東欧6か国周遊の旅 1〜2日目 シンガポール空港を経由〜スイスのチューリッヒとリヒテンシュタインへ
●コロナ明け初海外。ゴールデンウィークに東欧6か国を10日間で巡る。長編その1&2。
シンガポール航空の長いフライトの後、スイスのチューリッヒとリヒテンシュタインを散策。
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東欧6か国周遊の旅 目次
- 東欧6か国周遊の旅 1〜2日目 シンガポール空港を経由〜スイスのチューリッヒとリヒテンシュタインへ
- ゴールデンウィークにツアー旅行でバルカン半島の7か国を10日で周遊
- 今回行った国々について
- 1日目 関西空港〜シンガポール経由でチューリッヒへ
- 2日目 チューリッヒ到着〜リヒテンシュタイン観光
- 2日目 チューリッヒ:FIFAワールドカップミュージアム
- 2日目 チューリッヒ散策〜夜行列車ユーロナイト
- 東欧6か国周遊の旅 3日目 スロベニア・ツェリエとリュブリャナ〜バスでザグレブへ
- 東欧6か国周遊の旅 4日目 ザグレブ観光:旧市街歩き
- 東欧6か国周遊の旅 5日目 ザグレブからブダペストへバスで移動
- 東欧6か国周遊の旅 6日目 ブダペスト観光:マーチャーシュ教会〜聖イシュトヴァーン大聖堂
- 東欧6か国周遊の旅 7日目 ブダペスト観光:ドナウ川沿い散歩〜中央市場〜リスト記念博物館
- 東欧6か国周遊の旅 8日目 ブダペストからブカレストへ移動:ブカレスト旧市街散策
- 8日目 リストフェレンツ国際空港〜空港ラウンジ
- 8日目 タロム航空でルーマニア・アンリコアンダ国際空港へ
- 8日目 ブカレスト旧市街:Carturesti Carusel〜スタヴロポレオス修道院
- 8日目 国民の館〜ズラタリ教会
- 東欧6か国周遊の旅 9日目 ブカレストからチューリッヒへ飛行機で移動
- 9日目 蜂蜜専門店Mieraria Bodnariu
- 9日目 クレツレスク教会〜ルーマニアのアテナエウム
- 9日目 アンリコアンダ空港からスイス航空でチューリッヒへ
- 9日目 Capsule Hotel - Alpine Garden Zurich Airport
- 東欧6か国周遊の旅 10日目 チューリッヒから帰路へ
タイトル | 旅行日時 | 国・地域 | 地名 | 旅行先・観光したもの | メンバ ー |
備考 |
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東欧6か国 周遊(長編) 1&2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 9日目 10日目 |
2025/05/01 〜05/11 |
スイス | チューリッヒ | FIFAワールド・サッカーミュージアム | 1人旅 | 10日間 首都巡り バス移動 GW時期 |
リヒテンシュタイン | ファドゥーツ | 街歩き | ||||
スロベニア | ツェリェ | クレコフ広場、聖ダニエル教会 | ||||
リュブリャナ | 三本橋、プレシェーレン広場 | |||||
クロアチア | ザグレブ | イェラチッチ提督広場、聖マルコ教会、 ロトルシュチャク塔、ドラツ市場 |
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ハンガリー | ブダペスト | オペラ座、マーチャーシュ教会、漁夫の砦、 くさり橋、聖イシュトヴァーン大聖堂、 Lehel Market、レストランMenza、中央市場、 リスト記念博物館、アントラーシ通り |
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ルーマニア | ブカレスト |
スタヴロポレオス修道院、Carturesti Carusel、 統一広場の噴水、国民の館、ズラタリ教会、 クレツレスク教会、アテナエウム |
ゴールデンウィークに東欧6か国を10日で周遊
コロナ以降、全く行けてなかった海外の旅ですが、2025年からようやく再開することにしました。
コロナ前と比べて、国際情勢による飛行ルートの変更、燃油サーチャージの高騰、円安などで旅費が高騰している上、
eSIMや新しいアプリなどの知識が必要となり、以前よりもかなりハードルが上がった感じがします。
海外が久しぶりなので、旅の勘を取り戻すためにも、今回は行き慣れたヨーロッパ方面を選びました。
幸いにもシンガポール航空であれば燃油サーチャージが不要で、サービスも世界最高クラスであり、
シンガポール空港も快適ということで、やや時間がかかりますが、シンガポール経由で移動しました。
今回のルートは、実は2020年に計画していたのですが、パンデミックによりフライトや宿泊が軒並みストップしてしまい、
一部のホテルからは払い戻しを受けられずに損が出ていた始末。
旅程を調節して、5年ぶりのリベンジルートとなります。
今回行った国々について
最も知られているであろうスイスはもちろん、クロアチア、スロベニア、ハンガリーなども、
旅好きの間ではよく名前の挙がる地域といえるでしょう。
リヒテンシュタインは二重内陸国であり、アクセスが少し面倒なので、ミニ国家好きでないと行かない場所といえそうです。
コロナ明け、かつ久々の海外、しかも6か国の周遊でしたが、
全ての国がシェンゲン協定に加盟しているため、出入国はスムーズでした。
(ルーマニアは2025年からシェンゲン協定に加入)
物価が超高いスイスではできるだけ出費せず、駆け足でスロベニアをめぐり、
クロアチアで一息ついて、ハンガリーのブダペストでゆったりと観光。
ルーマニアに少し立ち寄ってから帰るというルートでした。
1日目 関西空港〜シンガポール経由でチューリッヒへ
関空の水飲み場で水を確保。空のペットボトルに汲んで機内に持ち込み。
関空〜シンガポールでの機内。シンガポールエアラインの機内は、靴が入るくらい足元が広い。
前方のモニターの案内も日本語が選択できます。真ん中の席が空いていたので、
隣の白人のご婦人もニッコリ。エクセレントと言ってました。
機内食。日本で積んでいるミールなので安心でおいしい。
シンガポール空港に到着。プライオリティパスを使ってSATAラウンジへ。
深夜なのでフードの種類は少なめ。味は普通。特別おいしいわけではないですね。
マッサージチェアが空いていましたが、時間がないので帰りに利用。
2件目のAMBASSADOR TRANSIT LUNGEへ。あまり時間がないので近場のラウンジを短時間滞在です。
先ほどのSATAラウンジと比べ、食事の品ぞろえは多めですが、味はあまり変わらず。
シンガポール〜チューリッヒの機内。やはり靴が入るくらいの足元の広さ。
機内を見る感じ、やはりスイス人が多いような気もします。家族連れもちらほら。
一回目の機内食。こちらはシンガポール産でしょう。
間食として、大きいバナナを希望者に配っていました。そういうサービスもあるんですね。
二回目の機内食。一回目とあまり変わらないですね。
シンガポールからはパキスタン、タジキスタン、ウズベキスタン、アゼルバイジャン、ジョージア、アルメニア、本来直線距離で通るクリミアを避けて、トルコ、ルーマニア、セルビア、クロアチア、スロベニア、イタリア、オーストリア、スイスの順で上空を通過していました。
やはりウクライナとロシアの上空を飛べないとなると、迂回ルートになりますね。
チューリッヒ空港着陸直後、乗客から拍手が起こりました。こういうのは初めて。
難しい離陸の場合は日本でも拍手が起こったケースはありますが、チューリッヒ人の育ちの良さでしょうか。
2日目 チューリッヒ到着〜リヒテンシュタイン観光
チューリッヒ空港到着後、急ぎ鉄道でチューリッヒ中央駅へ。空港〜市内の切符はアプリで事前購入。
車内で日本人の新婚旅行中のカップルと遭遇。スイス中を周るそうです。
チューリッヒ中央駅は大きく、他の都市よりはキレイ。
駅員も親切でした。交通の要所なので人は多めですが、朝なので今はまだ少ない方。
中央駅にも水飲み場。チューリッヒは町中に水飲み場が豊富にあります。
電車の切符が時間指定されたものを購入していたのですが、どうにか予定通りに乗れそう。
新幹線に乗ってチューリッヒからリヒテンシュタインへ。
途中の車窓を見ても、このあたりが豊かな自然に恵まれていることを感じられます。
ハイキングや釣りをしている人も見かけます。
Sargans ザルガンス駅でバスに乗り換え。乗り継ぎ3分だったので駆け足です。隣の席には日本人3名様がいました。
国内からはスイスの美しい山々も見えます。山に囲まれた立地ですからね。
スーツケースを引きずりながら、リヒテンシュタインのファドゥーツを散策。
リヒテンシュタインの観光案内所へ。ここでパスポートでスタンプがもらえます。有料ですが。
他に記念撮影用の椅子があったり、お土産もそろっています。貴重な国の収入源ですからね。
もちろん切手も売られています。
隣は切手博物館で、その上にリヒテンシュタイン城。スーツケースを持っていてはそこまで行けません。
観光案内所の隣に設置されたこちらは城の模型のようですね。
この付近は、ミュージアムやカフェが並ぶ観光通りになっています。
MIZUと書かれたジャパニーズグリルの店を発見。近日オープンのようです。
確かに店の前には水、いや小さな噴水はありますが、これのことを言っているのでしょうか。
このあたりは観光客向けということもあり、街はとても綺麗に整えられています。
高級そうなレストランや、カジノもあるようですね。
小さな国ですから、観光客が来てくれないと、色々困りそうですね。
こちらは立派な建物ですね。市庁舎のようです。
街の散策自体は、半日もあれば事足りそうですね。
ただ、ミニ国家に興味がある等の理由がないと、わざわざここまで来る欧州外の人はいなさそう。
滞在時間2時間ほどでバス乗り場に戻ります。
帰りのバスは往路時の場所ではなく、反対車線側らしい。これは気を付けないと間違えますね。
リヒテンシュタインは車社会で、公共交通機関もバスがメインです。鉄道も僅かにはあるそうですが。
バスはいろいろ種類がありますが、観光客向けにはこういう黄色く細長いバスが多い印象。
Sargans ザルガンスの駅に戻りました。駅前のスーパーっぽい店を冷やかしますが、やはり物価は高めでした。
駅自体は普通の駅です。地下通路がありますが、スーツケースの上げ下げは少し面倒。
帰りの新幹線は、行きのものよりは少しグレードダウンか。
車内で日本から持参の軽食を食べます。スイスは物価が高いからお金を出すわけにはいかない。
2日目 チューリッヒ:FIFAワールドカップミュージアム
チューリッヒ中央駅に戻りました。トラムに乗って移動します。トラムにはたまに飼い犬も乗車します。
やってきたのはENGE駅。
駅の中は小さいながらキレイですが、目的地はここではなく
その目の前にある、FIFAワールドカップミュージアムです。
FIFAが運営している、サッカーのワールドカップをテーマにした博物館です。
地下のコインロッカーには、1つ1つ名選手の名前がつけられています。
チケットは有料ですがコインロッカー用のメダルを無料でくれました。スーツケースがあっても安心。
リュックを持っていたので預け直しになりましたが、スタッフは親切に、
無効になった私のチケットの代わりに、係員用のタグでゲートを開けてくれました。
こういう対応をスムーズにできるところに、チューリッヒの人たちの育ちの良さを感じますね。
ありがとうと言うと、どういたしまして、ときちんという人が多いです。
入り口のすぐ前にあるのは、各国の代表ユニフォームをカラー別に並べた展示。
もちろん日本のものもあります。
展示ケースの外側には、日本代表のサポーターの写真も展示されていました。
横には、歴代の男女ワールドカップの優勝国のパネルが並んでいます。
地下への階段の壁は、各国のサッカー用語で埋め尽くされています。
こちらにも優勝国の展示。日本女子代表は2011年に優勝しているので、専用パネルがあります。
こちらは本物のワールドカップトロフィ。優勝国が持ち帰るのはレプリカです。
これは各スタジアムの椅子を再現したもの。ワールドカップの決勝地のものかな。
日本代表のイングランド戦で使われていた戦術ボードも展示されていました。
一つ上の階はサッカーに関する遊戯コーナーになっていました。実際にボールを使うものから
ボードゲームのものや、プレステのテレビゲームもありました。
展示内容は盛りだくさんというわけではありませんが、サッカー好きなら十分楽しめる施設ですね。
ミュージアムショップにはここオリジナルの商品も沢山ありますが、物価が超高い。
金儲け主義と言われるFIFAのがめつさが表れているようです。小さいキーホルダー1つ10スイスフランは下らない。
ショップの横には小さなカフェがある程度。
入り口横の展示は、入場料なしで誰でも見れるようです。
一般的にあまり知られてはいませんが、ここもチューリッヒならではの見どころの一つと言えるでしょう。
2日目 チューリッヒ散策〜夜行列車ユーロナイト
ミュージアムを出て、街を少し散策。チューリッヒは綺麗な街ですね。
観光客でにぎわう旧市街。でもオーバーツーリズムというほどではありません。
治安もよく、ゆったり滞在できるよい場所ですね。物価が超高いことを除けば。。
トラムを乗り継いで終点のzoo駅まで移動、続いてやってきたのは
FIFAの本部。しかし営業時間はすでに終了していたため中に入れず。まあ事務所しかないですが
何かと話題のFIFAにモノ申したい時は、ここに行けばよいということか。
トラムでまた移動。途中、子連れの日本人女性と現地人男性の家族に遭遇。結婚して現地に住んでいるんでしょうね。
街の中心部はかなり人が多くなってきました。
Letzigrund駅の目の前にあるサッカーチーム・グラスホッパーのホームスタジアム。
レッツィグルンド・シュタディオン。この当時は瀬古歩選手が所属していました。
チューリッヒ中央駅へ移動。外観はかなり立派ですね。電線が目立つのはちょっと残念ですが。
ヨーロッパの主要な鉄道駅の建物は、どこも立派ですね。
寝台列車が来るまで数時間待ちます。何やらバレーボールのイベント中でした。
朝よりは人が多い中央駅ですが、それでも東京や大阪ほどの混雑はない。それが良い。
地下にも行ってみます。広々していますね。
本当に列車が来るのか不安になりますが、この大時計にはMONDAINEと書いてあります。問題ねぇ。
駅員に聞きましたがホームはたぶん7番とのこと。
電光掲示板には40分後くらいまでしか書いてません。ようやく表示されたようです。
寝台列車が到着。この時点で日本時間の早朝3時を過ぎていますから、とても眠い。
今回は4人部屋を利用。具体的には6人部屋を4人で使用しています。
1人1本ペットボトルの水と、パンの軽食がついています。
ベッド使用後は、壁際に倒すことでソファになります。
寝台列車は6人乗りに4人で、私以外の3名は全員チューリッヒから乗り込んだ人たちで、
スイス人ぽいカップルと、オーストラリアかアメリカ人の男性が1名でした。
寝台列車は隣の部屋の声も聞こえ、外の明かりも漏れ、列車の揺れも音もあるので、どこでも眠れるタイプの人でないと
熟睡は難しいように感じます。だいたい朝7時〜8時には皆起きるようです。
スイスから離れ、スロベニア第三の都市、ツェリエに到着。
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