ボリビア

南アメリカの共和制国家。国の面積はアメリカ大陸では8番目に、世界的には27番目に大きい国である。
かつてはもっと大きかったが、周辺国との戦争に負け続けたために現在では最大時の半分ほどになってしまった。
北と東をブラジル、南をアルゼンチン、南東をパラグアイ、南西をチリ、北西をペルーに囲まれた内陸国である。
憲法上の首都はスクレだが、議会をはじめとした政府主要機関はラパスにある。

ラテンアメリカでも最も開発が低い水準にある国の一つで、かつて「黄金の玉座に座る乞食」と形容されたほど豊かな天然資源を持つが貧しい国であり、現在もその構図は変わっていない。

国情報 目次

基本情報

ボリビア
Plurinational State of Bolivia

正式名称
ボリビア多民族国
首都
ラパス(立法府・行政府)、スクレ(司法府、憲法上の首都)
最大の都市
サンタ・クルス・デ・ラ・シエラ
通貨
ボリビアーノ (Bs)(BOB)
公用語
スペイン語、ケチュア語、アイマラ語、グアラニー語 国の標語
Morir antes que esclavos vivir (スペイン語: 奴隷として生きる前に死ぬこと)
面積
1,098,580平方km(27位) 人口
9,863,000人(86位)
民族構成
ケチュア人が約30%、メスティーソが約30%、アイマラ人が約25%、ヨーロッパ系が約15%、アフリカ系ボリビア人が約0.5%であると見られるが、正式な統計は取られていない。 宗教
信仰の自由を認めたうえでローマ・カトリックを国教に定めている。国民の95%がローマ・カトリックを信仰しているが、近年プロテスタント・福音派が勢力を増している。東部にはメノニータも入植している。
国歌
ボリビアの国歌 ISO 3166-1
BO / BOL
時間帯
UTC -4 サマータイム
なし
ccTLD
.bo 国際電話番号
591

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滞在情報

祝日・祭日
1月1日 元日
2月2日 聖母カンデラリアの日
2月中旬 各地の祭り(灰の水曜日の前の月〜木曜)
3〜4月 聖金曜日
3〜4月 復活祭
5月1日 メーデー
5〜6月 キリスト聖体節
8月6日 独立記念日
11月2日 諸聖人の日
12月25日 クリスマス
電圧とプラグ
電圧は220Vで周波数は50Hz。
コンセントは3つ又のBFタイプが多く、日本の電化製品を使用するときは変圧器と変換プラグが必要。
ビデオ・DVD方式

水道水はうがいをする程度には問題ないが、飲料には適さない。ミネラルウォーターは、スーパーマーケットやキオスクなどで購入できる。炭酸入り(Con Gas)と炭酸なし(Sin Gas)がある。
郵便
郵便事情はかなり改善されており、日本への手紙は2週間以内に到着する。

【郵便料金】20gまでの手紙Bs.10.5。小包は日本まで10日ほどで届くEMS便(4.5〜5kg、US$136)、15日で到着するエクスプレス(1〜2kg、Bs.432.5)、1ヵ月かかるSAL便(4〜5kg、Bs.364)がある。
日本大使館
・在ボリビア大使館
Calle Rosendo Gutierrez No. 497, esq. Sanchez Lima, La Paz, Bolivia (P.O. Box 2725)
電話: (591-2) 241-9110〜3
Fax: (591-2) 241-1919
安全情報
● 外務省 海外安全ホームページ
安全だと思う国でも、まず一度はこちらをチェックしておいたほうがよいでしょう。

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観光情報

世界遺産
  • ポトシ市街 - (1987年、文化遺産)
  • チキトスのイエズス会伝道所群 - (1990年、文化遺産)
  • 古都スクレ - (1991年、文化遺産)
  • サマイパタの砦 - (1998年、文化遺産)
  • ティワナク:ティワナク文化の宗教的・政治的中心地 - (2000年、文化遺産)
  • ノエル・ケンプ・メルカード国立公園 - (2000年、自然遺産)
主要都市
ラパス:首都(立法府・行政府)
スクレ:司法府、憲法上の首都
サンタ・クルス・デ・ラ・シエラ:最大都市。
コチャバンバ:ボリビア第三の都市。商業経済の中心地。北部はリゾート地。
オルーロ:フォルクローレの里として有名。南米三大祭りの一つである「オルロのカーニバル」が2月頃に開催される。
ポトシ:南部の都市。アンデス山脈中の盆地にあり、標高約 4,000mと人が住む都市としては世界最高地点である。市街は世界遺産。
ウユニ:ウユニ塩湖で有名。
サンタ・クルス・デ・ラ・シエラ:ボリビア第二の都市。単にサンタ・クルスとも。
代表的な観光地

: ●
英語の通用度
その他観光情報
・ラパスには渋滞緩和のため、ロープウェーがある。
坂が多く建物も多いため鉄道や地下鉄の建設などは現実的ではなかったためとも。
・キヌアという植物を栽培している。ウユニ周辺の塩分を含む土でも育つらしく栄養価も高い。
・キヌアがよく採れ、キヌアは地元の人の日常食でもある。
・雨季のウユニ塩湖の鏡張りの景色を、観光資源として広めたのは日本人であるという説がある。
・ウユニ塩湖は、リチウムの埋蔵量が世界の半分といわれている。

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国旗・国歌情報

● 国旗の説明


ポトシの丘、コンドル、リャマ、パンの木と太陽、州の数を表す9つの星

独立闘争で流された血

豊かな鉱物資源

森林資源

● 国歌

国歌名
作詞作曲

歌詞

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その他国情報

主要産業
鉱業、農業
国の有名人
●ビクトル・ウーゴ・アンテロ:元サッカー選手。
ボリビアリーグ通算350得点は同リーグの歴代最多記録である。
その他雑学情報
・先住民族の血を引く初の大統領となったモラレス大統領が就任後、 差別に苦しんでいた先住民族の待遇が改善したという。
かつては「ボリビア共和国」だったが、「ボリビア多民族国」と名前が変わった。
だがモラレス大統領は、コカの葉の栽培を容認している一面もある。
・南米のコカイン生産国の1つ。ユンガスという村で麻薬組織と結託した農家が、コカインを作っているといわれている。
・麻薬は「ストリップクラブ」などで取引されるという。旅行者は注意。
・特にアルゼンチンとの国境付近はピーナッツの原産地であり、紀元前からピーナッツを食べられていたと言われている。
・警察の対応が追い付かないために、私刑によるリンチを許容する文化があるという。
警察署から引きずり出してリンチする事件も後を絶たない。

※当頁はWikipediaからの引用を含んでいる項目があります。
情報が最新でない場合がありますので、参考としてご覧下さい。


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