ネパール

南アジアの共和制国家(2008年に王制廃止)。
東、西、南の三方をインドに、北方を中国チベット自治区に接する西北から東南方向に細長い内陸国である。
国土は世界最高地点エベレスト(サガルマータ)を含むヒマラヤ山脈および中央部丘陵地帯と、南部のタライ平原から成る。
ヒマラヤ登山の玄関口としての役割を果たしている。

多民族・多言語国家(インド・アーリア系の民族と、チベット・ミャンマー系民族)であり、民族とカーストが複雑に関係し合っている。
また、宗教もヒンドゥー教(元国教)、仏教、アニミズム等とその習合が混在する。
経済的には後発開発途上国である。農業を主たる産業とする。ヒマラヤ観光などの観光業も盛んである。

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国情報 目次

基本情報

ネパール
Federal Democratic Republic of Nepal

正式名称
ネパール連邦民主共和国
首都
カトマンズ
最大の都市
カトマンズ
通貨
ネパール・ルピー(NPR)
公用語
ネパール語 国の標語
ラテン文字転写:Janani Janmabhumishcha Swargadapi Gariyasi (サンスクリット語:祖国は天国より素晴らしい)
面積
140,800平方km(93位) 人口
29,331,000人
民族構成
チェトリ15.5%、丘陵ブラーマン12.5%、マガール族7%、タルー族6.6%、タマン族5.5%、ネワール族5.4%、イスラム教徒4.2%、カミ3.9%、ヤーダブ3.9%、その他32.7%、不明2.8% 宗教
ヒンドゥー教徒80.6%、仏教徒10.7%、イスラム教徒4.2%、キラント教徒3.6%、その他0.9%(2001年国勢調査)なお、ヒンドゥー教は国教ではなくなった。
国歌
題名なし ISO 3166-1
NP / NPL
時間帯
UTC (+5:45) サマータイム
なし
ccTLD
.np 国際電話番号
977

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滞在情報

祝日・祭日
電圧とプラグ
電圧は220Vで周波数は50Hz。
コンセントは3つ又のBFタイプが多く、日本の電化製品を使用するときは変圧器と変換プラグが必要。
ビデオ・DVD方式
テレビ・ビデオはPAL方式。日本やアメリカのNTSC方式と異なるので、一般的な日本国内用ビデオデッキでは再生できない。DVDソフトはリージョンコードが日本と異なっている(日本は2、ネパールは5)。ネパールで売られている海賊版DVDはリージョンフリーも多いが、日本への持ち込みは違法となるので注意。

水道水をそのまま飲まないほうがいい。ミネラルウォーターはスーパーや雑貨店で購入でき、1L入りのペットボトルでRs15〜50程度。ローカルな食堂ではウマレコパニ(煮沸した水)を頼むとよい。ホテルやゲストハウスによっては、水道水をフィルターで漉したカネパニ(飲料水)を用意しているところもある。
郵便
【郵便料金】日本へのエアメールは、絵ハガキRs25、封書は20gまでRs35、50gまでRs78。ハガキや封書は1〜2週間、EMSは5日程度で日本に到着する。

【郵便局の営業時間】一般的に10:00〜17:00(10月中旬〜2月中旬は〜16:00)、土曜と祝日休み。
日本大使館
・在ネパール大使館
1253, Narayan Gopal Sadak Panipokhari, ward No.3 Kathmandu (North), Nepal.
(P.O.Box 264)
電話: (977−1) 4426680
Fax: (977−1) 4414101
安全情報
● 外務省 海外安全ホームページ
安全だと思う国でも、まず一度はこちらをチェックしておいたほうがよいでしょう。

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観光情報

世界遺産
  • サガルマータ国立公園 - (1979年、自然遺産)
  • カトマンズの渓谷 - (1979年、文化遺産)
  • ロイヤル・チトワン国立公園 - (1984年、自然遺産)
  • 仏陀の生誕地ルンビニ - (1997年、文化遺産)
主要都市
カトマンズ:首都。最大都市。
  
ポカラ:保養地。
  
代表的な観光地
●カトマンズ盆地
: ●ルクラ:エベレスト登山の出発地となる村。世界中の登山家達が集まる。
ナムチェバザール:エベレスト登山の拠点。エベレストに挑むならルクラから徒歩でまずここへ移動することになる。
英語の通用度
外国人相手に仕事をしている人には通じやすい。普通の人も多少は理解する。
その他観光情報
・国独自のビクラム暦というものがある。
・一般的な習慣としてネパールでは大皿料理をシェアすることはしない。ひとり一皿が基本。これは人が手を付けた食べ物は穢れているとされるため。

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国旗・国歌情報

● 国旗の説明


ヒマラヤ山脈の山々

月、王家

太陽、宰相

澄みわたるヒマラヤの空

国花シャクナゲの花

● 国歌

国歌名
作詞作曲

歌詞

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その他国情報

主要産業
農業、軽工業、観光
国の有名人
●近藤亨:世界でも有数の不毛の地といわれたムスタンの地に山から水を引き、作物を実らせ、学校や病院を作るなど尽力した日本人。農学者。
ネパール国からは勲章、日本国からは賞を数々受賞している。

●ナレンダ・マン・シン:元サッカー選手。
ネパールのサッカー選手として初めて国外でプレーした選手である。
2009年、カトマンズ・モデル病院にて黄疸の症状が出ていることから、入院していたところ11月27日亡くなった。
その他雑学情報
・ヒンドゥー教ではコップは汚れているものとされ、コップを使用しない人が多い。
水を入れた大きなポットを、口をつけずに回し飲みする。
・ネワール族は風習の1つとして、週に数回、何かとかこつけて100人以上の宴会をするらしい。
それで破産するという話もあるほど。
・ネパールでは、親しい間柄であれば男同士であっても手を繋いで歩くのが、ごく普通のことらしい。
・兄弟が同居する習慣があり、大家族が多いという。
・義務教育制度がなく識字率は65.9%ほど(2011年国勢調査)。
・17歳以下の児童労働率は約40%で、そのうち約20%は学校に通っていない。(2008年国勢調査)。
・1000フルムーンという、1000回新月を見た81歳以上の人を神様としてお祝いするヒンズー教の儀式がある。
・年間50万人が出稼ぎに行くというが、そこにつけ込み人身売買も横行しているという。
震災後、特にひどくなったとも。
・「グルカ兵」というネパールの山岳民族によって結成された世界最強とも言われる傭兵軍団あり、世界各地に派遣されている。
入隊試験も大変過酷であり、競争率も高い。

※当頁はWikipediaからの引用を含んでいる項目があります。
情報が最新でない場合がありますので、参考としてご覧下さい。


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