ドミニカ共和国

西インド諸島の大アンティル諸島のイスパニョーラ島東部に位置する共和制国家。
大アンティル諸島で二番目に大きな島であり、同島西部にあるハイチと国境を接する。
モナ海峡を隔てて東にプエルトリコが、ウィンドワード海峡を隔てて西にキューバと、ジャマイカ海峡を隔ててジャマイカが存在する。首都はサントドミンゴ。

米州で最初にヨーロッパ人が恒久的に定住した土地であり、その後のスペインの侵略拠点となった。
サント・ドミンゴは米州で最も早く建設された植民都市であり、それゆえ米州で初の大学、大聖堂、要塞が建設された。
小アンティル諸島のドミニカ島にあるドミニカ国と区別するため「共和国」をつけて呼ばれる。

国情報 目次

基本情報

ドミニカ共和国
Dominican Republic

正式名称
ドミニカ共和国
首都
サント・ドミンゴ
最大の都市
サント・ドミンゴ
通貨
ドミニカ・ペソ(DOP)
公用語
スペイン語 国の標語
Dios, patria, libertad (スペイン語: 神、祖国、自由)
面積
48,730平方km(127位) 人口
10,090,000人(85位)
民族構成
ヨーロッパ系が16%、アフリカ系が11%、ムラートが73%である。 10-20%はタイノ人の血が流れており、これが食文化や、さらにはドミニカ人の穏やかな性格に影響を与えているようである。 宗教
ローマ・カトリックが64%
国歌
勇敢なるキスケージャよ ISO 3166-1
DO / DOM
時間帯
UTC -4 サマータイム
なし
ccTLD
.do 国際電話番号
1-809

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滞在情報

祝日・祭日
電圧とプラグ
電圧は220Vで周波数は50Hz。
コンセントは3つ又のBFタイプが多く、日本の電化製品を使用するときは変圧器と変換プラグが必要。
ビデオ・DVD方式

郵便
日本大使館
・在ドミニカ共和国大使館
Av. Winston Churchill, #1099
Torre Citigroup, Piso 21, Acropolis Center
Ensanche Piantini, Santo Domingo
Republica Dominicana(P. O. BOX 9825)
電話: (1-809) 567-3365
Fax: (1-809) 566-8013
在ドミニカ共和国大使館は、在ハイチ大使館を兼轄する。
安全情報
● 外務省 海外安全ホームページ
安全だと思う国でも、まず一度はこちらをチェックしておいたほうがよいでしょう。

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観光情報

世界遺産
  • サントドミンゴの植民都市 - (1990年、文化遺産)
主要都市
:    ・:   
代表的な観光地
サントドミンゴ:首都。カリブ海有数の世界都市。国の人口の5分の1が住むと言われる。人々は陽気。
プエルト・プラタ:リゾート地。
サンティアゴ・デ・ロス・カバリェロス:何度かドミニカの首都になったことがある地。
英語の通用度
その他観光情報
・人気の王道ビーチは「ロスコラーレスビーチ」。
日によっては藻が打ち上げられることもあるが、遠浅で高い波もなく、砂はサラサラで海がとても綺麗。
他には市街地から少し離れた位置にあるため観光客は少な目な「ウベロアルトビーチ」、 ユネスコも認める美しさで、穏やかな波でサーファーに人気の「マカオビーチ」などがある。
・サントドミンゴはカリブ海一の大都市といわれる。
・キッペという、小麦粉と牛ひき肉を混ぜた、ドミニカ共和国風のコロッケがある。手軽なファーストフードとしても人気。
・サントドミンゴには夜にボンチュバスという、街中を走りながら音楽とダンスを楽しめるバスが走っている。
・ドミニカ共和国のダンスミュージックは「メレンゲ」と呼ばれる。
ドミニカのダンスはとにかく回転がすごく、回る姿がメレンゲ作りに似ていることから名づけられた。
・サトウキビから作ったお酒「ラム」は、カリブでおなじみのお酒である。
・1人当たりのお米の年間消費量は、日本とほぼ同じである。
・ご飯は塩水で炊くことが多い。
・ご飯のお供に蜂蜜を混ぜるケースもある。
・肉、白米、豆料理、サラダの4点がそろった料理「ラ・バンデーラ」がドミニカ共和国の定番料理の1つであり、 同国の国旗を模している色合いから、「ラ・バンデーラ」は国旗という意味である。
・カリブ海諸国は葉巻の産地として知られているが、ドミニカ共和国も有数の葉巻の産地である。
・テーブルゲームのドミノが国民的ゲームとして人気である。
・2月はカーニバルの時期。ラ・ベガのものが最大規模といわれる。
悪魔をモチーフにした仮面を被り、見に来た観客のお尻を丸いムチで叩く。
・ドミニカ共和国のバイクタクシーは「モトコンチョ」と呼ばれ、値段は交渉制である。動物や物の運搬にも利用される。
乗客はヘルメットを着用しなくてよいそうだ。

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国旗・国歌情報

● 国旗の説明


盾の左右に月桂樹とシュロの葉、盾の上には聖書と十字架、リボンには「神・祖国・自由」、下のリボンには国名

白の十字…キリスト教の信仰

平和

独立闘争のために流された血

● 国歌

国歌名
作詞作曲

歌詞

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その他国情報

主要産業
農業、鉱業、観光、軽工業
国の有名人
●ペドロ・マルティネス:元野球選手。
かつてはメジャーリーグ最高の投手といわれ、「地上最高の投手」と称された。
これまでにサイ・ヤング賞を1997年、1999年、2000年の3度受賞している。
その他雑学情報
・野球は国民的スポーツであり、野球選手は子供たちの夢である。
アメリカのメジャーリーガーの10人に1人はドミニカ共和国出身といわれる。
・メジャーリーガーの出身国は、アメリカに次ぐ2位。
・メジャーリーグの30球団全てが、ドミニカ共和国で若い選手を育成するアカデミーを開いている。
広島東洋カープも「広島東洋カープ野球アカデミー」を同国で開いている。
・女性は15歳で大人の仲間入りをした証として、記念撮影をするのだという。
・結婚せず事実婚のままの人が5割近くいるらしい。
・ドミニカ人は優しい人が多く、困っている外国人を助けてくれる事もよくあるそう。
・子供の誕生日などにピエロを呼ぶ風習がある。
・国民は世界地図を見せても、ドミニカ共和国がどこにあるか知る人は少ない。
また日本についてもあまり知らない人が多い。
・国民の約40%が貧困層だといわれる。
・隣国のハイチよりもドミニカ共和国の方が物価が安く、ハイチ在住の人もドミニカに買い物に来る事もある。
・サントドミンゴの一般市民や、当国の陸海空軍及び警察に対しても柔道を指導した偉人として、日本人の松永護 氏が知られている。
・サントドミンゴの一部景観に配慮したエリアでは、電柱が地下に埋められている。
・ハイチとの国境沿いには両政府公認のマーケット「ダハボン市場」がある。
毎週火曜日と金曜日に開催されるらしく、ハイチ側からも国境を越えて人が集まってくる。
ハイチでは卵がほとんど売っていないので、ハイチ人はここで卵をよく買うらしい。
食料自給率が低いハイチにとっては卵やバナナは貴重品で、市場では大量に販売されている。
・ハイチとの間のダバボン国境は毎週火曜日と金曜日はIDやパスポートなしで通行可能だが、国境から100ヤード以上離れてはいけない。
・隣国ハイチからの労働者も多いが、彼らは働き者で勉強熱心であり、勤労意欲も高いという。
だがハイチとドミニカ共和国は、両国ともにお互いの国の印象は良くなく、双方の国の現状も正確には把握していないそうだ。

※当頁はWikipediaからの引用を含んでいる項目があります。
情報が最新でない場合がありますので、参考としてご覧下さい。


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