ミャンマー

東南アジアに位置する共和制国家。1989年までの名称はビルマだった。
インドシナ半島西部に位置し、北東に中華人民共和国、東にラオス、南東にタイ、西にバングラデシュ、北西にインドと国境を接する。首都はネピドー(旧首都はヤンゴン)。

1948年から1974年までビルマ連邦、1974年から1988年まではビルマ連邦社会主義共和国(公式の英語表記はSocialist Republic of the Union of Burma )、1988年から1989年まではビルマ連邦、1989年から2010年まではミャンマー連邦(公式の英語表記はUnion of Myanmar )。
通称は、独立以前から一貫して、ビルマ。

国情報 目次

基本情報

ミャンマー
Republic of the Union of Myanmar

正式名称
ミャンマー連邦共和国
首都
ネピドー
最大の都市
ヤンゴン
通貨
チャット、バーツ(タチレク)(MMK)
公用語
ビルマ語 国の標語
なし
面積
676,578平方km(40位) 人口
50,020,000人(25位)
民族構成
ビルマ族65%、シャン族9%、カレン族7%、ラカイン族7%、華人3%、印僑2%、モン族2%、他5% 宗教
上座部仏教90%、キリスト教4% (バプテスト教会 %、ローマ・カトリック教会1%)、イスラム教4%、精霊崇拝(信仰)1%、その他(ヒンズー教など)1%
国歌
我、ミャンマーを愛さん ISO 3166-1
MM / MMR
時間帯
UTC (+6:30) サマータイム
なし
ccTLD
.mm 国際電話番号
95

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滞在情報

祝日・祭日
※印の祝日は旧暦やビルマ暦にのっとっているため、毎年変わる。

1月4日 独立記念日
2月12日 連邦記念日
3月2日 農民の日
3月の満月の日 ※タバウン祭
3月27日 国軍記念日
4月中旬 ※ティンジャン(水かけ祭り)
4月中旬 新年
5月1日 メーデー
5月の満月の日 ※カソン祭
7月19日 殉難者の日
7月の満月の日 ※ワーゾォ祭(雨安居入り)
10月の満月の日 ※タディンギュト祭(雨安居明け)
11月の満月の日 ※カティン祭り
11月14日 ※国民の日
12月中旬 ※カレン族の新年
12月25日 クリスマス
電圧とプラグ
電圧は220Vで周波数は50Hz。
コンセントは3つ又のBFタイプが多く、日本の電化製品を使用するときは変圧器と変換プラグが必要。
ビデオ・DVD方式
日本と同じNTSC方式。DVDのリージョンコードは3(日本は2)。

生水は絶対に飲まないように。ボトル入りの飲料水がどこでも買えるので、それを飲むこと。ただしなかには質の悪いものもあるので、購入時には浮遊物がないか、飲む前には異臭がしないかよく確認すること。 1本250〜300Kで買える。
郵便
郵便事情はよくない。郵便物はポストへ投函せず、できるだけ郵便局へ持参し、窓口で消印を押してもらうまで確認すること。日本から送る場合は書留にすると確実。

【郵便料金(日本までの航空便)】ハガキ50K

【郵便局の営業時間】月〜金曜8:30〜16:00、土曜9:00〜12:00、日曜・祝日は休み(局によって異なることがある)。
日本大使館
・在ミャンマー大使館
No. 100, Natmauk Road, Bahan Township, Yangon, The Union of Myanmar(P.O. Box 841)
電話: (95-1) 549644〜8
Fax: (95-1) 549643
安全情報
● 外務省 海外安全ホームページ
安全だと思う国でも、まず一度はこちらをチェックしておいたほうがよいでしょう。

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観光情報

世界遺産
なし
主要都市
ヤンゴン:最大都市。かつての首都。
重要な交易地であり、ヤンゴン国際空港がある。
ネピドー:ヤンゴンに代わり建設されたミャンマーの首都。
ネピドーへの首都移転の理由は、ミャンマー政府によれば「現在の首都ヤンゴンよりも国土の中心に近く、国民のニーズに応えるためにはより適切な位置にある」ということであるが、真意は不明確であり、いろいろな説が唱えられている。
ンガパリ:ミャンマーを代表するビーチリゾート。
代表的な観光地
●ヤンゴン
シュエダゴンバゴダ:ヤンゴン最大の寺院。ヤンゴンを代表する観光地。
10トンもの金箔、2000カラットものダイヤモンドという豪華さが魅力。
夜はライトアップする。

●インレー湖
カックー遺跡:インレー湖の東側の山を越えたところの高原にある。
紀元前に建てられたパゴダ(仏陀の遺品を収納した仏塔)の周りに、12世紀になってこの辺りの支配者が各家庭にストゥーパ(仏陀の遺品を収納していない仏塔)を寄進し、1カ所に約2500のストゥーパが林立するという珍しい光景が広がるようになった。
英語の通用度
その他観光情報
・イメージされにくいが、意外と治安は良いほうである。
・ヤンゴンではエアコンをつけるかつけないかで、タクシーの料金が変わることがある。
・ミャンマーの縁起物のお守りは「ピッタ・イン・ダウン」。「投げて・も・立ち上がる」
「だるま」というより「おきあがりこぼし」のようなもの。
建物の前や店の看板、バスの運転席の前などにも置かれ、身近なものである。
ちなみに男性と女性がある。(前髪が違う)
・特に仏教の戒律で禁止されているわけではないが、ミャンマーでは牛肉はあまり食べられない。
農業で働いてくれている牛を食べるのは心情的に気が進まないというのが理由らしい。

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国旗・国歌情報

● 国旗の説明


国家の統一

平和と平穏

豊かな国土

勇気と決断力

● 国歌

国歌名
作詞作曲

歌詞

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その他国情報

主要産業
農業
国の有名人
●アウンサンスーチー:ミャンマーにおける非暴力民主化運動の指導者。1991年、ノーベル平和賞受賞。
ビルマの独立運動を主導し、その達成を目前にして暗殺された「ビルマ建国の父」ことアウンサン将軍の娘である。
国民性
・女性は勤勉で気立てがいいが、男性は女性ほど勤勉ではない。
・日本人に対しては優しいとも言われるが、日本人に限定したことではないと思われる。
その他雑学情報
・ミャンマーに名字はない。全て名前である。
・「黄金と水と微笑みの国」などとも言われる。
・およそ135の民族がそれぞれ独自の文化と歴史を持ち、暮らしている多民族国家。
・近年の政治体制の改革により、この国は今後変化していくと思われる。
・穀物自給率は100%以上だが、国民の所得は低く、アジアで最貧レベルといわれる。
・国民の所得は低く、月収5000円以下で7割が食費に費やされるとも。
しかし恵まれた自然環境と食文化によって、国民生活は決して貧しいものではないという。
町を歩くと、いろんな食材を目にすることができる。
・モノを大切に最後まで使う習慣があり、街中には様々なものを修理する修理屋がある。
・エーヤワディー川とはミャンマーを南北に縦断する川。ミャンマーの命の源とも言われる。
ヒマラヤ山脈を源流とする大河で、ミャンマーの地理を把握する上では外せない。
・町を走る車の多く(約95%)が日本の中古車であるが、中国車もある。
・ミャンマーでは車は資産という考えがあるらしい。
・正規ではない闇ガソリンスタンドも見受けられる。
・働く女性がとても多く、有望な人事は男性よりも多いという。
・タナカーと呼ばれる、柑橘系の木の樹皮をすりおろし乳液状にした、日焼け止めがある。
またタナカーをオシャレとして顔に塗るのが流行している。タナカーは木の名前。
・タイとの国境付近に住むカヤン族は首長族として知られ、女性のみ子供の頃から真ちゅうのリングを首につけ、首を長くしていく。(実際には首が長くなっているのではなく、首から下の肩のラインが下がっているのだが)
その理由は伝統的な美意識の他、諸説あるという。
・宝くじに当たった人の顔写真が店に貼られる。
仏教の教えで、宝くじの当選は日頃の行いがよいためと信じられている。
・ミャンマーでは翡翠やルビーなどの原石も産出されている。
特にルビーはミャンマー産に質のよいものが多いという。
・ミャンマーはジャンパンプレムアムがある(日本人に対して優しい)といわれ、女性は勤勉で気立てがいいともいわれる。
しかし男性は女性ほど勤勉ではなく、人前で怒るのは禁物ともいわれる。
・ミャンマー人は、自動車や電気製品を作り出した国ということで日本人を尊敬している傾向があるのだという。
・ミャンマーはバスの運賃の徴収も自己申告制が主流。
経済の専門家がミャンマーの労働者について「中国やベトナムに比べて拝金主義でないのが、経済発展という点ではもどかしい」と語っているほど。
・かつて外交が盛んでなかった頃、映画は市民の娯楽であったため、映画を通じて日本を知った人も多い。
中年世代では菊池桃子が人気らしい。
・一生涯に数度は出家をするといわれる。
8〜13歳の間で1回。20歳を過ぎてから1回というケースが多い。
出家先の僧院では勉強も教えてくれるので、学校に通えない子供も少なくない中、識字率は高めだという。
・男性が、女性物のロンジーの下をくぐると不幸になるという言い伝えがある。
デモの際は、女性物のロンジーを吊るすことで時間稼ぎをしていた。
・仏教徒が多く(9割)、国内には仏教徒のための巡礼地がいくつかある。
ゴールデンロックは昼夜朝と参拝するため、近くの広場で一夜を明かす人も多い。
・バングラデシュ〜ミャンマーにはロヒンギャと呼ばれる人々がおり、国から国籍を与えられず、差別や迫害を受けている。
多民族国家のミャンマーの中でも、特に貧しい生活を強いられている。
他の人々はロヒンギャを見下すことで優越感を得、国民の不満のはけ口に利用されているという問題がある。

※当頁はWikipediaからの引用を含んでいる項目があります。
情報が最新でない場合がありますので、参考としてご覧下さい。


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