ると馬は4頭いて、走るのは3頭。必要に応じて入れ替えるようですね。
お役御免の馬はご機嫌そうで、これから走らされる馬はどこか不機嫌そうでした。


今回は午前の部のみを見て、帰ることにします。
しかしすごい人です。


帰る前に神社見学。藤森神社は由緒ある神社ですからね。
これは御旗塚。


重要文化財も多いみたいです。


八幡宮本殿。


大将軍社 社殿。


ちょっとした神社でも重要文化財があるなんて、さすが京都ですね。


神社を後にした帰路、藤森祭(深草祭)の鼓笛隊の行進に遭遇。


こちらも忘れてはならないイベントの1つ。これぞ祭ですね。
  

行進の横を歩きながら、駅へと向かうのでありました。
  

今回は散歩にも近い京都ぶらり旅でしたが、たまにはこういうのもいいもんですね。


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