ボスニア・ヘルツェゴビナ

東ヨーロッパのバルカン半島北西部に位置する共和制国家、地域。首都はサラエヴォ。
ボスニア・ヘルツェゴビナ連邦とスルプスカ共和国(セルビア人共和国)のふたつの構成体からなる連邦国家である。

ほぼ三角形の国土を持ち、国境のうち北側2辺をクロアチア、南側1辺をセルビア、モンテネグロと接する。
ユーゴスラビアからの独立時、独立の可否や国のあり方をめぐってボシュニャク人、クロアチア人、セルビア人がそれぞれ民族ごとに分かれてボスニア・ヘルツェゴビナ紛争で戦った。

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国情報 目次

基本情報

ボスニア・ヘルツェゴビナ
Bosnia and Herzegovina

正式名称
ボスニア・ヘルツェゴビナ
首都
サラエヴォ
最大の都市
サラエヴォ
通貨
兌換マルク(BAM)
公用語
ボスニア語、セルビア語、クロアチア語 国の標語
なし
面積
51,129平方km(124位) 人口
3,767,000人(119位)
民族構成
ボシュニャク人48%、セルビア人37%、クロアチア人14%、ロマ他1% 宗教
ボシュニャク人の多くはイスラム教、クロアチア人の多くはローマ・カトリック、セルビア人の多くは正教会である。
国歌
インテルメツォ ISO 3166-1
BA / BIH
時間帯
UTC +1 サマータイム
DST +2
ccTLD
.ba 国際電話番号
387

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滞在情報

祝日・祭日
連邦と共和国で祝祭日が異なる。年によって異なる移動祝祭日(※印)に注意。
2011年(2012年)
1月1〜2日 元日
1月6日 セルビア正教のクリスマス・イヴ(共和国)
1月7日 セルビア正教のクリスマス(共和国)
1月9日 共和国の日(共和国)
1月14日 セルビア正教の正月(共和国)
3月1日 独立記念日(連邦)
4月22日 ※カトリックの聖金曜日(連邦)(4月6日)
4月24日 ※カトリックの復活祭(連邦)(4月8日)
4月25日 ※カトリックの復活祭の翌月曜(連邦)(4月9日)
4月24日 ※セルビア正教の復活祭(共和国)(4月15日)
4月25日 ※セルビア正教の復活祭の翌月曜(共和国)(4月16日)
5月1日 メーデー
5月9日 ファシズムに対する勝利の日(共和国)
6月28日 聖ヴィトフの日(共和国)
8月30日〜9月1日 ※ラマダン明けの祭り(連邦)(8月19日〜21日)
11月1日 万聖節(連邦)
11月16日 ※犠牲祭(連邦)
11月21日 デイトン合意の日(共和国)
11月25日 国家の日(連邦)
12月25日 カトリックのクリスマス(連邦)
電圧とプラグ
電圧は220Vで周波数は50Hz。
コンセントは3つ又のBFタイプが多く、日本の電化製品を使用するときは変圧器と変換プラグが必要。
ビデオ・DVD方式
ボスニア・ヘルツェゴヴィナのテレビ・ビデオ方式(PAL)は日本(NTSC)と異なるので、一般的な日本国内用ビデオデッキでは再生できない。DVDソフトは地域コードRegion Codeが日本と同じ「2」と表示されていれば、DVD内蔵パソコンでは通常PAL出力対応なので再生できるが、一般的なDVDプレーヤーでは再生できない(PAL対応機種なら可)。

水道水をそのまま飲むことはおすすめできない。ミネラルウォーターは市販されており、炭酸入りと炭酸なしがある。
郵便
郵便制度は統一しておらず、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ連邦ではBHポシュタBH Posta、セルビア人共和国ではポシュテ・スルプスケPoste Srpske、クロアチア人地域では、フルバツカ・ポシュタHrvatska Postaとなる。

【郵便料金】日本へのエアメールの場合、サラエヴォからはハガキが1.20KM、10gまでの封書は1.70KM。セルビア人共和国からはハガキが1.80KM、10gまでの封書2.30KM。だいたい1週間くらいで届く。
日本大使館
・在ボスニア・ヘルツェゴビナ大使館
Bistrik 9,71000 Sarajevo,Bosnia and Herzegovina
電話: (387-33) 277-500
Fax: (387-33) 209-583
安全情報
● 外務省 海外安全ホームページ
安全だと思う国でも、まず一度はこちらをチェックしておいたほうがよいでしょう。

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観光情報

世界遺産
  • モスタル旧市街の古橋地区 - (2005年、文化遺産)
  • ヴィシェグラードのソコルル・メフメト・パシャ橋 - (2007年、文化遺産)
主要都市
サラエヴォ:首都。最大都市。
ヴィシェグラード:セルビアとの国境近くの町。アンドリッチ「ドリナの橋」の舞台。
モスタル:世界遺産スタリ・モスト(古い橋)を中心に発展した都市。
ブラガイ:モスタルから南12kmにあるローマ以前から砦が築かれていた歴史ある町。
メシュゴーリエ:モスタル南西にある小さな村。カトリック教徒にとっての奇跡の地。クロアチア人がほとんどを占める。ワインの産地でもある。
代表的な観光地

: ●
英語の通用度
その他観光情報
・ヨーロッパでも特に物価が安いといわれている。
・チェバピ(チェバプチチ)はボスニアの伝統料理。
牛乳を温めてできる乳製品・乳脂肪分60%のカイマックと、ひき肉を焼き固めたもので、イスラム教徒が多いので牛肉を使用している。

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国旗・国歌情報

● 国旗の説明


青と星…EUの一員であることの表れ

希望と太陽

逆三角形…国土の形、3つの民族の融和の願い

● 国歌

国歌名
作詞作曲

歌詞

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その他国情報

主要産業
木材業、鉱業、繊維業、電力
国の有名人
●エディン・ジェコ:サッカー選手。
代表では最多出場記録、最多得点記録の保持者。 ●イビチャ・オシム:元サッカー選手、サッカー指導者。
世界各国で豊富な指導歴を持つサッカー指導者であり、Jリーグでもジェフユナイテッド市原監督に就き、脳梗塞で倒れるまでは日本代表の監督も勤めた。
●ヴァヒド・ハリルホジッチ:元サッカー選手、サッカー指導者。
世界各国で豊富な指導歴を持つサッカー指導者であり、2015年3月から2018年4月7日まで日本代表監督を務めた。
●エルヴィル・ボリッチ:元サッカー選手。
代表の歴代キャップ数、歴代得点数記録保持者。
●ダニス・タノヴィッチ:映画監督、脚本家。
●イヴォ・アンドリッチ:小説家、詩人、外交官。1961年のノーベル文学賞受賞者。
国民性
聞き上手な人が多いという。
その他雑学情報
・モスタルはかつての民族紛争の舞台で、3民族共通の英雄としてブルース・リーの像が建てられた。

※当頁はWikipediaからの引用を含んでいる項目があります。
情報が最新でない場合がありますので、参考としてご覧下さい。


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